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一酒三菜~はちきんの厨房

土佐のはちきん主婦のたまぁにのお菜を紹介します。
尚、コメントは承認制にさせて頂いてます。

8月13日~14日 オーベルジュ内子へ☆その③

2011年08月28日 | 旅行
夕方まで寝たり起きたり読書をしたり・・と優雅なひと時を過ごしていたらそろそろ
Dinnerタイムになりました。

ヌーベルキュイジーヌのコンセプトのフレンチなので、部屋着でくつろいでいたけれど
お着替えをしてダイニングへ (笑)
このメリハリがいいんですよ、うん♪

コテージから、ダイニングやロビーのある建物には外に出てから行かないといけないのですが
晴れてたらいいけれど、これで雨でも降ってたらちょっとねぇ・・と思われるたった一つの
難点と言うか、気になった箇所です。

お食事するところです↓


6時過ぎですがまだ外は明るくて、こんな具合でした。



ワインはまずは白をチョイス。
いやん、ボトルワインが高~い (・_・;)
でもグラスワインじゃ足りな~い・・・・・・・・・
一番安いのは何となく恥ずかしいので、中間価格の辛口のさっぱりしたのをお願いする。
それでもワインだけで8,000円。
癒されに来たのですから、細かい事は悩まないようにしよう。



アミューズ、前菜、本日のスープと続けてご紹介。



そして、お魚二種なのですが、なんと一品目は刺身・・・・ですがぬたの代わりにフレンチのソース。
白身の刺身が全然違う味わいに変身です。
これはワインに合いますねぇ♪



そして鮎の塩焼き。塩焼きと言っても塩を練り込んだパイ生地に包まれて焼かれた鮎です。
おっされー☆
ソースもちょっと変わってて美味しかったです。



少しずつ夕闇に包まれてきました。
ここは暗くなったら電気は使わずに、木蝋の灯りだけでディナーを楽しむ事になっているそうなのです。
蝋燭の灯りだけって・・・エライ暗くないかい?

これは、ローストビーフのお寿司と、酢で〆た魚におからで作った酢飯をコラボした一品。
ワイングラスを寝かせた器に盛り付けています。
↑この技は私も試させて貰おうっと♪



そろそろ白ワインも残り少なくなって来ました。
いつものように一杯ずつ赤のグラスワインを頼むのかな?と思ったらオットがちょっと太っ腹になっていて
赤もボトルを入れると言う。(・_・;)

飲みきれなかったら部屋で飲んだらいっかぁ???♪
と、ほろ酔いのツマもテンションあげあげ。
こんな事だからオトツマ家計はアルコールのエンゲル係数が高いんだよなぁ・・と翌朝ボトルを見てちょっぴり後悔 (笑)
それでもまだしっかりしていた私は、一番安いのを注文。ふぅ、危ないところだった(・_・;)



お肉料理の前にグラニテが・・・・


すっかり夕闇に包まれて、木蝋が灯されました。
ムード満点ですが、食い気と飲み気しか無く、近眼のオトツマにはかなり暗い。

一品目のお肉料理は鴨で、ベリー系のソース。



二品目のお肉はボリュームたっぷりビーフでございます♪



しめに、リゾット風のライス料理が出て・・・



そしてデザートで終了☆



もう、大満足のDinnerです。
味もさることながら、斬新な発想と素材はかなりの感動☆
もう一回別の季節に是非訪れてみたいものです・・・・・・・・・・(実は翌朝クリスマスに仮予約しちゃいました❤)

この秋に、内子とドイツのある街が姉妹都市になると言う事で、12月の料理はドイツ料理と内子の素材とフレンチの
ヌーベルキュイジーヌになりそうだとの事。
今からとっても楽しみです♪

そして、翌朝の朝食。
いちいちご飯食べるのにこうやって外を歩くのが面倒と言えば面倒だし、日傘も面倒と言えば面倒・・・・・・

すごい山奥でしょ?

でも美味しい食事にありつけたのでヨシとしましょう♪
和洋別々に選ぶ事も可能だったので、オットが和食、私は洋食にしてみました。

まず和洋両方に出てきたフルーツベジタブルジュース3品。
これが、超美味しいの☆



小松菜と人参とパンプキンなんですがそれぞれ果物がミックスされていて、こんな美味しい生ジュースは初めて。
毎朝飲めたら、美肌間違いナシです。

ごきげんツマさん❤

まずはオットの和食



いいねいいねーこういうチマチマ。

私の洋食はと言うと、結構なボリューム。



普段こんなに食べないから、オットに押し付けてしまいました (笑)
食後の珈琲のサービスは、席から移動してテラスや別のソファーなどでゆっくりサービスしてくれる♪なんてのも粋な
はからいでした。

朝食の後は、大浴場でひとっ風呂浴びてぶらぶら館内を散策してお部屋に帰ってまただらだら。
セルフタイマーで一ますパチリ☆



本当に大満足のホテルでした。
食事は最高だし、お部屋もサービスも最高。
是非また訪れて、癒されたいです。(最近特に癒しを必要としていますので・・・)


12時前にチェックアウトして、近くの道の駅にお土産を買いに。
内子は果樹園がたくさんあるのでも有名。
梨やぶどう狩りができるのですが、オットがスズメバチを怖がって拒否したので仕方なく販売しているのを
買う事になったのです。
まったくどうしようも無いビビリ君です・・・・・・・

朝採れたての梨や桃をたくさん買って大満足していたらそろそろお昼。
この辺りでは【小田のたらいうどん】と言うのが名物で、たらいに入ってるうどんを食すのが普通なんですが、
道の駅に隣接しているうどん屋さんなので、さすがにそれは無かったです。
が、讃岐うどんよりもコシのあるぶっとい黒っぽい麺は、なかなかの美味。
これはツマのオススメです♪

オットは天ぷらざるうどん



私は豚しゃぶぶっかけうどん




さっ、ぼちぼち高知目指してのんびりドライブ気分で帰りましょう~
あーー癒された♪満たされた♪楽しかった♪


自分たちに買ったお土産一覧☆

まず地元の梅酒一本!!もちろん一升瓶売りで・・・・




内子の木蝋と手作りの蝋燭立てを・・・




オットが停電したら使うって言ってるけれど、そんな時にこんな高いもの使いません。
カメヤマろうそくがちゃんとあるから (笑)







8月13~14日 オーベルジュ内子へ☆その②

2011年08月26日 | 旅行
さて、猛暑の中歩きつかれてようようチェックイン。
本来の目的である、宿でのんびり!!を堪能しなければ・・・
↑この堪能しなければと言う発想が既にのんびりできていない日本人の気質(-_-;)


その①で紹介しました【オーベルジュ内子】に到着しました♪

この写真はチェックアウト後に撮ったものですが、ホテルの正面玄関で。
この建物はロビーとレストランと大浴場だけで、客室は一つ一つが独立したコテージになっています。
コテージは5つしかなくて、一日最大5組のお客様しか宿泊出来ないと言う何とも贅沢なホテル。



チェックイン手続きも案内されたコテージでしてくれました。



まずはウェルカムフルーツのぶどうと冷蔵庫には無料のビールとミネラルとお茶が♪
至れり尽くせりです♪



案内されたお部屋があまりに素敵だったので、しばし時間を忘れて写真を撮りまくりました。

まずはベッドルーム。白を基調としたシンプルな部屋に感激。



そしてリビング。こちらもくつろげそう~



リビングの向こう側にはタダっ広いテラス。
目の前には緑が生い茂っていて、マイナスイオン全開です♪





室内のお風呂からもテラス越しに外の風景が見渡せます。



こちらは洗面とシャワールーム。

あ、鏡に写っちゃった (笑)

興奮もさておき、大汗かいてぐしゃぐしゃになったオトツマは早速内風呂に入る事に。

ちなみに、翌日入った大浴場の方はこんな感じ↓





風呂上がりは冷えたビールを飲みながらテラスでのんびりと・・・・






オットは虫を異様に怖がってましたけれど。。。。
この人は田舎暮らしのくせに、ほとほと弱虫です(^_^;)

ビールの後はお昼寝を・・・・
バスローブが暑苦しくて、この後備え付けのじんべえに着替えます(笑)




しばし夕方まで惰眠をむさぼる。
これぞこの旅行の醍醐味なのです!!!

オカンの事も忘れて、オカンの嫌味も忘れて全てを忘れて非日常へGOGOGO♪

その③へ続く・・・・・


2011.8.13~14 オーベルジュ内子へ☆その①

2011年08月25日 | 旅行
今年の夏休みはとにかくのんびりしたかった。
息を抜きたかった。
だらーーーーんとしたかった (笑)


と、勝手に私が思って旅行の計画をたててしまっていた。
(去年はアクティブに四万十川でカヌーになんか乗ったりしたんですけどね)


愛媛県の内子市に昨年オープンしたばかりの

☆オーベルジュ内子☆  HPサイトへ♪

オーベルジュと言うだけあって、料理には特に期待大です♪

ここは、高知の山奥にもあるオーベルジュ土佐山の姉妹ホテル。
自然と静寂を満喫し、美味しいものを食べてくつろぐ・・と言うのがコンセプト。
よって、部屋の中には時計もテレビもありません。

チェックイン14時でアウトが翌日正午までオッケー♪
ゆっくりお部屋でくつろげるのです。

癒されたい気持ちでいっぱいのツマはいそいそと内子へ出発しました!!

オーベルジュ内子へのチェックインの前に、せっかく内子まで来たのですから、有名な
白壁の町並みを見学する事に。


内子は江戸時代から『木蝋』の町として栄えていました。
【木蝋・・・櫨(はぜ)の木から作った蝋燭の事を木蝋と呼ぶそうです】

今でも、数少ないですがお土産として木蝋が売られています。

そしてもう一つ、内子で有名なのが白壁。
木蝋や和紙で栄えた商家が連なっている地区で、今でも漆喰の塗り壁や海鼠壁、格子や床几などが
昔のままの姿で現存している街並みです。




この日の気温は真夏日。グラサン、日傘、首タオルは必須・・・・



そうそう扇子も使わないと、もう暑くて溶けちゃう勢い・・・



実際に人が住んだり、商売している建物ばかりで、江戸の息遣いを感じました。



こんなものがフツーら売られています↓ (笑)



オットもとうとう日傘を途中で購入。640円也!
この人よく熱中症になるので要注意なのです (-_-;)


家と家の間に突然お稲荷さんが出現。
江戸っぽくて情緒満点でしょ?ちゃんとお参りしましたよ!!


しかし、建物をリフォームする時は現代風建築は建てる事ができず、外観は統一された雰囲気にしなければ
いけないらしく、そのための補助金も出るらしいのですが、なかなか大変そうです。
美観地区ならではの苦労ですね。



お昼を過ぎてお腹が減ったので、白壁地区のマップにも書いてあった名物を食す事に。

郷土料理 りんすけ



こちらで【鯛めし】を頂きました。
ランチタイム時に来るお客の95%以上の方が鯛めしを注文するぐらいの人気です。



ぷりっぷりっの瀬戸内の鯛が、もう最高に美味しくて一気にパワーアップです♪


がっつくツマ★
これを写しているオットは大口開けたツマの顔を見て、どう感じているのだろう・・・(^_^;)


☆内子座☆   関連サイトへ

大正5年に建てられた、歌舞伎、文楽、人形芝居などで彩られてきた木造の劇場です。
年に一度の文楽興行が8月にありますが、(この時はやってなくて、翌週からでした)これも毎年大好評のようです。





私たちが訪れた時は、たまたま地元の伝統芸能研究会に所属する高校生有志達が力強い太鼓や踊りを披露
していました。



力強い太鼓の音はなかなかのもの☆。
将来、たくましい男になって下さい❤  

記念に着てもいいですよ、と書かれてい法被を拝借♪

 ちなみに背中には内子座と書かれています!


再び内子の街並みに戻りぶらぶらとしていたら、町屋博物館なるものを発見。
江戸時代には薬屋をしていた建物と言う事で、入り口は蝋人形の主人と番頭さんが座っていました (笑)







そして、聞いた事もなかったけれど、内子の名物【酢卵】と言うドリンクの看板発見。



名物と言ってもここでしか作ってないらしい。
お酢と卵が腐った、おっと発酵と言うのか・・みたいな強烈な臭いがあたりを漂ってました。

・・・・・・・・でも健康にはいい・・・らしい・・・・(^_^;)
とても飲んでみる勇気はなかったですが。



いよいよホテルにチェックインします その②へ続く!!






そうだ、京都へ行こう☆・・・②

2011年06月17日 | 旅行
南禅寺を見学した後は、オットは仕事へ戻り私はそのまま銀閣寺へ。
哲学の道を歩くと言う案もありましたが、しんどいのでパスで・・・・(^_^;)


銀閣寺


足利義政が義満の建立した金閣寺にならって建てたのがこの銀閣寺。
当時はどうだったかは不明ですが、金ぴか金閣寺よりは落ち着いたたたずまいの銀閣寺の方が
私は好きです♪









さすがに銀閣寺は物凄い人出でした。




銀閣寺から市バスに乗って京都駅へ戻り、預けていた荷物を持って一足先にホテルにチェックイン。
さすが週末の京都。
主だったホテルはどこも満室で、ちょっと古いとこしか空いてませんでした・・・
ま、突然でしたからね(^_^;)

オットが来るまでに1時間ほど時間があるのでちょっと一休み。zzz


オットと合流した後は、お楽しみの夕食へ。

以前、お正月に奈良旅行をした時に食べた、お箸と信楽焼のお皿で食べるフレンチのお店の
京都店に予約を入れていました。
奈良のお店がとーーっても美味しくって、また機会があったら是非行きたいと思っていたのです♪


奈良旅行フレンチ


O.MO.YA東洞院店   HP


奈良の店もこのお店も、築100年以上の町屋を改築してフレンチレストランとして営業している
とっても素敵なお店です。
ちなみに、座敷で座布団なのです☆  これがまたいいんですよねぇ、日本人なので (笑)



江戸時代は呉服屋さんだった町屋だそうです。



人気のお店なので、予約でほぼ満席でした☆




まずは白のイタリアワインで乾杯です♪







私たちが頂いたのは5,250円のコース。

【前菜 水茄子とトマトのマリネ】



【前菜Ⅱ 冬瓜と豚肉のコンソメ煮こごり】




【前菜Ⅲ 鱧のあられ揚げ 梅肉タルタルソース】



波も水茄子など、京都の食材を使っていてこれもまた素敵。
和食器でいただくフレンチは肩が凝らずに食べれていいですよ♪


【本日のスープ とうもろこしのスープ】



【お魚料理 鮮魚の白ワイン蒸し スパイシーな海老クリームソースで】




このお魚のソースが絶品でした♪


【お肉料理 和牛を使った本日の一皿】



肉料理の前に、ボトルは空になってしまったので、赤のグラスワインを追加で・・・・
京都の方はあまり飲まないのか、お客さんでもボトルで頼んでるのは私たちぐらい。(笑)
おまけに追加でグラスワインを頼んでいたら、後ろのカップルの男性が驚愕の目で私たちを見てました。
(君、見過ぎだっちゅうの・・って言うぐらい見てました (^_^;))

ちなみに、オットはワインの前に生ビール飲んでます (笑)
おかしいかしら?フツーなのに・・・(-_-;)


そしてデザートと珈琲を頂いて・・・




至福のひとときでした。
あーーー美味しいものってなんでこんなに幸せにしてくれるんでしょう♪

また機会があったらこのお店には来たいものです☆




翌日はオットは朝から奈良へ仕事に行き、私だけゆっくりチェックアウト。
京都駅の周辺でお土産を買ったり。

自分の為に買ったのはこの【風呂敷】。
1615年から京都で風呂敷や手ぬぐいを売り続けているらしい老舗のお店

永楽屋 細辻伊兵衛商店で購入。

風呂敷って一ついいものが欲しかったんですよーー♪
柄も少しだけ現代風で、とても気にいりました。
桜の柄ですけれど、生地の色が黒なのでそんなに春春っぽくないので年中使えそうかな?




オットに見せたら、風呂敷?風呂敷ってあの風呂敷?
・・・・・・・・・何に使うの?  と言われ。

えーー?包むのさ!!! (・_・;)

何を?

・・・・・・・・・・・色んなものをだよーー!!  (--〆)

いつ?

・・・・・そのうちだよーーー!!!! (・へ・)

とするどいツッコミをされて、キレてしまったツマでした (笑)


大阪で合流した後はオットの車に乗って一路高知へ。
突然の旅行でしたが、とっても満喫できました♪

オットちゃま、無理について行ってごめんなさい、そして色々とありがとう❤












そうだ、京都へ行こう☆・・・①

2011年06月13日 | 旅行
オットが急な出張で関西方面に行く事になりました。
しかも金曜から土日またいで三日間。

仕事なんだけど、ちゃんとした仕事じゃないって言うか・・・
うちの会社の業界の団体から依頼された視察みたいなもので。

朝から晩まで詰まってる感じのお仕事ではないらしいのです。


むふふ・・・そうなんだーー♪

と言う事で土曜の朝、飛行機で大阪に飛びバスに乗って京都まで行く事にしちゃいましたーーー♪
8時40分の飛行機に乗り、京都行きのパスに50分。
11時30分には南禅寺に着いちゃいました~(=^・・^=)

朝から1軒視察を済ませたオットと待ち合わせ❤
次の視察まで時間があるので、一緒にランチをする事にしました。(オットは車なので)

南禅寺と言えば有名なのは・・・




湯豆腐を食べるぞとテンションあげあげのツマですが、オットは暑いからと消極的。
仕方ないから私だけ湯豆腐定食にして、



↑けっこうな量で結局湯豆腐はオットに手伝って貰いました(笑)

オットは京懐石弁当に☆




共に3700円と、なかなかのお値段です。
南禅寺湯豆腐は名物ですからね、どこもこんな感じでした!!
私たちが頂いたのは【八千代】と言う旅館に隣接している、湯豆腐専門店です。



そして南禅寺の見学。
オットも時間の余裕がまだあったので、一緒に行ってくれました。


臨済宗大本山 南禅寺






ぷぷぷ(笑)、土曜の観光地なのにスーツのズボンにワイシャツなの。
ネクタイ外してクールビズだけどねっ☆


↑はあくまでも勅使門で、【南禅寺の三門(山門)】で有名な門はこれです↓
ちなみに重要文化財でございます。




上の方になんだか人がたくさんいますねーー
そう、今からこれを登るのです!!




めちゃくちゃ狭くて勾配が急な階段をえっちらほっちら・・・
頭、気をつけて下さいねーー汗




上から下界を見下ろすの図。
三門の上は、外国人の方々と修学旅行生で満杯でした!!



三門を降りて、木立の中を奥へと歩いて行くと、国宝の【方丈】があります。

ただ、この方丈入り口も非常に分かりづらく、なんか奥まった場所にあり看板も無く結構見逃してしまいそうな
佇まいなのです。

その証拠にあれだけ三門付近は賑わっていたのに、まーーーーったく人がいない。(・_・;)




素晴らしい枯山水の庭や、桃山時代の狩野派の手がけた障壁画がいくつも有り、見ごたえも十分なのに・・・



ガイドブックにも穴場中の穴場と書かれてましたが、本当でした(^_^;)



人が来ないのをいいことに、ぼけらーーと座って鐘の音を聞く。
日頃の嫌な事を忘れてしまいそう・・・・

かなり癒されました。


そして、別途料金でお茶もいただけます。









また、ここの茶室も癒されるんですよ。(人もいないし・・・)
目の前の小さい滝からは、しぶきが飛んできてマイナスイオンもたーーっぷりと・・・



オットも色々と嫌な事多いんだろうなぁぁぁ。


二人とも癒された後は、私は銀閣寺へオットはお仕事へと戻ります!!
あぁ、京都っていいわーー♪








2011年GW ご先祖様のお墓参りと親戚のお参りに九州へ☆パート2

2011年05月07日 | 旅行
さて、鎮痛剤と下痢止めを飲み体調を抑えつつ向かった先は長崎県佐世保市。
ここには私の父方の祖父の一番下の妹さんが住んでいらっしゃいます。
御年88歳で、現役の詩吟の師範です。

実は父方の里は詩吟の師範の出で、九州の親族皆さま詩吟の師範でいらっしゃるんですよね。
父も私が小さい頃たまにお風呂でうにゃうにゃと唸っていました・・・(^_^;)
↑当時は全く知らなかったし私たちは全く習っていないので無理ですが。

詩吟って多分皆さんあまりよく知らないと思いますが、少し前エ○詩吟の芸人が出てて
詩吟でHな詩を吟じてましたよね、あれですあれ。 怒
まったくもってあまりの下品さに、怒り心頭です!!

それはさておき、その叔母(呼称が無いので叔母と呼んでます)はもうお年でなかなか一人歩きも
出来ないので、今回の事でもやり取りさせて頂いていた側近のお弟子さんが駅まで迎えに来て下さいました。
ちょうどお昼時だったので、佐世保で一番美味しいと評判の【長崎ちゃんぽん屋】さんに。
佐世保駅のすぐ近くにある『香蘭』と言う小さいけれど、行列の出来るお店へ連れて行って
貰いました!!
幸い朝から飲んでいた薬のおかげで、下痢も止まり腹痛も消えていたので、いそいそと♪
↑この食い意地だから案外病気も早く治る(・_・;)

せっかくだからオットと別々の物を注文。
私がちゃんぽんで



オットとお弟子さんが皿うどん!!  



さすが本場、めちゃめちゃ美味しい。
ちゃんぽんってこんなに美味しかったんだと開眼☆
ちゃんぽんの方が少し薄味で胃に優しいお味。
でも、元気だったら揚げ麺の皿うどん食べたかったーーーーー(笑)
お弟子さんが言うに、大将の体調で塩加減が変わるとの事(^_^;)
今日はまずまずだわっておっしゃってました (笑)

そして叔母の待つ自宅へ。
旦那様は夜眠って、朝には冷たくなっていたと言う事で、多分苦しまずに亡くなったのではないかとのお話。
93歳と言うお年で大往生と言えばそうなのですが、やはり残された家族に悲しみはつきません。

私も、お見舞いが間に合わなかった事を祭壇の前でお詫びしました。

5年ぶりに会う叔母はひと回り小さくなってしまっていた気がしました。
少し痴呆の症状も出てしまっていて、細々した事は忘れてしまっているみたいです。
私たちが訪ねた事、覚えていてくれたらうれしいですが・・・・・

でも、ちゃんとお稽古はつけてるみたいなので痴呆が軽い事を祈ります・・・

色々と昔話をして貰ったりアルバムを見せて貰ったりと楽しい時間を過ごし。
あまり長居してもご迷惑だし、お疲れになるだろうと夕方の列車で博多へ向かう事に。
それに私の薬の効き目もヤバい状態になってきていたし・・・・(-_-;)

涙を流す叔母を抱きしめて、きっとまた来るからとお別れして来ました。
オットが近いうちに、佐世保のハウステンポスに旅行しがてら又叔母さんの顔を見に来よう
と言ってくれたので、その日が実現したらいいな・・と思います♪

駅に送って貰う途中、佐世保の名所を少しだけ見に連れて行って貰いました。
佐世保の九十九(くじゅうく)島を見渡せる高台に。
残念ながら曇っていたし小雨も降っていたのでこんな感じですが、晴れていたら絶景だそうで・・・




九十九の島があるわけではなく200以上の島が点在しており、たくさんの意味の言葉の九十九を使って
九十九島と言うそうです!!

HPより拝借

次に来た時は晴れていたらいいなっ♪


そして私たちは一路博多へ。
博多では駅に隣接しているホテル日航博多で宿泊です。
熊本はいいホテルが取れなくて、しかも喫煙ルームしか空いてなかったので最低でしたが、ここなら駅にも近いし
安心です。

チェックインが済み、せっかくだからと博多名物もつ鍋を食べに・・・
私の調子が良かったら、屋台にも行ってみたかったんですがちょっと無理っぽかったので身体も温まるもつ鍋に。





オットは苦手な生肉やもつを二日連チャンで食べさせられて、きっとテンションは低かった筈・・・



体調悪かったけれど、大好きなものを食べれて幸せなあたし・・・



とぉこぉろぉがーーーーー

翌日の朝からまたまた大変な下痢と腹痛。
しかも下血までする始末。ひぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー便器が真っ赤。
トイレに三度程行っても下血は止まらない。

何、何、これって何???????????
あたしって死んじゃうの???(T_T)

さすがにこれにはびびってしまい、予定していた新幹線での帰高を断念。
払い戻しをして急遽福岡空港から昼の便で戻り、その足で病院へ。

結局下痢は軽い食中毒、下血はそれから一度も無いのでどうやら下痢のしすぎで腸の入り口あたりが切れたか
もしくは・・・・・中に痔があってそれが切れたか・・・・・らしい。(・_・;)
真っ赤な下血だったのが、悪い病気じゃない証らしい。

失礼ね、あたし痔持ちじゃなくてよ!!(--〆)
腸が切れたのね、きっと。。。☆うん。

しかし相変らず原因不明の腹痛は続いているので、それはまた休み明けの話になりました。

せっかくのGW前半は、体調不良の旅行で終わってしまいました。
後半は、また義妹ちゃん一家が吠え叫ぶ犬と共に帰省するので、心身ともに穏やかに過ごせる
・・・・とは思えないが (笑)


そんなこんなのGWでした。




2011年GW ご先祖様のお墓参りと親戚のお参りに九州へ☆

2011年05月05日 | 旅行
お久しぶりです。
なかなかパソコンに向かう時間が取れなかったです。

忙しかったのもあるし、体調崩してふせってました・・・・・


持病の腹痛(憩室炎で腸が痛いのか、ストレスで過敏性腸症候群なのかはたまたヘルニアから来る腹痛なのか
子宮内膜症なのか未だ原因は掴めていないのですが)で色んな病院に行っていたのですが、さっぱり診断はつかず
全身の健康診断ばかりして貰っていた四月後半の日々・・・・・

色々お薬は頂くものの、結局鎮痛剤のロキソニンしか効かない私の身体。
そんな身体を引きずって、九州まで私の父方の祖父の妹さんのご主人が亡くなってしまったので、そのお参りとご先祖のお墓参りも
兼ねて九州縦断の旅に行っていました。(なかなか遠い関係ですが懇意にしているので☆)
93歳で大往生と言うのもあり、先方も大変だからと葬儀には敢えて間に合わない日にご連絡を下さって・・・
元々GWにお見舞いに行く予定だったので、一週間遅れで手を合わせに行く事に。
本当は3月の末にお見舞いに行く予定だったのに、震災があったので見合わせてしまったのです。
本当ならもう一度会える筈だっのに、あの時の決断を未だに少し後悔しています。
でも、震災一週間後だったのでとてもそんな状態じゃなかったんですよね・・・
安らかに往生されたとお聞きしたのでそれだけが救いですが。


まずは初日4月の28日。
旅費の節約もあるし、高知からはなかなかいい時間に飛行機も無いし福岡便しか無い関係で、列車の旅です。



今を思えば体調悪い中、列車の旅はそりゃ負担かかるよねぇ・・・
でも指定席のチケット取っちゃってたから、決行してしまいました。

まずは南風に乗って高知から岡山へ2時間半。
岡山で九州新幹線【さくら】に乗り換えて熊本まで一直線!!

撮り鉄の人が結構いましたよ(笑)

余談ですが私の父は熊本出身で、熊本男児ならではの寡黙な人でした。


新しい新幹線は普通の指定席でもとっても広くて、快適♪


足元に何故かコンセントまであって、パソコンや携帯の充電に使えるとの事。(驚)

車内販売で買った、新幹線開通記念幕の内弁当をつまみながらビールでほろ酔いに (笑)
体調良くないのに、飲むからいけないと言う説も有り・・・(-_-;)
しかも鎮痛剤飲んでいると言うのに、医者が聞いたら激怒しそうです。



そして、とうとう初めての熊本の地に足を踏み入れました。
色々あって今は熊本の親族とはあまり深い付き合いが無いので、教えて貰ったお墓参りだけに行きました。
オットも一度熊本のお墓参りに行って、ご先祖様に挨拶したいと言ってくれていたので、やっと念願が叶い
感慨深い想いです。
なかなか来れる場所では無いのでしっかり手を合わせて来ました。

せっかく熊本まで来たのだし、まだ日も明るいので【熊本城】見学へ。別名【銀杏城】。
加藤清正公が築城の時に銀杏をお手植えされたとの事からの由来。



真っ黒の外見はなかなかの見映えですね。



細川忠興、ガラシャ夫妻の顔だしパネルがあったのでここは当然・・・・
大河の【江】でももうすぐガラシャが登場するのでなかなかいいタイミングです♪



しかし、ちょっとお茶らけ過ぎかと反省(・_・;)

ホテルで一息ついた後は夕食。
熊本と言えば『馬刺し』以外の何物でもないっしょーーーーと言う事で馬刺しの美味しいお店を調べてイザ。

馬のレバーと霜降り赤身とたてがみと心臓。
ピンク色のお肉が最高に美味しそう♪











しかし、これがいけなかった・・・・
元々体調が悪かった上に列車の旅でしこたま疲れていた身体に、生肉を食ってしまうと言うのはこれまた医者が
聞いたら眉をひそめそう・・・
しかもせっかくだからと、熊本名物の米焼酎を飲む始末。

でも、食べてる途中で具合が悪くなり、馬刺しセット以外の料理が殆ど食べられないままギブ。涙
オットはぴんぴんしていたので、決して馬肉のせいではありません・・・
リアルタイムで、今ニュースで報道されている牛肉ユッケのO111とは関係ない事と思います。
馬肉はちゃんと、生食用と言うのが流通されているのですから!!
ただ、体調良くない時は生肉はやっぱ止めておいた方が良かったのかな。
でも、名物だしねぇ、せっかくの初熊本だしねぇ、食い意地が勝ってしまった結果ですので (笑)

翌日の朝からは酷い下痢と更なる腹痛に見舞われ、それでもチェックアウトして親戚の待つ長崎県佐世保市へ。
喪服に着替えてこれまた列車の旅です。

ホテルの人に下痢止めを貰い、身体に鞭打って出発しました。

更なる不幸はパート2へ・・・・







1月9日、10日 こんぴらさん参りとこんぴら温泉旅行・・・その③

2011年01月14日 | 旅行
さて、楽しみにしていた夕食です。

部屋食とお食事処と選択できたので、(料金は多少割高になりますが)ゆっくりくつろぎたいので部屋食を希望。
ノーメイクのままでも堂々としていられるので楽チンです。

・・・と言ってもお食事処に行く時でも基本入浴後はすっぴんで挑みますが (笑)

結婚前に一番最初に泊まりで行った温泉旅行の時からオット君の前ですっぴんにメガネで食事をしていた私に
『ツマちゃん、なかなかチャレンジャーだねぇ』と意味不明な台詞を吐かれた記憶が・・・
すっぴんでもあまり変わらないハズと自負していたのに、酷いわ!!!
と思ったのですがそういう意味ではなく、初旅行・初お泊りで30半ばの女性がいきなり素顔を見せる
と言う行為に感嘆したのだそうです。

ビミョーな言い訳 (-_-;)


さて、まずは乾杯の写真。




【食前酒】

【前菜】 河豚の煮こごり、砧巻き、醤油豆、等五種



【お造り】引田鰤、鯛、生うに、車海老、サザエ、等七種



【炊合】 鯛蕪



【焼物】 讃岐牛、名古屋コーチン、夢豚の石焼き





【強肴】 てっちり鍋



【揚物】 河豚の唐揚げ



これに吸い物とご飯と香の物、デザートがついて・・・
このロールケーキは和三盆を使ったお餅入りのロールケーキです。




全体的な量は私たちには丁度良かったのですが、目で楽しむって感じではなく。
お値段も安くは無かったので、期待していただけにちょっとがっかりでした。
なんか盛り付けや調理にはサプライズが欲しかった。
おまけにお刺し身や揚物の温度が適してなく、部屋食で時間がかかったのかもですがちょっとがっかりです。
お味は普通に美味しかったんですけどね・・・・・


その後はのんびりしながら晩酌しつつテレビなぞ見て・・・・
夜中に赤子の泣く声で目が覚めたオットはびびっていたそうで・・・
ちゃんと宿泊者の中に赤ちゃんがいたら怖くはないのですけどね (笑)

そして朝食も部屋食で。
朝風呂に行って身支度して帰ったらちょうどご飯の時間でした♪
朝食がお部屋ってのはなかなか良かったです。



ま、朝はこんなもんですよね。


出発前にロビーで一枚。



その後、どうしても朝には珈琲が飲みたいツマの為にこのラウンジでモーニング珈琲を飲み・・・







弘法大師空海様の生誕の地として祀られている、四国霊場八十八箇所の宇七十五番札所にもなっている

善通寺  参照


を訪ねました。




こちらも大変参詣客が多く、オトツマも祈願ろうそくなんぞを買って灯してきました。


 


最近、年のせいか神社仏閣を見て回るのが以前よりも多くなってきています (笑)
この調子でいくと、60代になったらお遍路さんでもしていそうです (^_^;)


2日目は善通寺だけを見て、昼前には香川を発ちました。
正月の疲れを癒しに来たのだから、疲れていては元も子もないと言うことで、後は早々に帰宅してくつろぐ事に。

こんなスケジュールも年寄り臭くて笑っちゃいます(-_-;)

オトツマの2011年しょっぱなの旅はここまでです。
さて次はどこに行こうかなぁ♪

お付き合い下さった皆様、ありがとうございました☆














1月9日 こんぴらさん参りとこんぴら温泉旅行・・・その②

2011年01月13日 | 旅行
さて、こんぴらさんのお参りが済んだ後は甘酒とおぜんざいを食べて少し休憩。
写真を取り忘れたのですが、香ばしく焼かれたお餅がとっても美味しかったです♪

そして向かったのは


四国こんぴら歌舞伎~金村座  参照

天保6年に始まった金比羅歌舞伎が昭和60年に現在の場所に移築、再開されたのですが、日本で最古の芝居小屋として
唯一の建物であり、ここにしかない仕掛けなどがたくさんあり、大変由緒正しい芝居小屋です。




毎年4月に一ヶ月間歌舞伎が公演されますがそれは何故かと言うと、窓(サッシ)が無く、板戸と障子のみの窓な上に
冷暖房が無い当時のままを移築復元しているので、真冬や真夏はとても興行できたものではないらしいのです (笑)
公演の無い時は入場料500円で見学できるようになっています。

去年は、大河ドラマ『龍馬伝』で龍馬暗殺を試みた京都見廻り組の今井信郎役の市川亀治郎さんが来られていました。
一年間、その幟が残っています。




今年は松本幸四郎、染五郎親子が出演予定だそうで。
たまぁにソメソメに似ていると言われるオットが何故か嬉しそうでした (笑)
単に目が細くてしゅっとしているだけですが・・・




この天井のブドウ棚と言う仕掛けも日本でここだけです。(裏方さんが登って、雪や花を降らす)



顔見世提灯。出演される役者さんの紋が吊るされる。
明りはこの提灯と障子を開けて窓からの太陽光だけで行われるので、夜間公演はありません。






謹慎中の某歌舞伎役者さんに代わって見得を切ってみました♪

役者さんの支度部屋は地下にあるのですが、蛍光灯なんか無いからこんなに薄暗いのです。
これをそのまま使ってらっしゃるそうで・・・
もちろん冷暖房はありません。



実際に役者さんや裏方さんが通っている舞台下の地下。
ここも寒いし暗いし、でもそのままの形を復元されているので時代を感じます。



これは床下で4人の裏方さんが人力だけで舞台の回転床を回す仕掛け。
機械ではなく今でも人力で実際回しているそうです。感動!!




そして二階の一番お高い席から見た舞台はこんな感じ




前々から行ってみたかったこんぴら歌舞伎。
いよいよ行きたくなって来ました。

今年のチケット取れるかな?
普通に申し込むと40倍から50倍の確率だそうで・・・
旅行会社とのセット販売じゃないと(要らぬ土産などが付いて料金がお高い)手に入らないみたいです。


そしてこの後今日のお宿にチェックインです。


琴平花壇  参照


寛永四年創業の歴史ある宿で、明治の文豪北原白秋や与謝野晶子、森鴎外達に愛され定宿とされていた様です。
彼らの泊まった部屋はそのまま特別室の離れとして現存しており、もちろんお高いですが泊まる事も可能です。
私たちは一般室ですが (笑)

なので敷地も広く、お庭も見事な手入れが行き届いていました。




最近改築もされているので、モダンなところはこんな風に・・・
チェックインはここでしました。
 

お風呂はこんな感じ。写真はHP等より拝借しました。



私たちの泊まったお部屋はここです。



入り口と外観はこんな感じ↓







さ、お風呂に入って旅の疲れを癒しましょう。

その後はお待ちかねの夕食です♪(=^・・^=)

1月9日 こんぴらさん参りとこんぴら温泉旅行・・・その①

2011年01月12日 | 旅行
2011年最初の旅行はお隣の県香川県にあるこんぴらさん。

金比羅さんとも金毘羅さんともそして金刀比羅とも書くけれど、どれも正解らしい。
歴史の中で様々な事情から呼称が変化していったのだそうです。

金刀比羅宮  参照


その昔、伊勢神宮や金毘羅参り、成田山詣でなんかにだけは、幕府が比較的容易に通行手形を発行してくれたらしいので
巡礼目的で、諸国からどどっと人が集まってきたらしく、なかなかの賑わいを見せたお寺だった様。
【入り鉄砲に出女・・で関所通行はなかなか難しかった時代ですから皆が飛び付くのも無理は無いですよね。しかしちゃんと今で言う
ツアコンみたいな御師と言う付添人が付くので勝手に別のところには行けなかったようです。】

結果、温泉も湧いていた事からなかなかの繁栄を遂げたこんぴらさん。
今もその賑わいは変わりません。

四国に住んでいながら行った事のなかったオトツマは一度は金毘羅詣でに行きたかったのでチャレンジ!!

チャレンジって・・・何を大袈裟なとお思いでしょう。

知ってる人は知ってらっしゃるかもですが、金刀比羅宮は最上段の奥社まで登るのに1368段。
途中の大宮(殆どの人はここでお参りを済ます)までても785段もあるのですーーーーーー

それでも一度は登っておきたいこんぴらさん。
と言う事で行ってきました。

まずは香川に来たのですから着いて早々のお昼はうどんです。
金刀比羅宮のふもとにはたくさんのお店がありますのでその中の行列のできていた一軒へ・・・



注文したのは普通のかけうどん。
785段登る途中にはたくさんのお店が出ているので、色々買い食いしたいからお昼は控えめに 笑






やっぱりコシがあっとしこしこしてて美味しいですねぇ☆

金毘羅歌舞伎のキャラクターが闊歩していたので捕まえて一枚!!





そして、とうとう魔の一歩を踏み出しました!!





とか大袈裟に書いてますが、子供もお年寄りもみんな登って行っていたので体力の無いツマでも何とかなるかな?
途中どうしても無理っぽかったらこんなものもあるみたいだし・・・



ちなみに料金片道5000円程度だそうです。

しかし、恥ずかしいのでカゴは最終案に置いといて・・・・
785段の途中、300段ぐらいまでは階段もなだらかで階段⇒平地⇒階段⇒平地って感じだし両脇にこんな風に
色々なお土産物屋さんや食べ物屋さんがぎっしりと軒を連ねているので、ゆっくりと覗きながら登れば大丈夫。

・・・な筈。





しかし、この店の人たちは毎日ここを通勤してるのか????
と尊敬していたら、実は裏道があって、上の方のご商売の方々は車で行き来できるようです (笑)
当然ですよねぇ、毎日往復300段ってどんな健脚やっちゅうの!!


一つ残念な事。
今年がうさぎ年だからなのか、何故かミッフィーとタイアップしていて、いきなりお出迎えの大門がこんな風に・・・





ミッフィーは嫌いではないけれど、歴史ある神社にこんな看板ははっきり言って興ざめです。
絵馬もおみくじも何もかもがミッフィー・・・・・・・・

喜んでいるのは子供だけじゃないか?
歴史の好きな私は、若干の怒りすら湧いてきていました。


と言いながらも笑顔でパチリ♪


途中の、重要文化財【旭社】の前で一休みしつつ、ここで終わりたいなぁと残り250段ぐらいを諦めたくなる。




が、せっかくここまで来たのだからと奮起。




旅館に借りた傘を杖にして、手すりに掴まって必死で登る。
ちなみに杖は貸出ししております、はい。



こんな急こう配な階段を登ってきました。
今どき珍しいアンチバリアフリーです。清水寺も完全バリアフリーになったとか言って表彰されていましたよね (笑)

やっとこさ到着した大宮で無事お参りをしました。
今年はいい事あるかしら?
初詣に行った時に引いたおみくじも、夫婦そろって大吉だったのです。



そして神社の庭から見えるのは有名な讃岐富士

標高460メートル程度の、本物の富士山に比べたらスケールは小さい山ですが形が似ているのでその呼称に。






讃岐富士をバックに・・・・ちょっと曇っていたので残念です。




降りる時に見た籠に乗ったご婦人。
びっくりしたのは担いでいる方が、どう見ても60代後半以降の年代の男性・・・・

そんな方の担ぐ籠には、ツマさすがに乗れませ~~ん (-_-;)
太ももぷるぷるしてましたが、最後まで頑張って自力で降りました、はい。


パート②へ続く・・・・