eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

意外に大きいコウノトリ

2014-03-31 15:38:00 | 動物
昨日は気温が24℃まで上がりました。

お出かけ日和でうずうずした私、お金のかからない&健康的なお出かけとして隣市Wiesbaden ヴィースバーデンまで歩くことにしました。

Wiesbadenにはしょっちゅう行っているのですが、まだまだ知らない所はたくさんあって、今回の目的地はヨットハーバーのあるSchiersteinシアシュタインという地区です。

ちょっとリゾートの雰囲気が味わえるかも?と期待したのですが、そこで予想外の出会いがありました。

この趣のある建物はホテルです。


その近くを何となく見ていたら、煙突の上の鳥が目に付きました。 ん?コウノトリか?


近づいてみます。  まーよくできた置物だこと。


え? 動いてる   まさか本物 


更に近づくと・・・2羽もいる


残念ながら左側の鳥はずっとお尻を向けたままでした  と、その時・・・・・・飛んだ 


いや、鳥なんだから飛ぶのは当たり前なんですが、その大きさにびっくりしました。

どうやら羽を広げると2m近くなるそうです。

コウノトリって大きかったんですね。

だから赤ちゃんを運んでくると言われるのかもしれません。

家に帰って調べると、ドイツで見られるこの鳥はコウノトリ目コウノトリ科のStorch“シュバシコウ”と言うらしいです。

日本で言うコウノトリは嘴が黒いのに対し、シュバシコウは嘴が赤いのでその名前がつき、漢字では「朱嘴鸛」と書くのだとか。

その煙突があった家の前にはシュバシコウについて書かれた展示があり、去年は16ペアがWiesbadenで確認されたそうです。

越冬を終えてまた帰ってきたんですね。

ちなみに越冬地と繁殖地はこうです。(黄色・・繁殖地、青色・・越冬地)


ドイツでも赤ちゃんを運ぶ縁起の良い鳥とされ、人々に保護されています。

ブログを通じて仲良くさせてもらっている、いぷしろんさんの地方でもこんな風にお世話をされています。→コウノトリの巣を掃除

今年は初夢にコウノトリが出てきたし、何かとコウノトリに縁があるのかもしれません。




余談ですが、昨日は4時間で約15km歩きました。

そんなに歩けると思ってなかったので、疲れたけど嬉しかったです。

今年の目標はドイツ人が大好きなWandern トレッキングをすること。

今から鍛えて夏にはブドウ畑やライン川沿いの古城をトレッキングしたいという野望を抱いています




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電車が消える恐ろしい国ドイツ

2014-03-25 17:40:00 | 四方山話
ドイツという国は恐ろしい国です。

人だけでなく電車やバスが“神隠し”に合います。

きっとこんな感じに邪悪な物がとり付いているのだと思われます。
画像はお借りしました

その邪悪な物が奪うのは人々の「やる気」。

そして「謝罪の言葉」。

さらに時々「電車やバス」。



ドイツには全土を網羅した素晴らしい“ドイツ鉄道”があります。

そのドイツ鉄道はきっとその邪悪な物に目を付けられているのでしょう。

しょっちゅうトラブルが起こります。

先日から何本も電車がなくなるのを目にしました。

それも直前まで 「遅れて来る!」 と言い続けるのです。

その遅れがだんだん延び、しまいにはしらっと 「なくなりました」  

きっと一生懸命走ってきているのにどこかで邪悪な物にさらわれるのだと理解しています。



バスに至っては、まず奪ったのが「運転手の健康」。

先々週からWiesbadenではたくさんの運転手が風邪を引き、間引き運転になりました。

それは仕方ないと理解しました。 でも停留所の電光掲示板は嘘をつき、来るはずのないバスを案内し続け期待を持たせて直前で消すのです。



やっと来たバスに乗っても、動かず何の案内もない事があります。

客が口々に運転手に質問しても無視。

あきらめて降りて歩いているとそのバスに追い越されたというなんとも腹立たしいこともありました

正確に案内したいのはやまやまだけど、きっと邪悪な物が口をふさぐのでしょう。



そんな公共交通機関ですが、ストライキはしょっちゅうやります。

そういうことに関しては「やる気」が戻されるようです。



色々言っても利用するしかないので、なんとか正常に機能して下さいと毎回祈る思いです。

3分遅れても平謝りの日本。

そんな国から来たのが間違いだったのでしょうか。

その邪悪な物に何かいけにえでも捧げればいいのかしら・・・などと妄想して現実逃避したくなる毎日です。

早く呪縛が解けて本来の不屈の精神(ゲルマン魂)が戻りますように





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東京のエコバッグ

2014-03-21 02:45:00 | 四方山話
今日は20℃まで気温が上がり、あまりに天気が良いのでぶらぶらとマインツの旧市街を散歩をしてきました。

マインツの旧市街は大聖堂のある広場からちょっと脇へそれた所にあります。

いったん通り過ぎて、「ん今のはもしや・・」とまた引き返して見たのがこのエコバッグ。
ご当地シリーズはいろいろありますが、パリやロンドンと並んで東京のエコバッグが売られているなんて、びっくりしてしまいました。 でもけっこういいお値段ですね。(約1250円) 売れるんでしょうか

右手奥に見えるのが大聖堂で、この木組みの建物はワイン屋さんです。

このワイン屋さんのすぐ近くにいつも可愛い雑貨を売っているこのお店があります。→POTPOURRI


高いので見るだけのこのブリキ製の置物。  イモムシ君がいい味出してます。
  

猫の赤い玄関マット、欲しかったけど我慢我慢・・・
   


ちょっと進んでこちらの木組みの奥の細い路地に入っていきます。


するとあるのがこちらのチョコレート屋さん。


この辺りはKirschgarten キルシュガルテンというんですが、その「マインツのキルシュガルテンのチョコ」というめちゃくちゃ狭いご当地チョコと、ワインに合うらしいチョコがディスプレイされていました。
 
何度か友人へのプレゼントを買いに行ったりしましたが、お店の人は親切で中にもいろんなチョコが所狭しと並んでいます。

更に奥へ行くと小さな路地がいくつもあります。  こんな看板が案内してくれるアート&ハンドメイドのお店。


そしてこちらもハンドメイド小物を扱っておられる所。 ハリネズミ大好きなので、見入ってしまいました。
  
  ここはお店と言うより個人のお宅のようで、「興味を持たれたらインターホンを鳴らしてください」と書かれてありました。  自然の物だけを使って趣味で作っておられるそうです。

他にもこの辺りには楽しいお店がいろいろあって、紹介しきれないのでサイトを載せておきます。→Altstadviertel Kirschgarten

もう知っていると思っていた街角にもまた新しい発見がありました。

もしマインツに来られる際は、シャガールのステンドグラスを見に行くついでに是非この辺りもぶらぶらしてみて下さいね。




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伝説の町 Heppenheim

2014-03-17 05:00:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
ダルムシュタットのビール屋さんを後にして、また30分くらい電車に乗ってHeppenheim ヘッペンハイムに行きました。

この辺り(DarmstadtからHeidelbergの少し南まで)はベルクシュトラーセと呼ばれていて、ドイツの中でも温暖で花が早く咲くことで知られています。

私の行くところには・・・・そう、ここにも木組みの家があります。  が、それだけではありません
   
小さな町なのになんと150もの街燈があって、それぞれに違った伝説の絵が描かれているんです。

街燈の下にはちゃんと説明が書かれたプレートが付いています。
   

小さな町に150もあるので、探す手間がないほどそこら中にあります。

レンギョウの黄色い花が青空に映えます。


町の中心部のMarktplatz マルクトプラッツ。  時計が付いている立派な建物が市庁舎で一番左の茶色い建物がツーリストインフォメーションです。 ツーリストインフォでは街燈そのものや伝説が載っている本も売られていました。


噴水をはさんで反対側もずらっと木組み。  レストランのテラス席は賑わっていました。


小道に入ってみると可愛いおうちばかり。  そして玄関先にたくさんの猫ちゃんを見つけました。
  


   
最後の縦長写真は「猫だ!」と思ったんですが、下に「熊の泉」と書いてありました  猫に見えるんですけどね。

山の上にはシュタルケンブルク城が見えます。  斜面はワイン用のブドウ畑らしいです。  ところどころに白っぽく見えるのは桜だろうと思います。


こちらは個人でやっておられる消防博物館。


いろんな消火栓や消防グッズが展示されています。
   

でも庭にあるジオラマは一部シートに覆われて、見えやすいように設置された台にも上がれなくなっていました。

いったいどうしたんだろう・・・・・。

実は2010年の秋に一度友人達とここを訪れた事があるんですが、その時にこの博物館のおじさんと少しお話をさせて頂いて中も見せてもらったんです。

今回はもう少しおじさんと話るかな?と思っていて、それが目的の1つでもありました。

ところが・・・おじさんは去年亡くなられたと張り紙がしてありました。

むかし消防署で働いていて仕事が大好きで、博物館まで作ってしまったおじさん。  奥さんに「いつまでやるの」と怒られるんだと言いながら恥ずかしそうに笑っていた姿を思い出します。

日本から来たと言うと、「日本の消防のもあるんだよ」と言ってヘルメットを持ってポーズを決めてくれたところ。

おじさん、あの時はろくにしゃべれない日本人を相手してくれてありがとう。 おじさんの事はこれからもずっと忘れません。

思いがけず悲しい別れがありましたが、この町はやはり大好きです。

夜に街燈を巡るツアーもあるようなので、またいつか今度は泊りがけで再訪してもいいなと思っています。




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Darmstadtで絶品白ビール

2014-03-15 23:05:00 | お店情報
好天が続く木曜日、有休をとった夫と共にまた美味しいビールを求めてお出かけしました。

今回は経由地であるDarmstadt ダルムシュタットで、評判のお店です。→Darmstädter Ratskeller

お店の外観を撮るのを忘れました

夜には地下・地上階・2階の3スペースが開くようですが、昼間に行ったので地上階のみ開いていました。

お店の中はこんな感じで薄暗く、木彫りの年代物のテーブルや椅子が並んでいます。


ライトはビール樽の形。


入り口すぐにある、本物のビール樽はピッカピカで鏡のように店内を映していました。

ちょうどビアマイスターが目の前で仕込み作業をされていたのでじっくり観察できたし、途中から熱されたホップの芳ばしい香りも漂ってきて工場見学をしているようでしたよ。

頼んだ料理とビールたち。
   
テーブルに置いてある紙にはビールの造り方が書いてあります。

Dunkel 黒ビール・Weizen 白ビール・Pils ピルスと3種類とも頼んでみましたが、白ビールがもうめちゃくちゃ美味しかったです。


私はいつも夫のビールをちょっともらう程度で、味の違いもほとんど分からないのですが、ここの白ビールだけは「うまい」と思いました。

それにお値段が安くてこれだけ頼んでも26.1ユーロだったんです。

すごくお得感がありますよね。

お客さんは平日という事もあってか、ほぼ常連のお年寄りばかり。

中には歩行器を押したり杖をついている方もいらっしゃいましたが、皆さん楽しそうにおしゃべりしながらもりもり食べて、ビールを楽しんでおられました。

やはりドイツのお年寄りは胃も元気な方が多いです

店の外にあったネコヤナギ。 黄色いのは何かと思ったら花だそうです。
ネコヤナギにこんな風に花が咲くなんて知らなかったので、偶然見られて嬉しくなりました。

では次回は次の目的地に向かいます。






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