HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

薄い肉でも、厚い肉に負けない… ^_^

2013-05-24 18:18:35 | グルメ
 肉好きは「厚い肉」は食べ応えがあると思ってしまいますが…






確かに、「肉本来の味」をかみしめることができます。
でも、肉は厚くなければ美味しくないのか?
薄い肉は厚い肉よりも劣るのか?






「ミルフィーユ カツ」

薄い肉を重ねて厚い肉のようにしてカツにすると、
とても柔らかなカツができます。
厚切り肉とは食感も味も全く違います。
薄切り肉の間に、いろいろな食材を挟んでバリエーションを生み出すことも。
チーズでコクを、海苔で風味を、梅肉で酸味を…

こどものころは食べたことがなかったので、誰かが考案したのでしょうね…
薄切りの肉しかないときにカツを食べたいと思ったのでしょうか?
「ミルフィーユ カツ」は普通の「カツ」といは全く違う料理になり、
厚い肉では出せない味です。

既成概念にとらわれない柔軟な考えは凄いですね 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目線をどこに置くのかで… ^_^

2013-05-24 14:07:59 | 日記
 先日の外来での一コマ…


「若いころは…」
「昔は簡単に出来たことが、今は…」


昔に比べて今の自分が劣っていると感じてストレスになっているようです。
確かに、元気溢れる若い時代に比べてれば、自分自身が自分の理想通りでは
ないところが多いかもしれません。


生物は時間の経過とともに「老化」していきます。
程度の差こそあれ、いきている限りは逃げられない現実です。
一見若いようでもどこかに衰えはあります。

ピークから下がってきたマイナスばかり見ていては心が沈みます。
でも、ちょっと考え方を変えると、「まだまだ出来ることは多い」と気づきます。

昨日の80歳三浦雄一郎さんのエベレスト登頂も。年齢に負けない自分への挑戦。
われわれはエベレストに登らなくても、日常生活で「小さな挑戦」を
試みて、前向きに生きると、目の前が明るくなりそうです 








ちょっと目線を変えてみませんか?
日常の見え方が、きっと変わります。






日野原重明先生がいまだに現役で活躍されているのを拝見すると
「年齢で自分にダメの烙印を押す」のは愚かなことだと感じます。


当院の外来では、「年だから仕方がない」という言葉はありません。
「ちょっと努力して、何か出来るようになれば!」
ポジティブに考えられるように背中を押したいです。 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする