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仁和寺と御室桜 (世界文化遺産と名勝)・・1

2008-04-17 22:20:52 | 神社、仏閣、名所、
仁和寺と御室桜・・
仁和4年(888)宇多天皇が創建、法皇に成って以来此処に御座所を置き「御室御所」と呼ばれ以来門跡寺院の筆頭として栄え、今も風格ある御殿が建ち仁和寺の伽藍は、応仁の乱の戦火を受け、応仁2年(1468年)にその大部分を焼失しました。現在の伽藍の殆どは、江戸初期の寛永年間に第21代覚深法親王が、徳川家光の寄進を得て再建されたものです。、御所から移した金堂(国宝)・御影堂、五塔、観音堂(総て重要文化財)等、伽藍が建ち並びます

二王門(重文)
仁和寺の正門にあたる「二王門」は徳川家光の寄進により寛永の再興時に建造されたといわれている。
左右に金剛力士を安置する事から二王門と呼ばれるそうです。京都の三大門(知恩院、南禅寺山門)の一つに数えられており、重要文化財に指定されています


勅使門(重文) 
四脚の唐門である建築本体と、扉や欄間などの装飾が見事な調和を見せる宮殿風門


金堂(国宝)
国宝「金堂」 仁和寺が、寛永年間に再興された時、京都御所の紫宸殿を移築し本殿としました。 本尊は、阿弥陀如来です


五重塔 (重文)
各層の屋根の大きさがほぼ同じという江戸期の特徴を示しています・


鐘楼(重文)
仁和寺の鐘楼は、袴型をしている為に袴腰型と呼ばれ江戸時代を代表するものです。


名勝、御室桜・・ (京都の桜の掉尾を飾る「遅咲き桜」です。)
樹高が低く根元より単弁の香りの高い白い花を咲かせます・十数種類の里桜が境内に200余り株植えられ、樹高は2~3メートル、起源は平安時代にまでさかのぼるそうですが、現在の樹は江戸時代初期に植えられたものだそうです。
(先日の新聞によりますと御室桜が低木なのは、粘土質の地層で、根が育ちにくかった可能性が高いと調査発表されました。)

このお花が終わる頃には、京都の街も新緑の候へと徐々にさま変わりして行きます・・
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サムネイルにマウスを当てて下さい。タグはnon_nonさまにお借りしました。

※、昨年2006年にも御室仁和寺を投稿して居りますので、お宜しければご覧戴けると幸せです。10月20日、24日、26日、31日、11月4日の5回シリーズと成って居ります。