種から芽が出て花が咲き

はまっているあれこれ
(今はFTISLAND、いろいろ)

東京富士美術館の常設展

2014年11月26日 | 
企画展最終日に、「ロイヤルアカデミー」展を観に、東京富士美術館に行って来ました。場所が八王子のせいか、企画の内容的には、日本の絵画ファンに好まれそうなのに、最終日にも関わらず、入場に並ぶとかはなくてちょっと混雑しているくらいでした。

企画展での、楽しみは私のお気に入り絵画を選ぶこと。それが絵はがきになっていて、印刷のできがよかったら、つい購入してしまいます。昨日は5点お気に入りがありましたが、その5点が全部絵はがきになっていたのです。我ながら驚いてしまいました。お気に入りが絵はがきになっている可能性は、経験的に半々より多いぐらいでしょうか。

常設展がまた素敵でした。私が大好きなブーシェやルブランが所蔵されており、期待していないところで、宝物を見つけたような喜びがありました。

私の一番好きなブーシェの作品は「ボンパドュール夫人」です。習作や小作品がたくさんあるなかの、一番大きな作品がお気に入りです。記憶では、その絵はドイツにあるので、私はいつかドイツにその絵に逢いに行きたいのです。日常では、あまり思い出さなくなっていた、大切な夢のひとつです。夢ではなくて、予定にしなくちゃね。

もし君が、そのことについて悩んでいるのなら

2014年11月13日 | フォトリーディング(未整理)
もし君が、そのことについて悩んでいるのなら
千田琢哉
廣済堂出版


10数年ぶりに再会して、なんとなくメールのやり取りをするようになった友人がいました。しかし、そのやり取りや内容に違和感を感じるようになり、家族が入院して、気持ちにゆとりがなくなったこともあって、メールのやり取りをごめんなさいとしました。

このエントリーの本も私を力づけてくれましたが、老後がテーマの別の本でも、長文のメールを送ってきて、それに返信がないと友達じゃないみたいに言われて困るという描写がありました。似たようなことで悩んでいるのは、私だけではなさそうだとほっとしてしまいました。

直接、著者に会わなくても、本を読んでいると、著者の息吹きや人柄に触れたように感じる瞬間があります。それがたとえ1行であったとしても、その本は成功したよい本だと思います。私は著者の人柄に触れたくて、本を読み続けます。