種から芽が出て花が咲き

はまっているあれこれ
(今はFTISLAND、いろいろ)

会いたい人に会いに行こう

2012年01月31日 | フォトリーディング(未整理)
●心に響いた珠玉のことば ベストセラーズ
●脱力のすすめ  「おまかせ」で生きる幸せ論 イースト・プレス
●すべてを味方すべてが味方  心がスーッと晴れる「楽に生きる方法論」 三笠書房
 他 多数 著者は全て 小林正観さん

年間300回以上も日本全国で講演を行って、頼まれごとを引き受け続けて、疲れ果てて死んでいきますと著書で書かれていた作家の小林正観さんが、2011年10月12日に亡くなったそうです。私は最近知りました。

昨年出版された近著で、入院中で、「もうほとんど目が見えません」と体調の記述があり、気になっていました。何年か前、講演会にたびたび参加し、著書にサインしてもらったり、握手もしてもらいましたっけ。笑いの絶えない温かい講演会でした。

正観さんの本は、疲れたときや癒されたいときに、読む薬というかほっと楽になるような本です。正観さんを読むと、また明日も頑張ろうと思えてきます。書かれているテーマは、生き方についてです。楽な生き方といえるかもしれないです。出版されている本の7割ぐらいは読んだと思います。どの本もよい本です。

正観さんの本を読んで、ずっとやり続けていることがあります。それはトイレ掃除。「トイレをきれいに掃除して、ふたを閉めると、お金に困らない」というのを伝えた先駆けの作家でした。ただし、正観さんのには条件があって、ひとつは素手で掃除するというもの。ひとつは、使ったトイレは全部というもの。私自身は、家ではトイレ掃除用ブラシを使っているし、出先はできずにいますけど、それでもきれいにトイレを使うということに意識が向いて、楽しいです。

正観さんによると、頼まれごとを引き受けるのを「謙虚」といい、断るのを「傲慢」というそうです。その人にできることだから、人から頼まれるわけで、それを自信がないとかなんとかいって断るのは、傲慢になるらしい。そう考えると、頼まれごとを引き受けるという生き方は、素敵だなあと思います。

ちなみに、振込み詐欺のような担保も返金の約束も無い、ただお金を振り込んでくれというのは、頼まれごとにはならないそうです。まあ、当たり前ですよね。

もう正観さんの講演会に参加することも、新刊が出る楽しみもないんだと思うと寂しいです。まだ読んでいない本を読む楽しみ、良い本を繰り返し読む楽しみが残っていますね。そして、会いたい人には、できるだけ早く会いに行かなくちゃと思いました。

母 オモニを読んで

2012年01月28日 | フォトリーディング(未整理)
母 オモニ  姜 尚中 集英社

この本を紹介してくれたのは、SNSでゆるやかにつながっていた友人です。そのSNSが何らかの事情でアクセスできなくなりました。読んだよと報告できずに残念です。

姜 尚中さんの本は、数年前にタイトルも忘れてしまった何かの本を読んだところ、当時の私の知的レベルでは歯が立ちませんでした。それで、たくさん著書がある作家にもかかわらず、この本も読んでいませんでした。

この自伝的小説「母 オモニ」は、読んでそれなりに面白かったので、引き続き他の著書も読んでみようと思います。

私は本や映画にとても影響を受けるので、昨夜読んだこの本の影響で、今朝方は夢見がよくなかったです。なんだかとても苦労するような夢を見たような気がします。

この本を読んで、映画「夜を賭けて(2002年)」を思い出しました。これは大阪が舞台でしたけど、この本の舞台は熊本です。文字が読めなかったオモニ(母)は、だけど生粋の日本人と聞きまがうような熊本弁を習得したと書かれています。尊敬されていたということなのでしょうね。

母オモニとその関わる人たちの歴史を通して、著者である姜 尚中さんの成長が描かれています。それは主題ではなく、隠されたテーマのような扱いですけれど、母の愛情を通して、時代が過ぎていき、その間、韓国にも帰国して、韓国朝鮮の現状も知るというような、生きた歴史がありました。欲を言えば、姜 尚中さんがそれまで名乗っていた日本名を止め、韓国名を名乗り出す、その具体的ないきさつが描かれれば、もっと腑に落ちたと思います。読者の想像に任せる状態がやや宙ぶらりんで残されました。

日本の敗戦で、ひとつの国だった朝鮮、台湾は突然、別の国となり、様相が変わってしまいました。これは日本に残った、あるいは残らざるを得なかった朝鮮の人たちが辿ったひとつの足跡です。

それまで、出自が朝鮮半島、台湾であっても、同じ国民という立場だったのが、在日外国人、在日とされてしまうわけです。日本と朝鮮を1,2年の猶予を設けて、国籍を選択させるということがもし行われていたら、と私などは歴史のifを考えてしまいます。敗戦と連合軍(主にアメリカ軍)の占領下となり、日本人が日本人として何かできない混乱の時代があった証なのでしょう。

今は、韓流ブームがあり、韓国人の考え方もいろいろな本で読んだ後に、この本を読めたのはとても良かったと思います。韓国は血縁を大切にする文化の国です。それを知って、この本を読むと、家族に対する、韓国人の深いつながりや熱い想いの背景など、よりこの小説の味わいが深まる気がしました。

韓流ブームって素晴らしい。よく知らない近い国をこれほど身近にさせてくれました。それがなかったら、韓国に対する偏見もあっただろうし、母国である日本についてもよく知らないままでした。

日本のアニメや若者のファッションやいろいろなものがクールジャパンということで、世界的に人気だとききます。どこが、クール(かっこいい)なのか、世界の視点を知ることで、私たち日本人も日本をずっと深く理解できるようになります。このようなお互いの文化交流を通じて、各国間に今なおある悲しい歴史やわだかまりがいつか乗り越えられるようになったらよいなあと思います。

日本と韓国のこと、再び

2012年01月23日 | フォトリーディング(未整理)
●日本人て、なんですか?  竹田恒泰 呉善花 李白社

私が注目している著者二人による対談の本です。
竹田恒泰さんは明治天皇の玄孫で天皇制の研究をしています。
呉善花(オソンファ)さんは、日本研究の一人者のひとりで、日本に帰化されたそうです。

この本は、大震災の約1ヶ月後ぐらいに、対談されたもので、震災で呉善花さんがびっくりされたことが語られています。また、日本と韓国の違いや、日本の宗教の在りかた、ひいては皇室の在りかたなど、多様なテーマに広がっている興味深い本だと思いました。

私は韓流ブームで、韓国の俳優やkpopから、韓国そのものに興味を持つようになりましたが、常々不思議だと思っていたいくつかのことがこの本を読んで氷解しました。韓国というよりは、むしろ中国にその傾向がより強い気がしますが、政治的な主張が一つに偏ってしまうその理由。反日思想が、どうしてか一辺倒のような気がします。

日本の場合は、いろいろな考え方の人がいます。従軍慰安婦問題は、強制連行があったとマスコミが報道したり、謝罪する政治家がいる一方、強制連行はなかったと研究する歴史家もいます。どっちが正しいのとよくわからなくなりますが、立場が違えばいろいろな考え方があるというのは、私はよく理解できます。ところが、韓国ことに中国は、立場が違うなどしても、違う考え方をする人がいない印象を受けるのです。

呉善花さんがこの本のなかで言っていました。韓国のコーヒー事情について、インスタントコーヒーやら豆から挽いて粉から飲む人、ブラックで飲む人と多様化していたのだが、あるメーカーが砂糖とミルクの入ったインスタントコーヒーをパックで発売したところ、爆発的に売れ、コーヒーといえばそれだけになってしまったと。あるものが、それがよいとなると、それ一辺倒になってしまうのが、韓国の民族性だというのです。日本は多様化していくが、韓国は一元化していくそうです。

そんなことがあるのかと漠然と読みましたが、韓国で芸能人の自殺が相次いだことを思い出しました。ネチズンと呼ばれるインターネットに書き込みするファンらの反応に絶望して、自殺を選ぶ芸能人の心理がようやくわかるような気になりました。一元化していくという韓国の国民性を知れば、批判ばかりの書き込みに、絶望することもあるかもしれません。

他国を知ることは、自分や自分の国を知ることにつながりますし、まだまだ私の韓流ブームと台湾への興味は尽きません。Kpopの大好きなバンドグループの歌詞を知るために、何度目かの韓国語学習に、今年もチャレンジすることにしました。独学では限界があるのでリーズナブルな講座を検討中です。

生きがいシリーズ

2012年01月16日 | フォトリーディング(未整理)
●生きがいの女性論 人生に満たされていないあなたへ 飯田史彦 三砂ちづる PHP研究所

対談の本が好きです。思わぬ新しい出会いがあるからです。

本は著者が気に入ったら、その出版されている著書をずっと読むという読み方をします。
この本は、「生きがいの創造」ではまった飯田史彦さんの著書を読んでいるときに、出会った本です。

飯田史彦さんと三砂ちづるさんの対談をまとめた本です。対談しているこの三砂ちづるさんという人は面白いと思ったら、「オニババ化する女たち」というベストセラーをお持ちで、次に、三砂ちづるさんの著書をずっと読んでいた時期がありました。

だいぶ前に読んでよかったという記憶しかないので、また再び手にしたのでした。

女性を切り口に、男女や夫婦・家庭のあり方など、生き方や家族問題を話題としていて、面白いです。
再び手にしたら、励まされる文言がたくさんあって、いっぱいメモしました。たぶん、前に読んだ時には気がつかなかった言葉たちを選んだ気がします。


●生きがいの創造/生きがいの創造 完全版 飯田史彦 PHP研究所

今は大幅改定された完全版もあるのですが、最初に読んだ「生きがいの創造」で、親を選んで、あるいは生きることを選んで生まれてきた、生まれる前の記憶を語る子供の話に感銘を受け、人生を大切に生きようと思った本です。生きがいシリーズは、えっ!?という話題もありますが、とても素敵な本で、続編が出るたびにずっと読み続いています。 


三砂ちづるさんに出会い、三砂ちづるさんから、高岡英雄さんのゆる体操に出会い、ゆる体操を習いに行ったりしました。今もときどき、ゆる体操は自宅でやります。簡単だし、身体がゆるむので、ナイスです。本の著者との出会いが広がった、記憶のある本なのです。

そうやって、出会っていくつもの本を読み進んでいくうちに、お産に対しての視野が広がった本との出会いがありました。それはインパクトがあり、妊娠出産するなら、この本の著者である産婦人科医にお願いしたいと思う女医さんの本に出会いがありました。残念なことに、そのときも今も読んだ本の記録をしていないので、著者の名前も本の題名も忘れてしまいました。

その忘れてしまった本に再び出会いたい。産婦人科をとりまく環境が変わった現在も、そのクリニックは存続しているでしょうか。それも気になります。


今はブログに書き綴っているので、題名を振り返ることが出来る本が一部あります。とはいえ、ブログは、タイトルと本の題名がリンクしているわけでないので、記録として効率的とはいえないという弱点がありますし、読んでいる本の全てブログに綴れません。

読書記録は自分自身のために、なにか残したほうがいいなあと最近考え始めています。

ガラクタ処分その後

2012年01月14日 | フォトリーディング(未整理)
ガラクタ処分は一定の成果を得て、家や部屋の中はだいぶすっきりしました。

●そうじの達人 ドン・アスレット著 トランスワールドジャパン

この本のチェックテストを試しにやったら、まだガラクタや手付かずのところはあるものの、少ないほうになりました。自己診断チェックなので甘いかな。だいぶ前進した証だと思っています。

ところが、ある休日のすごし方で。

新聞を取りにいったら、取っている新聞のサービスで雑誌が届けられました。
広告チラシは捨てましたが、雑誌はせっかくなので目を通したいので、そのままに。
  →広告チラシはガラクタ。普段読まない雑誌も本当は、いつ目を通すのか、ガラクタ候補だと思いつつ。
   広告チラシは抜くサービスもありますが、2~3ヶ月毎に新聞社の美術展招待券のプレゼント案内がチラシでくるので、やめられないのです。

この日は友人と、美術館のはしご。ニューオオタニ美術館の新春展と、新聞社のプレゼントでもらった歌川国芳展です。

待ち合わせの駅前で、配布されているティッシュをチラシと共にもらいました。 
  →チラシが増えました。ティッシュは嬉しいですが。

ニューオオタニ美術館のショップで可愛らしいカードたてを発見。親指姫や、ブレーメンの音楽隊などの童話のモチーフが素敵なカードたてです。
すごく食指が動きましたが、こういうのっていくつも買ったりもらったりしたも、結局使わないので、今回は我慢。
  →いつもはきっと、買ってる。そして、いつかガラクタに。しかも、このあいだいくつも処分したばかり。
  →いつも美術展で記念に買う絵葉書もこの日は我慢しました。実は絵葉書コレクションがすでに膨大で処分できないでいます。美術鑑賞が好きな叔母も、絵葉書購入は卒業したと言ってたっけ。キリがないです。

でも、帰りに次の展覧会のチラシをもらいました。
  →チラシは情報を受け取ったら、ガラクタに・・・

次に六本木についたら、福井県のイベントで、水仙の花とチラシをもらい、
それは今、花瓶を出してきて、部屋の中を美しく彩っています。
  →花は嬉しかったけど、袋やチラシはガラクタ。

帰りに歌川展のチラシと六本木周辺の地図のチラシなど、エトセトラをもらいました。
  →いつも無意識にもらうガラクタ候補のチラシ・・・

チラシは内容を見て処分しましたが、いろいろな紙類を捨てるのに苦心してようやく減らしたはずだったのに、またやってきたことに唖然としてしまいました。

処分するより速いスピードでモノが増殖していくのを、垣間見た気がしました。

入手できる限り、片付けの本もいくつか読んでいますが、それではっきり気がつくのは、その著者の個性による読みやすさや、章立ては違っても、片付けのポイントは、既に語りつくされているということです。時代の感覚にマッチした書き方が新しくわかりやすいのであって、新しい片付けの法則というのはないのです。

「1日30分を続けなさい」という著者が、新しい勉強法なんてないと何かで書いていました。片付け方法も同じなんだわ。あああ。

そして、本を読んですぐにとりかかるかとりかからないか。
そこは、私もいくらか進歩しています。

マイブーム平熱36度超えを目指す

2012年01月05日 | フォトリーディング(未整理)
「うつ?」と思ったら体温を測りなさい 体を温めれば、ストレスに強くなる 石原 結實 著 かんき出版
体温を1℃上げれば人生が変わる病気が治る 石原 結實 著 地球丸からだブックス 
生姜力 石原 結實 著 主婦と生活社
 ほか多数

石原結實先生の本はタイトルにひかれての出会いがありました。
思わず手にとって、ここ数日あまりで入手できる限り本を読んでいる、もっともはまっている著者となります。ちなみに、平熱を測ったら、35度9分。立派な低体温でした。

切り口や焦点が違っていても、どの本にも必ず書かれていることがあります。

1、朝食は、にんじんりんごジュースや生姜紅茶と黒砂糖にして、プチ断食しよう。
 →現在の日本人は食べすぎ。朝食はにんじんりんごの生ジュースか紅茶でプチ断食。昼はそば、夜は食べ過ぎなければ何でもOK。
   身体の水・気・血のバランスを整えよう。
2、お風呂に入って身体を温めよう。お風呂に入れないときは、手浴足浴でもOK。
 →日本人は冷えてきている。体温をあげると免疫力が増す。
3、スクワットやウォーキングで足を鍛えよう。
 →下半身に人間の筋肉の70%が集まっているので、足を鍛えると新陳代謝がよくなる。
4、生姜湿布をして、冷えている身体を温めよう。
 →漢方では、腎は腎臓だけでなく、生殖器も含む。簡単な生姜湿布でおなか全体を温めよう。

具体的には、著書を読んでもらうとして、さっそく取り入れたのが、生姜紅茶。色の薄い緑茶は身体を冷やす作用があるのだとか。私は緑茶党なので、ほんとはショック。そういえば、冷めたお茶はその温度より冷えるイメージがあるかも。紅茶は濃い色なので温める飲み物だそうです。ただし、コーヒーは熱帯で取れる飲み物なので、濃い色でも身体を冷やすそうです。

石原結實先生に出会う前にハマッたドクター新谷弘実の「くだものを朝食前に食べる」を続けていました。果物の胃への優しさをしみじみ実感していました。ところが、冬になって、バナナを食べたら寒くなりました。バナナは熱帯の果物だから、身体を冷やすのですね。それで、すぐに温かい生姜紅茶に切り替えました。まだ、数日ですが、今のところ、朝の生姜紅茶プラス黒砂糖で体調はよいです。1食抜いている割に、大きいほうも小さいほうもお通じはよいです。不思議です。やはり食べ過ぎていたんだわ。

にんじんりんごジュースを取り入れるべく、ジューサーを物色。一番安いシンプルなジューサーを考えていたら、銅版画工房の先生がすでに使っていました。もう、4台目だとか。先生は、ジュースだけでなく、ダンボールを粉砕して手漉き紙の素にしたり、自由な発想で使用されていて、びっくり。その先生にアマゾン購入を薦められ、さっそく申込みしました。年末の注文なのに、年内にすぐ来て感激。にんじんりんごの生ジュースをさっそく試しました。

にんじんの切り方?にんじんの硬さ?それとも、ジューサーへの入れ方?なのでしょうか。1、2分くらいでさっとジュースになるときと、すごく時間がかかるときとあります。著書のレシピにはありませんが、買ったジューサーの仕様上、水150ccを加えています。それでも、赤い大根おろし状態というか、飲むというよりは食べるジュースが出来上がります。やはり生のものなので、胃に優しいみたいです。