コロナワクチン 接種について患者さんから質問されました。
「コロナワクチン は接種後いつまで効果があるの?」
「1年後もワクチンの効果は続いているの?」
もっともな疑問です。
先日、河野大臣が「ファイザー製もモデルナ製も1年は持つ」と発言して
その後、加藤官房長官が否定したというニュースがありました。
現時点では、
「効果の持続期間については、例えばファイザー社のワクチンの場合、
海外で実施された臨床試験後の追跡調査の結果によると、2回目接種後6ヶ月の発症
予防効果は91.3%であったという報告もあります。また、武田/モデルナ社のワクチンの
場合、同様の調査において、2回目接種後6ヶ月の発症予防効果は90%以上と発表されています。
今後も引き続き、集積される様々なデータを見ていく必要があります。」という厚労省の
見解があります。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0011.html
もともと、有効性と短期での副反応だけで臨床に投入された経緯があります。
長期的な有効性のデータは乏しいと言わざるを得ません。
また、インド型などの変異株はワクチンの有効性が低下するというデータも出てきました。
昨日は、
「ようやく医療従事者もコロナウイルス と戦う装備を身につけた!」とブログに
書きましたが、この鎧は変異株も跳ね返せるか?いつまで鎧がボロつかずに頑丈なにか?
https://blog.goo.ne.jp/halclinic/e/73dd09b60551c642b2fd5da6227e218f
油断していると、コロナワクチン という鎧を突き抜ける鋭い刃のような変異ウイルスや
時間が経って鎧がボロボロになっているのに気づかないことがないのか、心配はまだあります。
落武者にならないように、鎧を過信せずにマスクでの防御をしっかり続けるのがよさそうです