eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

Offenbachのクリスマスマーケット

2013-11-30 19:30:00 | クリスマスマーケット
とうとう今週から各地でクリスマスマーケットが始まりました。

今年最初の訪問地はフランクフルトに隣接するOffenbachオッフェンバッハです。

ここは皮革製品の町なので、さぞかし革製品を扱う屋台が多いだろうと思ったのです。

電車からの景色はライン川を渡ると一変。

気温も3℃ほど低くなりますが、マインツでは全くなかったのに急に白くなっている木や車が見えるようになりました。

目的の駅で降りるとこの景色。


雪か霜かよく分かりませんが、道路脇の草は真っ白です。
綺麗でもありますが、この景色は視覚からより寒さを増します。

会場はとても小さく、屋台の数はざっと見て20軒くらい。 地元の人の憩いの場という感じでした。

時には店番を放り出して誰かとしゃべっている店の人がいたりしてのんびりしています。

これは定番のレープクーヘンの屋台。
ハート型の硬いお菓子に「君を愛してる」等のメッセージが入っていて、これを首からぶら下げて歩きます。

木製品のお店。 このお店の人が店番をしてなかったので気兼ねなく写真撮り放題でした



どれも丸みがあってほのぼのしているし、表情も良いですね。

この聖歌隊?のすました顔が好きです。


そして食べ物ではこんなチョコブレッツェルを買いました。

写真では分かりにくいですが、これはかなり大きくてとても一回では食べ切れません。 味は「銀チョコ」みたいな感じで、普通にチョコがけのパンです。
私は毎年これを買うのを楽しみにしているんですが、なぜかフランクフルト周辺、しかもクリスマスマーケットでしか売っているのを見たことがありません。
どのくらい大きいかというと、これをつけて『仮面舞踏会』に行けるほどです(笑)

ここのクリスマスピラミッドは1つの屋台の屋根でした。


こちらはちゃんと水車が回っている小屋。 屋台で買った物をここの中で食べられるようになっています。 こういう場所があると嬉しいです。


こちらはグリューワインの屋台。 グリューワインの赤・白・卵入りのリキュールのお酒・ホットココアなどなどここでいろんな種類の飲み物が買えます。


残念ながら革製品の屋台は1つも出ていませんでしたが、人も少なくのんびり回れて良かったです。

帰り道、1匹の猫ちゃんに会いました 野良猫がいないドイツではなかなか道端で猫に出会える機会はありません。

声をかけると止まってはくれたんですが、体はそのままで耳だけを後ろに傾けていました。

「おいでおいで~」と呼んでいると、夫がいきなり手をパンパンと大きな音で叩きました。

案の定、驚いた猫ちゃんはピュ―っと逃亡

後で夫を叱ったのは言うまでもありません。

夫「え? 猫って手を叩いても来ないの?」

・・・・・鯉じゃないっつーの 

動物を飼ったことのない夫には教育が必要なようです。


次回はフランクフルトのクリスマスマーケットに続きます。





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マンスリー手帳とビールのアドベントカレンダー

2013-11-29 21:45:00 | 日常
私はアナログな人間なので毎年手帳を購入します。

その手帳にはちょっとしたこだわりがあって、ウィークリーではなくマンスリーが好み。

1ヶ月の予定が見開きでぱっと分かるのが良いんです。

それで使っていたのがこちら。
QUO VADISというメーカーのものです。

これもまぁ悪くはないんですが、できればマス目のものがいい。

でもドイツで見かけるのはマンスリーだとこのタイプばかりなんですよね。

そこで行ってみたのがフランクフルトのMUJI(無印良品)です。

そこでやっと探し求めていた物を発見しました。


数種類ありましたが一番シンプルなものを選択。
A6サイズで12月始まりの月曜始まりです。 お値段は5.95ユーロ(ちなみに日本での販売価格は350円)です。

これでもう来年から手帳探しの旅はしなくてもすみそうです


もう1つ、新しく見つけた物つながりで、こんなのがありました。



なんとこれ、ビールのアドベントカレンダーです。(アドベントカレンダーとは

写真では分かりづらいですが、かなり大きな箱でビール味のチョコではなく本物の330mlビールが24本入ってるそうです。

アドベントカレンダーって普通はチョコかせいぜいおもちゃくらいなのに、こんなのを作ってしまうなんてさすがドイツと思ったら実はこのメーカーはザルツブルクの会社でした →KALEA

他にもサンタの特別バージョン、バイエルンのビール限定バージョンもあり、会社の名前を入れて作ることもできてオンライン注文可能なようです。

ここのHPにある2つの動画の下の方のBierflaschen Konzertがちょっと笑えます。

ビールを飲んで音程を調整するのですが、なによりそのなんとも言えないハスキーな音がおかしいです。

良かったらお試しを。





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便秘に効くもの@ドイツ

2013-11-26 01:00:00 | 四方山話
日本では全く便秘に悩んだことがなかった私。

こちらに来てからはいつも便秘ぎみで、だいたい2・3日に1回くらいが普通のペースになっています。

寒くなると水を飲む量が減るせいで、すぐにお通じに影響してちょっと苦しい状況に。

以前dm(ドラッグストア)で買ったのはこんなAbführ-Kapseln(下剤カプセル)。
ヒマシ油入りで、便秘の時に飲むと書いてあります。

これを飲むと2~3時間後には効果が現れましたし、その際お腹が痛くて苦しいという事もありませんでした。

ただこれは最後の手段として、食べ物で何とかできないかと探して行き着いたのがこれ。

Roggenvollkornbrot(ライ麦全粒粉パン)です。
0.79ユーロ REWEにて


いわゆるどっしりした黒パンで、ドイツに来た当初に食べてからちょっと敬遠していた代物。

でもやはり栄養価に優れ、繊維質も豊富でダイエットにも良いらしいと分かり、再度挑戦してみることに。

ドイツ風にチーズとハムを乗せてムシャムシャムシャ・・・。

ん~ 相変わらず酸っぱくてぼそぼそした食感。

あれ? でもそんなに嫌じゃない。 それに偶然かもしれないけど、食べてる最中からお腹がグルグル動き出しました。

結局普通のトースト用のパンを食べる倍以上の時間をかけて一枚完食。

大食いの私がたった一枚で満足感を得られたのでした。

その数時間後にはトイレに行き、効果も抜群

苦手だったはずの黒パンに抵抗がなくなったのは、味覚が慣れてきたのかもしれません。

他にも白ビールやザワークラウトが便秘予防に良いらしいです。

実際毎日ビールをたくさん飲む夫は便秘知らずなのでその効果は十分あると思いますが、私は体質的にそんなに飲めないのでパス。

ザワークラウトはドイツで手軽に取れる発酵食品なのでたまに食べていますが、あまり効果が実感できませんでした。

しばらくは無理なく続けられそうな黒パンを毎日の朝食にしてみようと思います。





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ヤナギの子猫ちゃん

2013-11-24 00:03:00 | 風物詩
来週からわが町でもいよいよクリスマスマーケットが始まります。

そろそろアドベント(クリスマス前の4週間)に向けた物もあれこれ出ているんじゃないかと思い、ちょっと取材に行ってきました。

お目当ては色とりどりのアドベントクランツ。
これは4本のろうそくを立てたリースで、第一アドベントに1本、第二アドベントには2本とだんだん火を灯すろうそくを増やしていき4本全部に火が灯ったらクリスマスという、クリスマス(キリストの降臨)を待ちわびるアドベント期間限定の物です。

我が家でも最初の年は購入したのですが、結構お高いし置く場所に困ったので2年目からは眺めるだけで楽しんでいます。

何色を基調とするか、飾りにどんな物を使うかで随分印象が違ってきますね。






円い物が主流ですが、こういう横型のもあります。


どれも素敵で、もし買う気があったとしても目移りして一つに決められません

アドベントクランツの横には何やら白いぶどうのような実が付いた枝が売られていました。

これはMistel ヤドリギです。

私はヤドリギと聞いてもよく分からなかったのですが、この写真を見て「あぁ、あれか」と思いました。
画像はWikipediaよりお借りしました

普段からよくこういう木を見るんですが、単にあの丸くもさもさしている所は鳥の巣なんだろうと思っていたんです。

ところがこれがヤドリギという物で、他の木に半寄生(自らは地面から生えず、枝についてミネラル分を宿主からもらいながら自分で光合成する)しているのだそうです。
この白い実がねっとりしていて、この実を食べた鳥の糞でまた広がっていくとか。

寄生ってちょっと嫌なイメージなんですが、ヨーロッパではこの木が神聖なものとされていてこの時期家の玄関ドアの上に飾るそうです。
その下にいる女性にはキスしてもよいとか、その下でキスした2人は結ばれるとかロマンチックな言い伝えもあるようでやはり特別な物なんですね。

そしてもう一つネコヤナギを見つけました。


おぉっ これはどう見てもネコヤナギだ ドイツでは何て名前なんだろう?と思って値札を見たら「Weidenkätzchen(ヤナギの子猫ちゃん)」となっていてビックリ。

もともとこの白いふさふさがねこのしっぽに見えたからネコヤナギと言うらしいですが、どこの国の人が見ても猫っぽいんでしょうね。

実はネコヤナギは春を告げる植物とされ、ドイツではイースター時期によく出回って卵の飾りをぶら下げるのに使うんですが、今の時期はアレンジに使うのかな?

思いがけず子猫ちゃんに出会えて、幸せな気分になりました。

設置中のクリスマスピラミッド。

クリスマスマーケット期間中はこれが会場の入口でグルグル回って、お客さんを出迎えてくれます。



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おどろおどろしいスリッパとドイツのお歳暮

2013-11-23 00:30:00 | 日常
今日の最高気温は6℃。 …(;´Д`)ウウッ…

その寒さにもめげず、我が家ではいまだ暖房を付けずにがんばっています。

夫と二人で絶賛「大我慢大会」開催中なのです

さていつまで耐えられるでしょうか。



やはり寒さは足元が一番こたえるので、あったかいスリッパを探しに街まで行ってみました。

するとどうでしょう。

とある安売り靴屋にあったのは、こんなスリッパでした。


ドーン
いくら内側がもこもこしていると言っても、一体誰がこんな流血した顔の海賊スリッパで暖かくなれるんでしょう。

しばらく私はこれがスリッパだと分からず、どうして靴屋に「お面」があるんだろう・・?と悩んでしまいました。



その近くにあったのは猫ちゃんでした。
わ~い猫だ♪と思いながらこちらを向けてみると・・・


バーン


こ・怖い・・・
なんだこののっぺりした顔と“西川きよし”みたいな目は・・・。

あまりの恐ろしさに、しばし呆然と立ちすくんでしまいました。

どこの誰がこんなスリッパをデザインし、はたまた誰がそれを認めるのでしょう。

先日のゆるキャラっぽい猫のおもちゃで、ちょっとドイツを見直そうとしていた私が馬鹿でした


お口直しに先日夫が持って帰ってきたドイツ風のお歳暮を。


これはFedExという会社からの粗品です。
この時期ドイツでもカレンダーやボールペンなどを持って挨拶に来る業者が多いらしいのですが、こんなのをもらったのは初めてだそうです。

ちなみに中身はりんごジュース・みかん・りんご・シリアルバーといういかにもドイツらしい「朝食セット」で、しかもこのりんごはシワシワになっていました。

包装もせず紙袋に入れただけで、その場ですぐ食べられるお歳暮。

いかにもドイツらしいですね。






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