マイブームの日本統治された台湾、朝鮮については、もっともっと本を読んだり、直接話を聞いてみたりしないと、書けないことがわかりました。すでにたくさん読んでいるつもりですが、なお正しく、本当のことを書きたいと思ったら、もっともっと勉強がいるのでした。
メンターと慕っている方にそのことを話したら、私が「知る」ということを始めたからだと言われました。在日という人たちがいるけれど、強制労働で日本につれてこられて帰れなくなった人たちよとも。日本統治には、そういう視点もあるので、知ることを突き詰めていったら、さらに広がるというわけです。どんどんやりなさいとも。読むべき本が増えて気が遠くなりそう。徐々にやっていきます。
●意外に日本人だけ知らない日本史 デュランれい子著 講談社α新書
読みやすいエッセイのような本です。国際結婚したご主人とのやりとりで、1919年のパリ講和会議、正確に言えば講和会議の下部組織であった国際連盟規約委員というところで、人種差別撤廃条項を入れようとして、日本が提案したことを著者は知ります。私も初めて知りました。
そのときは、列強らの支持を得られず、実現しませんでしたが、第2次世界大戦後、1945年に発足した国際連合の憲章第1章に、人種差別撤廃が盛り込まれたそうです。日本の外交は、パリ講和会議から始まったと評価されているとか。日本が提案した方向に世界は動いているのだと思うと、ちょっと誇らしくなります。
●逝きし世の面影 渡辺京二著 葦書房
日本を見直したり、力づけるような本を、現在書かれている作家さんたちのバイブルになっている本だと思います。私も大好き。江戸末期から明治初期に日本を訪れた外国人の旅行記から、当時の日本の姿を検証しています。西洋文明の洗礼を受け、今は失われてしまった日本文明の姿を掘り起こすというのが著者のテーマのひとつですが、いまなお日本のよさとして息づいているものもあると、私などは再発見することができた本です。分厚くて読みやすくはないけれど、お薦めです。
メンターと慕っている方にそのことを話したら、私が「知る」ということを始めたからだと言われました。在日という人たちがいるけれど、強制労働で日本につれてこられて帰れなくなった人たちよとも。日本統治には、そういう視点もあるので、知ることを突き詰めていったら、さらに広がるというわけです。どんどんやりなさいとも。読むべき本が増えて気が遠くなりそう。徐々にやっていきます。
●意外に日本人だけ知らない日本史 デュランれい子著 講談社α新書
読みやすいエッセイのような本です。国際結婚したご主人とのやりとりで、1919年のパリ講和会議、正確に言えば講和会議の下部組織であった国際連盟規約委員というところで、人種差別撤廃条項を入れようとして、日本が提案したことを著者は知ります。私も初めて知りました。
そのときは、列強らの支持を得られず、実現しませんでしたが、第2次世界大戦後、1945年に発足した国際連合の憲章第1章に、人種差別撤廃が盛り込まれたそうです。日本の外交は、パリ講和会議から始まったと評価されているとか。日本が提案した方向に世界は動いているのだと思うと、ちょっと誇らしくなります。
●逝きし世の面影 渡辺京二著 葦書房
日本を見直したり、力づけるような本を、現在書かれている作家さんたちのバイブルになっている本だと思います。私も大好き。江戸末期から明治初期に日本を訪れた外国人の旅行記から、当時の日本の姿を検証しています。西洋文明の洗礼を受け、今は失われてしまった日本文明の姿を掘り起こすというのが著者のテーマのひとつですが、いまなお日本のよさとして息づいているものもあると、私などは再発見することができた本です。分厚くて読みやすくはないけれど、お薦めです。