人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

京の町家 川崎家住宅(紫織庵)

2009-09-15 17:26:27 | 神社、仏閣、名所、
川崎家住宅 (紫織庵・・)
新町通りに面した川崎家の全景

江戸時代後期、寛政、享和の時代、典薬まで昇進した荻野元凱がこの地で初めて医院を開業し、明治時代までその子孫の教育所として使用されて来ましたが、大正15年室町随一の豪商、4代目井上利助氏が最新のライト様式のモダンな洋間を加え新築し、川崎家の本宅兼迎賓館として使用されていました大正期に建てられた「大壁造」の町家です。
庭内は、日本近代建築の父と呼ばれた武田五一が設計した洋間や数寄屋の名工、上坂浅次郎が手掛けた茶室等贅を尽くした建物です・・
現在「京都市指定有形文化財及び京都府医学史研究会史跡」に指定されています。冊子参照・・

玄関を入りますと右手に瀟洒な洋館が・・
武田五一がフランク・ロイド・ライトの建築を参考に設計し旧帝国ホテルと同じ外壁の石灰岩とタイルが貼られています(屋上は祇園祭の山鉾を見るための「鉾見台」が設えられていました。)
<

マウスオンで建物の内部をご覧ください。

お座敷内の様子は、夏バージョン客間の見事な屏風など祇園祭の宵山「屏風祭り」のままの状態を再現され楽しむ事が出来ました。
<
客間前庭の様子・・
< < < < <
< < < < <

渡り廊下の奥には二棟の大きな蔵が・・廊下の下に地下道が有り家人や庭師さん達が座敷を通らず出入り出来る様に設えられていました.お蔵の中には、今お商売の商品が展示されて居ました
<>

(タグは、Sakuraさま、non_nonさまにお借りいたしました)