「複数のコロナ患者が入院療養中の新潟市内の病院で、コロナ患者と同じ階にある一般病棟部分に入院していた70～80代の患者5人の感染が分かった。」
というニュースがありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e9ba5df9775b35bf083d690dce3af0bc83040f
感染経路は不明のようですが、もし院内感染だったら…
クリニックの院長としてはゾッとして背中に冷や汗が流れます。
スタッフはコロナワクチン 接種を二回終了していますが、患者さんの
ワクチン接種は現在、進行中です。
当院のように、小さい空間で分離ができないので、風邪症状の診療は
中止していますが、定期的通院患者の風邪の場合は診察をしています。
その場合は、院外での診察と処方を行なっていますが、新型コロナウイルス は
軽い症状の場合があるので、患者さん自身が気づかない可能性があります。
もし、感染力の高い新型コロナウイルス の変異株が院内に入り込んだら…
院内クラスターを作る可能性があります
高齢で基礎疾患がある患者さんが多いので、心配しています。
だから、通院患者さんを守るためには風邪診療は当院ではできない状況が
続いています。
今朝の新潟日報の記事に胸を締めるけられました。
大規模なクラスターが起きた「ケアポートすなやま」の理事長
松田先生を存じ上げていますが、しっかりした医療者です。
その先生でさえ、発熱者が出たときに少し様子をみたことが
感染拡大につながったというのですから。
もし、自分がその立場にいたら、迅速な判断ができたのか？
患者数が多くないからといって、院内にコロナウイルス が
入ってこないかどうか？
常に緊張感をもって診療していますが、怪しいと思ったら
躊躇わずに迅速に対応することが必要であることは
大学病院時代から経験しています。
そのことを忘れずに肝に命じて明日からも診療をしなければ
