eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

買い置きしようと誓ったもの

2015-05-26 18:38:00 | 日常
ドイツは昨日が祝日でした。

日曜・祝日はお店が閉まるので事前にいろいろ買い込んでおくのですが、今回はしくじりました。

というのも久しぶりに風邪を引き、つばを飲みこむのも辛い状態になったのです。

そんな時に食べたいのはお粥。

そのお粥も飽きてきて、果物も食べたいと思ったので夫にお使いを頼みました。

駅のドラッグストアなら休日もやっていて、少しばかりの食料品を扱っているのです。

「みかんの缶詰とカップのマッシュポテトを買ってきて。」と頼み、待つこと30分。

「何もなかったよ。」と手ぶらで帰ってきました。

よく聞くと、「マッシュポテトはなかったが、インスタントパスタはあった。みかんの缶詰はなかったけど、パイナップルはあった。」と言うのです

だったらなんでそれを買ってこないと思うのですが、夫はいつも言われたことしかできないのです。

それを重々承知していながら、第2・第3希望を伝えなかった私が悪かったのでした

すでにみかんの口になっていたのですが、泣く泣くあきらめ、マッシュポテトの代わりにそばをすすって過ごしました。

ちなみにドイツではお馴染みのカップのインスタントマッシュポテトというのはこんなのです。
お湯を注いでグルグルかき混ぜるだけで出来上がり。

普段は特に好きというわけでもなくめったに買わないのですが、簡単に手に入る物で食べやすいといえばこれしか思い付かなかったのです。

これからは常にこれと果物の缶詰、真空パックのうどんは買い置きしておこうと心に決めたのでした。






ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村



舌打ちと国民性

2015-05-16 20:27:00 | 四方山話
舌打ちって日本ではすごく嫌な印象がありますよね。

イラッとした時に「チッ」とやるので、もし自分のやったことで相手に舌打ちされたらすごく傷ついてしまいます。

でもそう頻繁に聞く音ではありませんでした。

それがこちらに来て、けっこう舌打ちを聞く場面が多くなりました。



まず聞いたのがドイツ語学校。

クラスメイトのトルコ人が、ちょくちょくやっていたのです。

例えば先生が「今日の宿題は○ページ全部です。」といった時に「チッ」。

これには先生も気を悪くしているように見えました。



最近はドイツ語カフェで一緒の中国人達がよくやります。

彼女らは自分の言いたいドイツ語が出てこない時に、自分自身が歯がゆくて「チッ」。

これも最初はびっくりしましたが、歯がゆい気持ちは分かるし、そういう癖なんだなと思うようになりました。


ところが先日電車の中で、これまでの人生で聞いた数を一気に上回るほどの舌打ちを1人の女性から聞きました。

その人は男性と2人で乗ってきて、ずっと2人で何語か分からない言葉でしゃべっていました。

男性がしゃべっている時は、女性はじっと聞きながら「チッチッチッ」「チッチッチッ」と何回も舌打ちを繰り返すのです。

喧嘩でもしているのかと思わず顔を上げ、まじまじと2人の様子を見たのですが、その様子はとても楽しそう。

どうやら相槌の代わりに舌打ちをしているようだと気付きました。



本当に舌打ちが相槌になる、そんな国があるのかしらと思って調べてみました。

中国や韓国ではちょっと感動した時や賞賛する時、シリアでは同情した時、インドでは「うん」「ううん」「へぇ」「そう」のような相槌代わりなど、国や文化によってこの動作の意味は大きく異なる。←Wikipediaより



おぉ~本当にありました

あの2人連れはインド人だったのかもしれません。

それに、中国人も歯がゆいだけでなく賞賛している時があったのかも。



日本では不快なだけの舌打ちが、国によって色んな意味があるだなんて知りませんでした。

もしインド人が日本に来てこれをやると、誤解されてしまうかもしれません。

何事も、自分の知ってる範囲内のことでこうだと決め付けるのは良くないなと思いました。


それにしても、電車に乗ってるだけでいろんな言葉が聞こえてくる環境は面白いです。

その人の服装や不思議な言葉からその人の出身国を想像したりして、けっこう楽しめます






蛇足ですが、先日見たダブルの虹。

あの木に登ったら、そのまま虹伝いに空にも登っていけそうですね。






ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村





窓枠の補修作業

2015-05-10 22:37:00 | 日常
我が家の窓枠は木です。

引っ越して来てから、かれこれ5年半。 今まで一度も窓枠の補修が行われませんでした。

雨ざらしで傷んだ窓枠は塗装も剥げ、窓掃除の度に手にとげが刺ささったり、服に木くずがついて、それでなくても億劫な窓掃除がもっと嫌になってました。
  


先週からようやくアパート全体の窓枠補修作業が入ることになり、業者が来ました。

ボロボロになった部分を機械と紙やすりで削って、塗って乾かすのを3回繰り返し、見違えるように綺麗になりました。


これからは窓掃除も頑張らなくては

そう言えば、ドイツの窓はこんな風に上部分だけ傾けて開けておくことができるんですが、こういうタイプの窓を「ドレーキップ窓」というらしいです。

ドレーキップ窓についてはこちらに詳しい説明がありました→まどのあれこれ

ドイツに来た当初はこの窓に慣れなくて使いにくいと思っていましたが、今では便利だなと思うようになりました。

よく考えたら窓が二通りに開くなんて、すごいことですね。

少々の雨ならこの“キップ”という上だけ開けた状態でいられますし、気密性に優れているそうなのでドイツの気候に合った窓なんでしょう。

こんなアパート1軒の窓枠だけで3日がかりなんだから、大好きな木組みの家を補修するとしたらすごく大変なのだろうと思い至りました。

これからはまた少し違った目で木組みの家を見られそうです。






ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村







続・知られざる木組みの町 Butzbach

2015-05-07 19:06:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
ブッツバッハ散策の続きです。

マルクトプラッツを中心に、木組みの建物が幾つもあります。


通りを見渡すとこんな感じ。


この町の木組みは上の方のうろこ壁部分が四角く、高さもまちまちです。 統一感があるような、ないような・・・。 都会にある真四角の建物や近代的なひねりのある建物よりこっちの方が味があって好きです。


裏通りに入ると、北ドイツでよく見られるような家がありました。


使われていない井戸は、素敵な花壇になってました。


木組みの建物は、通り抜ける通路までこんな感じ。
この先にどんな世界が広がってるんだろうと、ワクワクさせてくれます。

また別の一角には、ミニチュアのお城の入口のような門がありました。 


最後にまたマルクトプラッツを振り返って、散策は終了です。


ここはフランクフルトから電車で40分くらいなので、ちょっとしたお出かけにオススメです。






ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村









知られざる木組みの町 Butzbach

2015-05-05 16:53:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
前回の続きです。

ビアマイスターがダァ~っとビールを出してるビール屋さんと組み合わせたのは、ギーセンのちょっと南に位置するButzbach ブッツバッハという町です。

ここは木組みの家街道には入っていないのですが、意外にたくさんの木組みの家があります。

そして駅から歩いてすぐに、木組みの建物が見え始め、

このマルクトプラッツにもそのまま行けるのが魅力です。

一番右の建物が市庁舎で、最近修復されたようです。 立派な時計が正面についていますが、なんと1630年と書いてあります。

飲めないので、ビール屋さんではいつもアウェイな感じがするのですが、こういう所に来ると「ここは私の場所だ!」と感じるようになりました。

たくさんのベンチがあるので夫には座って待っててもらい、一人で散策開始です。


土曜日だったので市場が出ていました(しましまのテントとトラック)が、屋台の数は少なかったです。

教会の裏には城壁と塔。 その前は子供の遊び場です。 ドイツの子供達はこういう塔を見ながら遊ぶんですね。

そして見つけた看板。 この女性の衣装は赤ずきんちゃんの故郷と言われる所以になっている民族衣装だと思います。 女の子は赤い帽子、既婚者は緑、未亡人は黒と色が変わるそうですが、この上着が気になります。 色が違えばキリン柄ですよね。( ̄ー ̄)ニヤリ


写真が多くなったので、続きは次回に。





ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村