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知恩院の方丈庭園と七不思議・・

2007-04-24 00:55:00 | 神社、仏閣、名所、
知恩院の方丈庭園
寛永18年(1641)玉淵坊により作庭されたと伝えられる池泉回遊式の庭園が、大方丈、小方丈の脇に有りました。その奥の山亭庭園へと続きます。
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サムネイルにマウスを当て下さい。タグは、non_nonさまにお借りしました。(tio)

山亭庭園
知恩院で一番高い所に有り古都の町並みが一望出来、四季折々の遠景が楽しめるのですが、残念なことに春霞でぼんやりした町並みが見え広がっていました。
庭園の奥深い一角、権現堂の側にひっそりと千姫のお墓も有りました。

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知恩院の七不思議と言われるものが有ります

「鴬張り廊下」・・歩くと鶯の鳴声に似たキュッキュッと音が出て、静かに歩くほど音が出曲者の侵入を防ぐ事が出来る。

「瓜生石」・・昔、石から瓜のつるが伸び一夜の内に花が咲き瓜が実ったと言われ、二条城に続く抜け道の入り口とか言われています。

「大杓子」・・方丈入口の廊下の梁に有り重さ30kも有る大杓子。三好青海入道が、大阪夏の陣の時にこの杓子を持ち暴れまわったとか・・ご飯をすくってふるまったとか言われています

「三方正面向きのネコ」・・大方丈の廊下の杉戸に狩野尚信が描いたネコの絵は、どの方向から見ても見る人を正面から睨んで居る様に見えるそうです。

「抜け雀」・・狩野信政が描いた大方丈菊の間の襖絵、かつては、菊の上に雀が数羽書かれていたのですが何時の間にか何処かに飛び立ってしまったそうです。

「白木の棺」・・三門楼上に有る二つの棺、三門造営を命じられた棟梁の五味金衛門夫妻の木像が納められています。命がけで三門を造ったのですが予算超過の責任を取り自害したそうです

「忘れ傘」・・御影堂正面の軒裏に置かれた傘。御影堂建立時、この辺りに棲んでいた白狐が、居場所が無くなり居場所を戴いたお礼にこの傘を置いて寺を守る事を約束したなどといわれています。
(これ等は、冊子を参考にさせて戴きました。)

法堂から大方丈へ通じる廊下
方丈への廊下からが鴬張りと成りほんの一部公開されていました。
その奥に七不思議の説明文が写真と共に掲示されていました。パンフレットの写真を引用させて戴きました。
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『忘れ傘』と『瓜生石』以外は、非公開の為目にする事は、出来ませんでした。