eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

ビール飲み放題の見学ツアー

2015-08-06 21:16:00 | お出かけ(BW州)
先日、日本のブロ友さんのブログでキリンビール工場や日本酒菊正宗の見学ツアーを知った私。

ビールの国ドイツにもきっとお得なビール工場見学ツアーがあるはず!と思って検索し、辿り着いたのがこちらのブログでした。→Welde ビール工場見学

場所はマンハイムやハイデルベルクにほど近い、Schwetzingenシュベツィンゲン。ビールが飲み放題とは、なんと素晴らしいツアーなんでしょう。

折しも毎月第一日曜が見学ツアー開催日な上に、今月はビール工場のお祭りと重なっていました。

ここなら行ける 夫を連れて行くしかない



工場は最寄りのシュベツィンゲン駅から離れていて、徒歩で40分位かかりました。 見えてきた、緑色のねじねじの瓶。


工場前のロータリーにもねじねじ瓶が。


事前予約は不要で、受付で申し込み名前を記入します。(一人8ユーロ) ツアーごとのシールを貰い、それを胸に張っていざ出発。 ライトにもねじねじ瓶が使われていました。


ツアーは約45分間でした。説明はもちろんドイツ語で、私は半分も聞き取れません 夫の説明によると、ここのビールは40km圏内にしか供給されていないそうです。

まさに“ご当地ビール”ですね。

こういう時に感心するのが、ドイツ人の熱心さ。 とても活発に質問するのです。 ガイドの若いお兄さんは、一度答えに詰まっていました

さて、お待ちかねの試飲タイム。 こんなラウンジで落ち着いて飲むことができます。 洞窟みたいな壁と、蜘蛛の足みたいにぶら下がっているライトが面白いです。


1つずつブレッツェルと自分の名前が書かれたビールマイスターの証明書をもらいます(最初に名前を書くのはその為)。


生ビールは壁から。
その他の物も冷蔵庫にたっぷり用意されていて、ビアカクテル・ノンアルコールビール・コーラ・水などもあり、お酒の飲めない方も安心です。

残念ながらねじねじグラスはお土産についてきませんでしたが、1つ4.9ユーロで販売されていました。

試飲の時間制限は特に言われず、次のグループが見学を終えてやってきても追い出されなかったので、一日中居座ることもできるかも

私はノンアルコールと間違ってビールのグレープフルーツジュース割りを取ってしまい、それ1本でほろ酔い(*´ω`*)、夫は生ビールを5杯(1.5リットル)も飲んで良い気持ちで長居してしまいました。

帰りは工場前から出ている無料シャトルバスに駅まで乗せてもらい、とっても楽ちん(おそらくシャトルバスはお祭りの時のみだと思われますが、30分毎にシュヴェツィンゲン駅と工場を往復していました)

年に一度の工場をあげてのお祭りは近所の方に愛されている様子が伺え、続々と人が押し寄せて、夕方にはすごい人出になりそうでした。

ちなみにシュヴェツィンゲンには桜が咲く庭園があるお城があります。

そしてシュパーゲルの産地としても有名で、広場にはシュパーゲルを売る女性の像があります。

桜やシュパーゲルの時期に合わせて行くのも良いですね。

マインツではお目にかかれないWeldeのビールだけれど、私達は一気にファンになってしまいました。

一人から気軽に参加できる、お得感のあるツアーです。





※ Welde Brauerei→HP





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かぼちゃの国の物語

2013-09-26 18:53:00 | お出かけ(BW州)
ちょっと昔、ある所に「かぼちゃの国」がありました。

そこの王様はひどく悩んでいました。

あぁ・・・どうすれば良いのだ。 もうすぐ宿敵である米の国が我が国に攻め込んでくるというのに、このままではこの国は滅びてしまう・・・。

后は新しいドレスと帽子の事しか頭にない。


跡継ぎの王子はこの有り様。


蛇やらカエルやらと戯れてばかりで、ワシの言うことなどまったく聞きもせん。
   

いつぞやはコーヒーの国からロナウジーニョという友達を連れてきた。


やっとかぼちゃ友達ができたかと思えば、こやつが飛んだ食わせ物で、あろうことかワシの家来に白黒の球を蹴りつけたのだ。
哀れな家来は歯を折って、顔が腫れ上がったまま寝込んでおる。

敵は10月31日にかぶりものをして「トリック・オア・トリート!!」という恐ろしい呪文を唱えながら攻めてくる。
すでに着々と用意を進めているとの報告を聞いた。

あぁ・・・敵が攻めてきたらワシのベンツでは何の役にも立たん。


唯一の望みは手先が器用なこの肌色の生き物だ。
やれ!!我が国のために戦車を大急ぎで作るのだ!!


ええぃ、こしゃくな米の国の者よ、待っておれ。
今に目にもの見せてやるわ!!!




  おしまい




   この物語はフィクションであり、実在の国や人とは何ら関係ありません






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続 かぼちゃだらけのお城

2013-09-25 21:40:00 | お出かけ(BW州)
昨日の続きです。

歩いて行くとかぼちゃを使った展示がたくさん出てきました。

鳩さんたち。


うさぎりんごのような白鳥。


デカすぎで白すぎる水泳選手。

どれも全部かぼちゃで出来ていて、それは見事です。

と、ここでお腹が空いたのでちょっと腹ごしらえ。 
レストランからカフェ、屋台までいろいろな食べ物屋さんがあってどこもかぼちゃ料理を出していました。

私達が食べたのはかぼちゃのフラムクーヘンと


フライドかぼちゃです。
どちらもなかなか美味でした

他にもかぼちゃのスープやスパゲッティかぼちゃネーゼ、かぼちゃのポップコーン、かぼちゃのマウルタッシェン(餃子のようなもの)などなどいろんな物がありました。

更に奥へ進むと「メルヘンの庭」というコーナーが有り、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家がありました。


時々しわくちゃの魔女が顔を出します。


こちらは赤ずきんちゃん。 オオカミがベッドに寝ています。 
ドイツ人が作ると赤ずきんちゃんもこんな顔なんですね・・・可愛くない・・


ラプンツェルの塔。  時々赤いリボンを結んだ長い金色の髪が塔の上から降りてきます。


メルヘンの庭の先には驚いたことに日本庭園がありました。
もみじがほんのちょっと色づいています。 もう2週間もすれば見頃かな。

歩き疲れた頃に見た華やかなダリア。


こっちは南天に似てるけど紫色で可愛らしかった実。


そう言えばかぼちゃ展示開催中は週末ごとにいろんなイベントが有るようで、この日は有名なかぼちゃ彫刻?の人がやってきて作品を作っていました。
上に乗ってるかぼちゃの豊かな表情と手足にビックリ。 よくこんなに細かく表現できますよね。

ちなみに他の週末は、くりぬいたかぼちゃを漕いで競う「かぼちゃレガッタ」や、どれだけ大きなかぼちゃを持ち上げられるか競う「かぼちゃ重量挙げ」なんかをやっています。
今年はもう終わってしまったけど、今度はかぼちゃレガッタを見てみたいなぁ。

お見送りは幼稚園の学芸会を抜け出してきた園長先生です。・・なんちゃって 恐らく「かぼちゃ大使」のつもりかな?
全身オレンジのおじさんは声をかけたら快く撮影に応じてくれました。


おまけでアンペルマンの信号です。
もとは旧東ドイツで使われていた物ですが、人気があるため最近は旧西ドイツでも所々で見かけるようになりました。 
可愛いので見かけるとつい写真を撮ってしまいます。   これはお城の正面入り口の前の信号です。
 

たった一日のお出かけなのに長々と書いてすみません・・・・・実はあと一回だけ続きます。




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かぼちゃだらけのお城

2013-09-24 19:20:00 | お出かけ(BW州)
最近かぼちゃの事ばかリ書いていますが、今日もまたかぼちゃのお話しです。

ドイツ人のお友達から「Ludwigsburgのお城でかぼちゃの展示を見てきてとっても楽しかった。11月3日までやってるよ。」という話を聞き、調べてみるとかなり面白そうだったので(→HP)、次の日に早速行って来ました。

MainzからLudwigsburgまでは電車で片道3時間ちょっと。 今回も週末切符で久々のお出かけです。

着いてみるとチケットを買うのにも長蛇の列。 天気が良かったので人が一気に押し寄せたようです。

一歩入ると立派なお城がドーン   大きすぎて全部が入りません

○で囲んだ所がお城で、その後方にさらに広大な敷地があり、そこでかぼちゃが展示されています。


庭園の見事なお花を横目に


レモンが生っているのを見ながら先を急ぎます。


この展示には毎年テーマが決められていて今年は「スポーツ」でした。
見えにくいけれど一応かぼちゃで「SPORT」と書いてあります。

まず聖火ランナーがいました。


お城の後ろ側の庭園がまた素敵でした。 このグルグルした模様がヨーロッパらしいですね。



展示だけではなくかぼちゃの販売もされていて、見たことがない種類のもたくさんありました。 これはほんの一部です。

まるでスイカのような Siam(食用)。


カレーパンマンの進化形? タコさんウインナーにも見える Patisson(食用&鑑賞用)


日本にも「そうめんかぼちゃ」というのがありますが同じかも? 中身が麺のような繊維になってるらしい Spaghetti スパゲッティかぼちゃ(食用)


ある人が「なんかカールおじさんに似てる」と言ってからカールおじさんにしか見えなくなった Butternut バターナッツ(食用)


蛇のように細長く、苦くて毒があるので食べたら強い腹痛を起こすと書いてあった Kalebassen(観賞用)


名前が可愛い白かぼちゃ。 Baby Boo(食用&観賞用)


かぼちゃにこんなに種類があって、まして毒がある物まであるとは全然知りませんでした。 1つの野菜でも奥深いですね。

あらら・・・かぼちゃの紹介まででこんなに長くなってしまいました

次回は展示物をメインにご紹介します。




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古城街道散策~Heilbronn&Eberbach~

2013-07-23 22:55:00 | お出かけ(BW州)
昨日の続きです。

Bad Wimpfenを後にして向かったのは電車で約15分のHeilbronn ハイルブロンという町。

町の中心部を目指すと途中でネッカー川を渡る。その橋のたもとで釣り糸を垂らしていたのはこのお方。

金色(こんじき)に輝くうさぎ様。
クロスした手で赤い釣竿を持ち、獲物など興味ないかのように閉じたお目目、そして鼻から伸びた蜘蛛の糸。
あまりの神々しさに思わず手を合わせそうになった。  釣果はやっぱりにんじんかな

その先にあったのが天文時計で有名な市庁舎。


全体像で見ても綺麗だが、せっかくなので天文時計に寄ってみる。

なるほど素晴らしい。
絵を一つ一つ眺めていると変なことに気づいた。

まずおひつじ座でしょ。そのあと牡牛座、双子座、ザリガニ座・・・へっ( ̄□ ̄;)!!

ザリガニじゃなくさそり??・・・・いやいやさそり座は11月のはず。
とすると伊勢海老??・・・・そうそう、造りが美味しいのよね~って違うってば

かに座がどうやらこんな伊勢海老かザリガニのような絵になってしまっているらしい。
そう言えばこちらではエビとカニの区別がはっきりしてないと聞いた事がある。

思わぬ発見をした所でこの町は終了。
観光時間わずか30分。
天文時計は良かったが、わざわざガイドブックに載せる意味があるのかは甚だ疑問。

次はネッカー川の反対側をハイデルベルクに向かって走る電車に乗った。
途中にはいくつかの古城を見る事ができる。

降りたのはEberbach エーベルバッハという町。
エーベルバッハというのは「イノシシの川」という意味らしく、街のシンボルはイノシシ。

市庁舎前の噴水もイノシシ。


プルファー塔の手前にはうり坊。
 
 


その他たくさんのイノシシたち。
 
 

 
 


ドイツの町にはベルリンの熊やミュンヘンのライオンのように町のシンボルをあちこちに飾っている所が結構あって、そういう動物を探して歩くのがまた楽しい。
まるで宝探しのようだ。

ネッカー川沿いには城壁が一部残っていて、散歩するのにぴったり。おしゃれなカフェやレストランもあるので疲れたら川を眺めながらのんびり食事するのも良い。


こちらは川沿いではないが、フレスコ画が見事なレストラン。





最後にショーウインドウで優雅にヨガをしていた猫ちゃん。

どんだけ体やわらかいねん!と羨ましくなるしなやかさ。
ってか、足折れてるやん!?

店の中にしまわれていたイノシシもいたし、パン屋さんにはイノシシを形どったお菓子も並んでいたので平日に行くともっと楽しめるかもしれない。

たった一日で3箇所も見て回ったこの日、夫は途中から日陰のベンチを見つけて熟睡していた。
私はバッグを夫の枕にしてカメラだけを持って一人散策。

このスタイルが一番楽かもしれないと思い始めた今日このごろ

炎天下ではこれが限界だったので早々に帰宅の途についたが、十分満足した一日だった。





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