eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

4回目はベンツの町へ 1

2013-08-12 21:09:00 | 旅行(ドイツ国内)
8月11日は4回目の結婚記念日でした。

夫は毎年結婚記念日に休んでくれるのですが、今年は日曜だったので金曜日に休みを取ってもらい、ベンツの町 Stuttgart シュトゥットガルトへ2泊3日の旅に行って来ました。

かなりマニアックな旅の旅行記ですが、よろしかったらお付き合い下さい。



まず一日目。

ホテルに荷物を置いて向かったのは、世界で一番大きいSchweine Museum 豚博物館です。→Schweine Museum

猫バスならぬ豚電車が目印


反対側にはこんな豚さんが。


博物館内は自由に写真撮影できます。  一応受付の人に確認したら「もっちろん写真OKよ! ひとつも見逃さずに見ていってね!」と言われました。

館内はもうめまいがしそうなほど豚だらけです。

その中のほんの一部ですが・・・
 
  
         鶴瓶師匠!                               ぶたぶたこぶた♪お腹がすいた♪エースコックのワンタンメン

 
  
           Pigasso作品                              兄貴 早いとこずらかりましょうぜ! おぅ そうだな

 
  
        坊や~良い子だねんねしな~ まんが日本昔ばなし(中国版)       トイレに飾ってあった真剣に頑張っておられるご婦人

 
  
           ちびまる子ちゃんのブー太郎                       一粒であなたもこんな体に! 豚グリコ!! 

妄想を膨らませつつ見る展示は限りなく面白いですね


さて博物館を出た後はせっかくなので美味しいビールが飲みたいという夫の要望に応え、自家製ビールが飲めるビール屋さんに向かいました。

途中の日本食レストランを名乗っている店で見た、目を疑うメニュー。
 
  
          冷やし刺身ラーメン                            揚げ鉄板寿司 テリヤキソースかけ

もうここまで来ると笑うしかありません。  とても食べたいとは思いませんが、こんなメニューよく考えるなと感心しました。


到着したのはゾフィーのビール屋さん→Sophie's Brauhaus
 
  
                                        左 Helles 200ml 2ユーロ(260円) 右 Schwarzbier 400ml 3.5ユーロ(455円) 
私にはビールの味がよく分かりませんが、夫曰くかなり美味しかったそうです。

お料理はこの辺りの名物シュペッツレ・マウルタッシェン・豚肉ステーキ盛り合わせきのこソースかけ。14.9ユーロ(1930円)

ソースが多すぎて何が何だか分かりませんね       これを2人で分けたのですが、とてもしょっぱかったです

夕暮れのシュトゥットガルト中央駅。  てっぺんにはベンツマークがぐるぐる回っています。



最後に街角で撮ったお気に入りの一枚を。  男の子が大きなシャボン玉を作って遊んでいました。
シャボン玉って綺麗ですね。


それでは次回二日目に続きます。




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Bad Homburg 散策

2013-08-03 23:35:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
まったく違うタイトルですが、前回の続きです。


この日一緒にいた友人は人気ブログ「ダンケの葉っぱ」を書いているぐりこさん。

今までの事は一緒にBad Homburgという町に向かうまでの出来事だった。

これ以上何かあったらどうしよう・・・という不安を拭いきれないまま、20分くらい歩いて次の駅に着いた。

そうするとそこまでの折り返し運転が行われていた。  やれやれ助かった (おそらくこの時点で運気は良い方に向いた)


予定時間を大幅に過ぎて、やっとのことで目的地に到着。

とにかくおなかが減っていたので、まずは行きたかったCafeを目指す。

プリントアウトした地図を広げて歩いていくと、タクシーの運転手さんから声をかけられた。


~~以下、恒例のドイツ語→関西弁翻訳にてお届けします~~


運「ねーちゃんら、何探しとるんや?」

私達「ここの通りに行きたいねん。」

運「あーここやったら、この通りをドーンと突き当たって左にキュッと曲がってまた2つ目の角をガーンと行ったらあるわ。」(道順の説明に擬音を多用するのが関西風)

私達「ありがとー。


客引きかと思いきや、単に迷っている私たちが目に付いたらしく車の中からわざわざ声をかけて教えてくれたのだった。


教えられたとおり、ドーン・キュッ・ガーンと行って目的地に到着。→Cafe Merci

今が旬の Pfifferling (日本ではアンズタケと呼ばれているきのこ)の夏サラダを頂いた。
この黄色っぽいきのこがアンズタケ。驚いたことにイチゴやブルーベリー、ラズベリーなんかも入った豪華なサラダだった。

おなかも満たされたところで散策開始。

広場には少しながら木組みのおしゃれな建物があったり

こどものランタンフェスティバルを模した噴水があった。


そしてお城に到着。


入り口はいろんな人や動物で守っているようだった。


足元にいたこの二人。左側は何か失敗をやらかしたに違いない。
あーあ、やっちゃった  てへぺろ


お城まわりも公園だが、もっと大きい Jubiläumspark には暑さのせいで中身が爆発して花が咲いたかわいそうな車がいた。
はらほれひれはれ~


突然現れる金の玉ねぎはロシア教会。

残念ながら中には入れなかったが、この金きら金が目に焼きついた。


のどが渇いたところで今度はバウムクーヘンが美味しいカフェへ。

ここに行くにも二人に道を尋ね、教えられたとおりドーン・バーン・キュッと行ったが残念ながら二人とも外れ。

結局自力でたどりついたのは Park Hotelに入っている Fritz55 というお店。

念願のバウムクーヘン(お店ではバウムトルテ)は、生地はしっとりして日本風で美味しかったが上のアイシングが激甘。しかもマジパンもちょっと入っていたので好みが分かれるかもしれない。
3.8ユーロ(約490円)


この日は他にも店を覗いていただけで通りすがりのおばさんが「そこはまだ改装中で開いてへんで。」と聞いてもないのに教えてくれたりした。

都会をちょっと離れると人も優しくのんびりしているドイツ。こういうところがドイツの好きなところなのだ。

いろいろあった一日だが、帰りはスムーズに何事もなく家にたどり着いた。

炊飯器は何事もなかったかのように正常に働いているし、スーパーの機械も直った。

唯一つ、エレベーターだけはまだ動いていない。(担当者が休暇中)

毎日99段の階段を上り下りすれば少しは痩せるだろうか・・・。




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すべてはここから始まった

2013-08-01 21:10:00 | 日常
我が家の炊飯器は2年前にアジアショップで購入した韓国製。(30ユーロ)


ご覧のとおり炊飯ボタンがたった一つ、機能も炊飯と保温のみ。

タイマー機能はもちろんないが、10分ちょっとで炊けるので、いつも一足先に起きる夫が炊飯のスイッチを入れることになっている。

ところが昨日、確かにランプは付いているのにご飯が炊けていなかった。

とうとう壊れたか・・・まぁ、安物だから仕方ないなと思った。

しかしこれだけでは終わらなかった。



出かける前に買い物を済ませておこうと家を出た。・・・・アパートのエレベーターが壊れていた。



階段を降り、徒歩2分のスーパーに行った。・・・・ペットボトル回収の機械が壊れていた。



99段の階段をゼーハー言いながら上がって、家に帰り身支度をして出かけた。・・・・フランクフルトに向かう電車が遅れていた。



友人と待ち合わせて路面電車に乗り込んだ。・・・・前の電車が起こした事故のため、途中で電車が止まった。


駅でもない所で降ろされ、キャベツ畑を歩きながら「何だこりゃ。」と思った。

事故以外は些細な事だけれど、こんなにいっぺんに重なるとさすがに気持ちが悪い。

私が何かを連れてきたことは間違いなかった。

もうこれ以上何も起こらないで下さい


そう願いながら、線路沿いをとぼとぼと次の駅まで歩いた。

頭の中にはスタンド・バイ・ミーが流れていた。


つづく





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