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(今はFTISLAND、いろいろ)

FTISLANDのメンバー引退に思う

2019年03月17日 | FTISLAND
FTISLAND のチェ・ジョンフンが、グループを脱退し、引退しました。 BIGBANG のスンリ(日本での愛称は VI)引退の後、まもなくの発表で、すごく驚きました。チェ・ジョンフン(以下フニ)はスンリと親しかったので、事件の関わりがあるのか、日本のファンの間で心配されていました。しかし、引退ということは、つまり、関与しているのねという理解でした。

事件の全容が解明され、被害者が救済されることを望みます。

事件はとんでもなく悪質らしく、引退もやむなしなようで、そこに大好きなバンドの主要なメンバーが関わっていたことは残念というか、ファンとしては無念です。
私はながらくFTISLANDのファンでしたし、これからも残った彼らが、FTISLANDとして活動してくれるのを応援していきます。そして、ずっと消えない傷というか、フニの不在を悲しむと思います。

これ以下のことは、私の感想です。

フニの謝罪文を読みました。一言で言うと、一生、反省して生きていくという趣旨でした。当初、事件のあらましもよくわからないので、引退は過酷すぎるし、どうしてそこまで糾弾するのかとも思っていました。
しかし、フニを日本という国に置き換えると、韓国の文化、国民性が見えてくる気がします。日本と韓国の間にある従軍慰安婦問題で、日本は戦後の補償は終了したという立場だったと思います。韓国の文化として、フニが謝罪文に書いたように、一生、あるいは、日本が国として続く限り、韓国への謝罪を続ける、反省を続けるという姿勢が求められる国民性があるようだと、フニの謝罪文から見受けられました。

追記

友人より、韓国は民主主義を国民自らが声をあげて勝ち取った国だから、不正があると声をあげる文化があるのだそうです。だからか、芸能人の不祥事が起こると、ファン自らがファンであるその芸能人を糾弾するのです。フニも韓国のファンによって、糾弾されました。私はそれを常々不思議に思っていました。日本のファンは、韓国語の報道では事情がすぐにわからないということもあり、フニの関与そのものを疑っていましたし、無関係でいてくれと願うような印象がありました。韓国ファンは、グループから脱退させろとか、どんどん声をあげていきます。そして、そのとおりになりました。

そういえば、映画「1987、ある闘いの真実」など、政府に対して、国民が立ち上がっていく映画です。韓国の歴史が育んだ国民性なのですね。

また、今回はYoutubeの威力を目の当たりにしました。Youtubeというよりかは、韓国人のユーチューバーが、既成のマスメディアより、よほどこの事件の背景や詳細を伝えくれていました。世の報道の在り方が代わってきています。

(参考)わかりやすかったユーチューバー
https://www.youtube.com/watch?v=wcRRMtr4uAM