eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

ワインの町で見つけたもの

2014-06-30 20:00:00 | お出かけ(ライン川・モーゼル川流域)
今回はコッヘムの番外編です。

こちらの可愛いカフェ兼ペンション。 窓にはたくさんの猫ちゃんがいました。 そのうちの一人、あぐら猫ちゃん。
  


こちらはワイン屋さんの入り口。 たくさんのボトルが並んでいます。 一番左はなぜかエッフェル塔。 3つ目は魔女でした。
  
魔女のボトルって珍しいけど、魔法の薬が入ってそうですね。 20歳若返る薬だったら欲しいかも

魔女つながりで、こちらも珍しい風見鶏ならぬ、「風見魔女」。
風向きを見て時々空に飛んでいって、知らん顔してまたここに帰ってくるのかもしれません。

雑貨屋さんにいた一つ目小僧と、その仲間。


とある服屋さんにあった、スペルドリTシャツ。 「SuperDry 極度乾燥(しなさい)」ブランドを真似たんでしょうが、スーパードライをここまで間違うと惜しくもなんともない・・・


川沿いにもズラッとお店が並んでいます。
おみやげもたくさん売っていました。

カフェ兼ホテルの入り口。 日本でいう「欄間」のように、ぶどうの彫刻が見事です。


いつの間にかこんな自動演奏オルガンも来ていました。 手回しでなく、横にドラムも付いている本格派です。
お金を入れるかごの前にはまた魔女さんが。 何かしらいわれがあるのかもしれません。

オルガンやはり古い物らしく時々テンポが変わったりするので、その度つんのめりそうになりながらしばらく聞き入りました。

柔らかい音が町に溶け込んで、時を忘れてしまいそうになります。



たまたまだったのかもしれませんが日曜日でもお店が開いていたし、たくさんの人で賑わっていてしかも英語率が高いのには驚きました。

日本人は一組お見かけしただけだったので、まだ日本人にとっては穴場のようです。

ライン川遊覧は定番の観光ルートですが、モーゼル川沿いのこの町もお勧めです 




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コッヘム散策 2

2014-06-29 01:40:00 | お出かけ(ライン川・モーゼル川流域)
前回の続きです。 写真が多くて収まりきらなかったので、今回はほぼお城に絞っています。

マルクトプラッツから気が向くままにぶらぶら歩いていると、気づけばライヒスブルク城の近くまで来ていました。(約20分の上り坂です)

しぶる夫を日陰のベンチに残し、一人でお城まで行ってみることに。

お城の入口です。


この奥でチケットを買います。 場内はガイド付きで時間制で回るそうで、写真は禁止らしいので入りませんでした。


やはり立派なお城なので人気があるらしく、たくさんの観光客で賑わっていました。


こちらが見たかったお城の守護神? 実際にはどんな顔をしているのか分かりませんが、後ろ姿はどう見てもカッパです
かっぱっぱ~るんぱっぱー


モーゼル川の景色。 絵になります。 あとで手前の橋に行ってみました。


お城の一角にあった荷車。 こういう物にディスプレイしてある花が大好きなんです。


これがさっき上から見た橋からのお城。


橋の上から見る町並み。


パステルカラーが並んで可愛いです。


ライン川に比べて地味な印象のモーゼル川でしたが、こんなに素敵な街があるなんて・・・

ちなみにここもマインツと同じ、ラインラント・プファルツ州なんです。

自分の住んでる州をもっと好きになれた日曜日でした。

次回は町で見つけた可愛い&面白い物をご紹介します





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コッヘム散策

2014-06-26 21:39:00 | お出かけ(ライン川・モーゼル川流域)
前回の面白い電車のアナウンスは、モーゼル川沿いのCochem コッヘムという街を訪ねた帰りでした。

今回は本題、コッヘムの散策記です。

マインツからコッヘムは片道2時間半くらいで、コブレンツまではライン川、コブレンツで乗り換えてからはモーゼル川を見ながらの旅です。

コッヘムに着いたら川を左手に見ながら歩くと10分弱で観光案内所があり、そこから山の方に行くと出てくるのがこちらのリフトです
こういうリフトはすごく気持ちが良いので、あると必ず乗ってしまいます。(往復6.3ユーロ)

上から見た景色。

このお城はReichsburg ライヒスブルク城です。 

下りの景色。 いつまでも乗っていたいですが、あっという間に着いてしまいます。 ちなみにリフトに乗らずに歩いても25分位らしいので、次に乗る機会があったら下りは歩こうと思います。


街に戻る途中にいた馬車のお馬さんたち。 なぜかマスク?をしていました。 


観光案内所からまた川に沿って歩くと旧市街に向かいます。 狭い道の両側にはワイン屋さんを始めいろんな店がひしめき合っています。


化粧箱入りのワイン。 一番安いのは3本で14.30ユーロなので1980円くらいです。 電車でなければ買って帰るのに・・


こんな可愛いボトルもありました。


こちらがマルクトプラッツ、真ん中のピンクの建物が市庁舎です。


ここをいろんな方の旅行記で見て気に入って、いつか自分の目で見たいと思っていたんですが、念願が叶いました


どっちを向いても絵になりますね~。 やっぱりこういう町が好きだなぁ・・・。 


次回はさっき上から見たお城、ライヒスブルクに向かいます。


 

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ユーモアのあるドイツ人と謎のジョウロ

2014-06-24 00:49:00 | 日常
昨日もまた電車に乗ってお出かけしていたのですが、電車内でもいろいろと面白いことがありました。

まず往路。

マインツからコブレンツまで走っている私鉄では車内販売が来るのですが、昨日はいつものワゴンとは別にアイス売のおじさんが来ました。
アイス~アイス~冷たくて旨いアイスはいらんかね~


せっかくリュックいっぱいにアイスを詰めて乗り込んできたのに、さっぱり売れてませんでした。

次はワゴン車。通路を挟んで隣に座っていた男性がホットココアを注文しました。

実はこの男性、ずっと貧乏ゆすりをしながら手にイヤホンを持って振り回していてずーっと気になってたんです。

何をそんなにイライラしとるん?と聞きたくなるくらい。 しかもイヤホンは振り回す為のもんじゃないって言うの。

ホットココアと言っても、スティック状の粉末を開けてお湯を注ぐだけのもの。

しかもそれに砂糖を二袋も入れています。

どんだけ甘党やねん

するとどうでしょう。 足の揺れが治まっています。

あれは砂糖の禁断症状だったんだ やれやれこれで落ち着いていられるぞ・・・と思いきや、治まったのはほんの一瞬ですぐにまたユラユラ、ブンブン始まりました。

あーうっとおしい 私はこの“貧乏ゆすり”が大嫌いで、知らない人でも足をビシッと叩きたくなるんです。

その衝動を抑えるのが大変でした。





帰り道。

車内はかなり混んでいました。

こんな時、ドイツでは当たり前なこんな光景が目につきます。
多くの人が荷物で座席を占領して涼しい顔をしているのです。 黄色で囲んだ部分は小さいスーツケースです。

もちろん荷物棚もあるのですが、皆隣りや前の座席にポンと荷物を置き、いくら車内が混んでいても「どけてくれ」と言われるまでどけません。

他にも4人席を占領している母子(2人)がいました。

その息子がリュックを持っていたのですが、そのリュックに何やらぶら下がっているなと思ったらそれはジョウロだったんです。

そう、あの花に水をやる時に使うジョウロです。

どうしてわざわざジョウロを持ち歩くんだろう 

あれはひょっとして特別なジョウロなのか? 水を入れたらジュースに変わるとか、お湯に変わってシャワー代わりにできるとか・・・。

いろいろ想像をふくらませていると、車内アナウンスのたびに皆が笑っているのに気づきました。

よーく聞いてみると、停車駅や乗り換えの案内以外にいろいろしゃべっている模様。

例えば「次の駅では10分停車します。外に出てタバコを吸うもよし、車内販売でコーヒーを買って飲むのもよし(ちゃっかり宣伝)。何もしない人はもちろんそのまま座ってていいですよ~

「各車両には防犯カメラが設置されています。誰も見てないと思うでしょうが実はちゃ~んと見ていますので、どうぞカメラに向かって笑って下さいね~

マインツに着く直前では「皆様お得な情報があります 停車駅の一つとして例えばマインツをご提供します。もしマインツで降りられたなら、いろいろ他に行きやすいですよ~。(実はマインツが終点)」

こんな面白いアナウンスは初めて聞きました。

そのおかげで混んだ車内もふっと和んだので、ユーモアって偉大だなと実感しましたよ。

ドイツ人ってこういうジョークが結構好きなんです。

悔しいのが、まだ完全に聞き取れないので笑えなかったりタイミングが遅れたりすること。

面白い話に乗り遅れないよう、もっと精進しようと思わせてくれた、車内アナウンスでした。

今日見た青空と雲







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歩く物は何でも食べる?中国

2014-06-22 15:55:00 | 四方山話
まず最初にお断りしておきますが、これはあくまでも一中国人に聞いた話です。




今年に入ってから週一回の無料のドイツ語を話す集まりに参加している私。

メンバーは日本人が多いのですが、アメリカ人やイラン人、今は中国人が来ています。

毎回興味のあるいろんなテーマについて話すのですが、前回食べ物の話になった時に思い切って聞いてみました。

「中国では犬を食べるって聞いたけど、本当?」

「そうよ。犬だけじゃない、歩く物は何でも食べるの。だから市場にはいろんな動物が売られてるわよ。」

∑(゜д゜lll)ガーン

やっぱりそうだったのか・・・・。

とショックを受けていると、ドイツ人の先生がすかさず「日本ではふぐを食べるんでしょ。あんな毒のある魚を。」

「ちゃんと免許を持ってる人が調理するので心配ありませんし、ふぐは美味しいんです。」と他の日本人が答えました。

すると続けてお決まりのパターン、「日本人はくじらも食べるんでしょ。」

これは実に多くのドイツ人に言われます。

「ええ、そうです。私なんて、小学校の給食で食べましたとも。それが何か?」と言いたかったけど、こういう話はきりがないので特に何も言いませんでした。





小学校の話。

中国では今も一クラスに70人以上の生徒がいるそうで、もちろん一人ずつの机なんてないそうです。

更に昔は授業中はずっと手を後ろで組んでいなければならなかったとか。

そんなことしたらノートが取れへんやんと思うのですが、聞いて覚えろということだったみたいです。



中国人と日本人は言葉は分からなくても書けばある程度の意思疎通ができます。

そのたび漢字って偉大だわぁ・・と思うのですが、先生はその字を見て「それは字を書いてるんじゃないくて絵を描いてるように見える。」と言います。

そう言われてみれば漢字がすごく芸術的に思えたりして、なんだかいろいろ面白いです。

今まではほとんど興味がなかった中国に急に興味が湧いてきました。

ナマの中国話、これからもいろいろ教えてもらおうと思います







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