最近、有本香さんの本をよく読んでいます。
有本香さんは、もともとはお茶が大好きで、中国茶の産地を訪れたりしているうちに、中国という国や中国をとりまく国際関係問題に詳しくなった人のようです。私も韓流のドラマから俳優、歌手が好きになって、韓国に何回も行っているうちに、あれっ変だぞう、ほんとうのことが知りたいぞうと、韓国の歴史から、日本の歴史、台湾から中国まで視野が広がって、有本香さんに行き着きました。好きなものが高じてというところに、なんだか親近感を持っています。
日本では、チベットのダライ・ラマ14世や台湾の李登輝さんが入国するときに、入国問題が起きていましたが、とても残念なことだと思います。ダライ・ラマ14世は、私は、映画「ガイアシンフォニー2番」で知りました。立派な方だと思います。李登輝さんも、韓流がきっかけで、同じ日本の植民地だった台湾はどんな国なの?と興味を持ち、何冊か著書を読んでいますが、私の印象では、やはり立派な方です。この二人が日本への入国や日本国内で行かれる場所や活動が制限されたりするのは、切ない気がします。
●中国はチベットからパンダを盗んだ 有本 香 著 講談社+α新書
この本を読んで驚いたことがたくさんあります。
「四本足は机と椅子以外、飛ぶものは飛行機以外、何でも食べる」
この言葉には、それに続く言葉があるのだとか。
「四本足」「飛ぶもの」の後に、「二本足は自分の親以外」という言葉が入るのが本当だ、と著者は東南アジアの華人から教わったそうです。
中国の数千年の歴史は『飢餓の歴史』で、人間も食べていたのだと。そういえば、山崎豊子さんの小説「大地の子」にも、飢餓のあまり人を食らう場面がありました。山崎豊子さんは、徹底した調査を元に素晴らしい小説を書かれることで有名な作家ですものね。
パンダは、一般的に言われている四川省ではなくて、チベットが生息地だったそうです。チベット自治区であったパンダの生息する地域を略奪して、四川省に併合したのだとか。中国共産党によるチベット弾圧は、日本ではあまり報道されていませんが、今日までに120万人のチベット人が死亡しているそうです。120万人というと、どんな数字だろうと、ちょっと例になりそうな数字を調べてみました。東京は2010年の国勢調査で1300万人の人口になるそうです。おおよそだけど、東京の人口の10分の1の人が死んだと想像すると、大変なことだと思いました。
●中国の「日本買収」計画 有本 香 著 (WAC BUNKO)
この本によれば、日本の水源の土地、雑木林の森が中国の富裕層によって買われている状況と、その実態が、個人情報保護のために、ほとんどわからないようになっているそうです。また、管理している日本の公的機関がほとんど機能していないとも。
中国人に森林を買われたら、森林の木々が根こそぎ切られて、植林もされず裸の山や砂漠になっている中国の惨状が、他国の話ではなくなる可能性があるのだと、ぞっとしました。
水源の土地、水を保つ森林は、失われたら容易に戻すことは出来ません。この本では、日本の土地を外国人に販売しない法律を整備する提案がされています。
●なぜ、中国は「毒食」を作り続けるのか 有本 香 著 (祥伝社新書)
有本香さんは、もともとはお茶が大好きで、中国茶の産地を訪れたりしているうちに、中国という国や中国をとりまく国際関係問題に詳しくなった人のようです。私も韓流のドラマから俳優、歌手が好きになって、韓国に何回も行っているうちに、あれっ変だぞう、ほんとうのことが知りたいぞうと、韓国の歴史から、日本の歴史、台湾から中国まで視野が広がって、有本香さんに行き着きました。好きなものが高じてというところに、なんだか親近感を持っています。
日本では、チベットのダライ・ラマ14世や台湾の李登輝さんが入国するときに、入国問題が起きていましたが、とても残念なことだと思います。ダライ・ラマ14世は、私は、映画「ガイアシンフォニー2番」で知りました。立派な方だと思います。李登輝さんも、韓流がきっかけで、同じ日本の植民地だった台湾はどんな国なの?と興味を持ち、何冊か著書を読んでいますが、私の印象では、やはり立派な方です。この二人が日本への入国や日本国内で行かれる場所や活動が制限されたりするのは、切ない気がします。
●中国はチベットからパンダを盗んだ 有本 香 著 講談社+α新書
この本を読んで驚いたことがたくさんあります。
「四本足は机と椅子以外、飛ぶものは飛行機以外、何でも食べる」
この言葉には、それに続く言葉があるのだとか。
「四本足」「飛ぶもの」の後に、「二本足は自分の親以外」という言葉が入るのが本当だ、と著者は東南アジアの華人から教わったそうです。
中国の数千年の歴史は『飢餓の歴史』で、人間も食べていたのだと。そういえば、山崎豊子さんの小説「大地の子」にも、飢餓のあまり人を食らう場面がありました。山崎豊子さんは、徹底した調査を元に素晴らしい小説を書かれることで有名な作家ですものね。
パンダは、一般的に言われている四川省ではなくて、チベットが生息地だったそうです。チベット自治区であったパンダの生息する地域を略奪して、四川省に併合したのだとか。中国共産党によるチベット弾圧は、日本ではあまり報道されていませんが、今日までに120万人のチベット人が死亡しているそうです。120万人というと、どんな数字だろうと、ちょっと例になりそうな数字を調べてみました。東京は2010年の国勢調査で1300万人の人口になるそうです。おおよそだけど、東京の人口の10分の1の人が死んだと想像すると、大変なことだと思いました。
●中国の「日本買収」計画 有本 香 著 (WAC BUNKO)
この本によれば、日本の水源の土地、雑木林の森が中国の富裕層によって買われている状況と、その実態が、個人情報保護のために、ほとんどわからないようになっているそうです。また、管理している日本の公的機関がほとんど機能していないとも。
中国人に森林を買われたら、森林の木々が根こそぎ切られて、植林もされず裸の山や砂漠になっている中国の惨状が、他国の話ではなくなる可能性があるのだと、ぞっとしました。
水源の土地、水を保つ森林は、失われたら容易に戻すことは出来ません。この本では、日本の土地を外国人に販売しない法律を整備する提案がされています。
●なぜ、中国は「毒食」を作り続けるのか 有本 香 著 (祥伝社新書)