種から芽が出て花が咲き

はまっているあれこれ
(今はFTISLAND、いろいろ)

お隣の大きな国

2012年02月21日 | 世界
最近、有本香さんの本をよく読んでいます。
有本香さんは、もともとはお茶が大好きで、中国茶の産地を訪れたりしているうちに、中国という国や中国をとりまく国際関係問題に詳しくなった人のようです。私も韓流のドラマから俳優、歌手が好きになって、韓国に何回も行っているうちに、あれっ変だぞう、ほんとうのことが知りたいぞうと、韓国の歴史から、日本の歴史、台湾から中国まで視野が広がって、有本香さんに行き着きました。好きなものが高じてというところに、なんだか親近感を持っています。

日本では、チベットのダライ・ラマ14世や台湾の李登輝さんが入国するときに、入国問題が起きていましたが、とても残念なことだと思います。ダライ・ラマ14世は、私は、映画「ガイアシンフォニー2番」で知りました。立派な方だと思います。李登輝さんも、韓流がきっかけで、同じ日本の植民地だった台湾はどんな国なの?と興味を持ち、何冊か著書を読んでいますが、私の印象では、やはり立派な方です。この二人が日本への入国や日本国内で行かれる場所や活動が制限されたりするのは、切ない気がします。


●中国はチベットからパンダを盗んだ 有本 香 著 講談社+α新書

この本を読んで驚いたことがたくさんあります。

「四本足は机と椅子以外、飛ぶものは飛行機以外、何でも食べる」

この言葉には、それに続く言葉があるのだとか。
「四本足」「飛ぶもの」の後に、「二本足は自分の親以外」という言葉が入るのが本当だ、と著者は東南アジアの華人から教わったそうです。
中国の数千年の歴史は『飢餓の歴史』で、人間も食べていたのだと。そういえば、山崎豊子さんの小説「大地の子」にも、飢餓のあまり人を食らう場面がありました。山崎豊子さんは、徹底した調査を元に素晴らしい小説を書かれることで有名な作家ですものね。

パンダは、一般的に言われている四川省ではなくて、チベットが生息地だったそうです。チベット自治区であったパンダの生息する地域を略奪して、四川省に併合したのだとか。中国共産党によるチベット弾圧は、日本ではあまり報道されていませんが、今日までに120万人のチベット人が死亡しているそうです。120万人というと、どんな数字だろうと、ちょっと例になりそうな数字を調べてみました。東京は2010年の国勢調査で1300万人の人口になるそうです。おおよそだけど、東京の人口の10分の1の人が死んだと想像すると、大変なことだと思いました。


●中国の「日本買収」計画 有本 香 著 (WAC BUNKO) 

この本によれば、日本の水源の土地、雑木林の森が中国の富裕層によって買われている状況と、その実態が、個人情報保護のために、ほとんどわからないようになっているそうです。また、管理している日本の公的機関がほとんど機能していないとも。

中国人に森林を買われたら、森林の木々が根こそぎ切られて、植林もされず裸の山や砂漠になっている中国の惨状が、他国の話ではなくなる可能性があるのだと、ぞっとしました。

水源の土地、水を保つ森林は、失われたら容易に戻すことは出来ません。この本では、日本の土地を外国人に販売しない法律を整備する提案がされています。


●なぜ、中国は「毒食」を作り続けるのか 有本 香 著 (祥伝社新書)

ホ・オポノポノの4つの言葉

2012年02月13日 | 
●豊かに成功するホ・オポノポノ イハレアカラ・ヒューレン インタビュー河合正美  ソフトバンククリエイティブ

ヒューレン博士の別の著書を読んで、ホ・オポノポノはすでに知っていました。

「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」の4つの言葉を、心の中で繰り返していうだけで、自分自身が浄化され、問題が解決するというものです。

この本を読んで、それまでもときどき思い出したときに、4つの言葉を唱えたりしていましたが、ますます熱心に実践したくなりました。

私が理解した内容を簡単にまとめてみます。


ホ・オポノポノでは、すべての出来事は100%自分の責任であると考えます。
また、ホ・オポノポノでは、世の中に起こる問題は、潜在意識の情報(過去の記憶)の再生と考えます。

人の潜在意識は、毎秒1100万ビットの情報が流れています。この中で知覚できる情報を顕在意識といい、それはせいぜい15ビットほどだといいます。

まず、自分自身に、「私の中に一体何があってこのことを経験しているのだろうか」と問いかけます。
自分自身の潜在意識のどの部分の情報かわからなくても、4つの言葉を言って、その原因となっている情報を消去(デリート)するのだそうです。

場所がわからなくてできないなどと思ったら、その思いを消去(デリート)して、クリーニングを続けます。

人は、クリーニングするかしないかを選択することができます。でも知ったら、選択し続けることでしょう。
人生は、クリーニングするかしないかを選択し続けるだけなのです。


私の視点でまとめたものですが、書かれている内容は多岐に渡っています。より深い理解を得るために、この本を読まれることをお薦めします。

面白いなあと思った箇所があります。

ヒューレン博士は、日本人には役割があると考えられて期待されているのです。
その役割とは、「安全な食べ物を作る」ということで、「何か食べ物で、情報がすべて消去される物を作り出す」使命があるというのです。日本人はその才能が与えられている唯一の民族なのだとか。

そういえば、映画「ストーンエイジ」(2006年)では、その病気に対して、ある波動を持つ水を飲むと病気が治るという可能性が描かれていました。情報を消去する食べ物の可能性もきっとあるのでしょうね。

分かち合う

2012年02月11日 | 
●100人の村と考える種  中野裕弓 文と訳  ビジネス社

最近は、日本や韓国、台湾、中国についての評論ばかり読んでいます。この日も図書館のそんな評論の棚を物色していたら、この本がありました。はじめ、棚が間違っているのかとびっくりしていましたが、違いました。この日はこの本との出会いがあったようです。

ベストセラーになった「世界がもし100人の村だったら(池田香代子)」の元になったメールを実際に受け取った著者自身が、最初のメールの数字をそのままに訳し、その後のいきさつも合わせて書いています。

地球が100人の村だったとしたら、日本人のほとんどが上位8%の裕福な人になってしまうそうです。

日本は恵まれている。恵まれていることに気づくというセンスを持っている国がたぶん日本だと思う。だから分かち合うということができる。日本は分かち合うということにおいて、世界のリーダーになれるかもしれない。


  恵まれている人が、恵まれていることを申し訳ないことと思っているいるうちは、そこに周りを巻きこむようなエネルギーがあふれだしません。
  恵まれていることを素直に喜び、そしてそれを周りの人と分かち合おうとするならば、世の中の豊かさはもっと周りを豊かにしていく…

  昔の人がこう言いました。わが身より出ずるものは いずれわが身に戻りくる、と

  お金に執着することなく喜んで働きましょう
  かつて一度も傷ついたことがないかのごとく人を愛しましょう
  誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう
  誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう
  あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう


このブログでもすでに紹介しているかもしれない、この5行詩は、英語の原文では命令形だったそうです。それを著者が、「Let's」がついているかのように意図的に想いを込めて訳したそうです。日本語にはそのほうがふさわしい感じがします。

若い私への手紙

2012年02月05日 | 力づけ
つれづれに書いた若い私への手紙です。

●誰かとうまくいかない

もしかしたら、その誰かを敵として見えるサングラスをかけていませんか。
サングラスの色を通してみた世界は、その色に染まって見えます。

その誰かは味方という視点で見るというのを、試してみるのはいかがでしょうか。

●自分が嫌い

もしかしたら、後でもっと良い他のやり方を見つけることがあるかもしれないけれど、その人は今現時点で知る限り、一番よい方法のことをやっているはずです。
だから、自分は今知る限り、一番のよいことをやっていると認めてあげましょう。

それから誰かとうまくいかないにつながりますが、人は他人を測る基準で他人だけでなく自分を見ています。他人を批判する基準で、自分自身をも批判しています。

だから、自分を嫌いというのは、他人も嫌いということになります。
うまくいっているから、とか、やりたいことをしていないから、などの理由や条件や資格はいりません。

ただ自分を好きになる、周りの人を好きになる、次に出会う新しい誰かを好きになるのを試してみるのはいかがでしょうか。

好きになるために、自分や周りの人、その誰かの良いところ、好きなところを探してみるというのをしてみるのはいかがでしょうか。
自分やその誰かのいやなところや嫌いなところに向かいがちな視点をちょっと変えてみるということです。