種から芽が出て花が咲き

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ホイッスラー展 横浜美術館

2015年01月21日 | 銅版画について
先日、お師匠様に薦められて、横浜美術館で開催中のホイットニー展に行ってきた。
横浜美術館は、建物が素敵。とても優雅な気持ちになれる美術館で私は好き。

今回の企画展では、ホイッスラーが手がけている銅版画作品が多数出品されていて、お師匠様が学芸員の質の高さを絶賛されていた。銅版画は、油絵に比べて地味なので、あまり説明がなかったりするが、行ってみたら、お師匠様が褒められていた通り、作品の説明が充実しているように感じた。銅版画の技法の違いやその味わいについてまで、詳しく説明があった。私はよく知らなかったけれども、作品につけられる説明は学芸員が書いているものらしい。

ホイッスラーさんは、銅版画作品も多数制作していて、お師匠様いわく、よけいな線がなく描きたいところだけ描かれているそうな。

私はそこまでは味わえなかったけれども、そう言われたらそうだった気がする。

同時開催されている「横浜美術館コレクション展」もよかった。ホイッスラーを観た後に続けて入れる。こちらは閉館時間が迫っていたので、駆け足になってしまったけれど、大好きな作家のひとりである、マグリットさんの作品がいたので、ちょっと嬉しかった。こんなところで、マグリットさんに会えるなんてなどと喜んでいたら、お師匠様に「長谷川潔を観なかったのか、わざわざ遠出をしたのにもったいない」と言われてしまった。長谷川潔さんは日本の銅版画作家。あらら。