HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

ようやく医療従事者もコロナウイルス と戦う装備を身につけた!

2021-06-21 20:29:07 | 医療
 新型コロナウイルスの診療をする病院の医療従事者も、風邪などの診療を
行うクリニックの医療従事者も、今までは丸腰で戦ってきました 
本来は3月中に接種を終える予定でしたが、ワクチンの不足を理由に
ズルズルと遅れていたのが現実です。
そして、高齢者の接種が始まっても、医療従事者へのワクチン接種が完了しないという
事態に陥っていました。
もちろん、重症化のリスクが高い高齢者へのワクチン接種が急がれましたが、
病院でのクラスター発生の事例も報告されている中で、医療従者への
ワクチン接種が高齢者よりも遅れるとは本末転倒だと思います。
医療従事者には、「丸腰で戦え!」ということかと、憤慨していました。




「医療従事者への接種 6月末までに完了」

当院は、コロナワクチン接種を行う医療機関になりましたので、幸い5月にワクチン接種を
受けることができました。
それ以外の多くの医療機関、医療従事者へのワクチン接種が遅れていたことに心を痛めていました。
今回のニュースで、ホッとしました 


 風邪患者の診療はしていなくても、かかりつけの患者さんが咳や咽頭痛、発熱など
風邪症状があれば診療をしています。
どんなに注意をしても紛れ込んでくるのがコロナウイルス だと覚悟しています。
だからこそ、診療をするものが無防備であれば、院内にコロナウイルス を広げかねない
という危機感があります。
まずは診療に当たる小生をはじめとしたスタッフがワクチン接種で鎧を身につけて
コロナウイルス に負けないようにすることが必要だと感じていました。

ようやく医療従事者にワクチンが行き渡ることに安堵しています 




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