【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人 | |
リズ・ブルボー | |
ハート出版 |
印象的なエピソードがあります。
ある女性がハムの鍋料理を作るときに、そのハムの両端を切っていました。それを見たその女性の夫がなぜ両端を切るのか聞いたら、女性は母親がそうしていたと答えたのです。その母(夫には義理の母ですね)に、理由を尋ねたら、やはり母がそうしていたからだといったそうです。そこで、その母、夫である男性にとっては義理の祖母にあたる人にお聞きしたら、昔、小さい鍋しかなくて、ハムの両端を切らないと鍋に入らなかったからという、もともとの理由を知ります。女性の時代には、その母の時代でも、既にハムの両端は切らなくてよいかもしれないのに。
無意識にやみくもに、親の真似をしていることってたくさんありがちと、すごく共感しました。真似していることすら気がついていない、自動的な反応もあるかもしれないですね。
このエピソードは主題ではなく、自分自身を愛しなさい、そして、行動しなさい、という内容の本です。身体、精神、感情というからだの面から、自分自身を受け入れ、許しなさいということが書かれています。