eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

いちご祭りと女王様達

2014-05-29 18:00:00 | お祭り
ドイツには一年中何かしらのお祭りがありますが、今回は近くの小さい村Gonsenheimゴンゼンハイムの「いちご祭り」に行ってきました。

こういう時にだけ走るレトロな路面電車。

この辺りのお祭りによく出没する「のっぽさん」。 子供に話しかけて歩いています。 私には英語で話しかけてくれました。(よけいに分からない

ほんの1km弱のメインストリートではパレードがありました。

先頭に続くのは今年の「いちごの女王」。 いちご柄のバケツにはいちご味の飴が入っていて、子供に投げてあげていました。

続きまして2007年の「いちごの女王」。

「花の女王」。

「ブレッツェルの女王」。

この方達は・・・何の女王か忘れましたが、ドイツの民族衣装ディアンドルを着ています。



・・・・・これだけでパレードは終わりでした。 Ω\ζ°)チーン


道の傍らには昔の映写機。 

陽気なカーニバル仕様のおじさんとピエロ。
  
おじさんが持っているのはマイクかと思ったらワイングラスでした。

この他には公園にワインやハンドメイドのアクセサリーなんかの屋台が出ていたのですが、すごい人でその公園内にいるのが大変なくらいだったので写真も撮れず、早々に退散しました。

日曜にもかかわらずお店が開いていた(といっても10軒もない)ので、そのせいもあるでしょうが想定外の人出でした。

でも「いちご祭り」というわりには目立っていちごの物が多いわけでもなく、変わったいちごのスイーツが食べられるわけでもないんです。

いちご早食い競争なんかがあったら、もっと楽しかったんですけどねぇ・・・

まぁでもこの“ぬるい感じ”にも慣れてきて、だいたい行く前に想像した通りのこのお祭りもそこそこ楽しめました。

ただひとつ、ドイツの女王様を選ぶ基準だけはいまいちよく分かりませんが・・・・




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キングギドラのパン屋さん@Limburg

2014-05-24 23:00:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
前回の続きです。

実はこの街を訪れたのは2度目なんですが、一度目に見て忘れられなくなったパン屋さんがありました。 それがこちら。


かなり賑やかにいろんな方がひしめき合っています。


ちょっと寄ってみるとこんな感じ。
ネズミのようだったり三つ編みの女性だったり、楽器を持ってたり武器を持ったり。

中でも一番強そうなのが・・じゃ~ん キングギドラです。
頭の数が多くて短足なのはご愛嬌 

ショーウインドウにも凝ったパン。
  


店の隣のパン屋さんの家にもやっぱり1匹いました。


こんな店だったら面白いパンが買えるに違いない!と思って入ったのですが、売っているのはごく普通のパンばかりでお味も普通でした。 ちょっと残念

こちらの広場には強そうな人の像があります。

寄ってみると樽を持ち上げているよう。 でも隣には死神がいます。

足元には踏みつけられた犬。  ポケットには囚われてあきらめきったような顔の小人。 
  
この像にまつわる壮大なストーリーがありそうですね。

左の写真、一番上の「モヒカンさん」に目が釘付け。  ぐるぐるの手もびよ~んと伸びそうです。 きっとゴムゴムの実を食べたのでしょう。
              
右の写真は素っ裸の子供が2人、頭からと足から黒い狼に飲み込まれています。 キャ~

顔の凹凸がなくなって「平たい顔族」に仲間入りしてしまったドイツ人。 手の長さが特徴です。
 

最後は猫ちゃんでお別れです。
目がこぼれ落ちそうな猫ちゃんもさることながら、隣の「プロレスのリングに上って相手を威嚇しているようなカエル」も気になりました。  なぜリングなのかというと、ジャイアント馬場とお揃いの赤いパンツを履いてるようにに見えて仕方がないんです。

小さな旧市街にギュッと詰まった木組みの家。  

方向音痴でも適当に歩いていたら元の場所に戻ってくるので安心して散策が楽しめるLimburgはおすすめの街です。

   ※大聖堂前の売店横に無料のトイレがあるので、トイレの心配もありません(^_-)-☆






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ビショップさんの豪邸@Limburg

2014-05-22 15:30:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
「氷の聖人」がしっかり来た寒い日から一転、また夏のような陽気が戻ってきました。

この天気を逃すまいと意気揚々と訪ねたのがLimburg an der Lahnリンブルク・アン・デア・ラーンという街です。

マインツからはWiesbaden乗り換えで、1時間半~2時間。

駅についたら正面の道をまっすぐ進むと、10分足らずでもうこんな木組みが現れます。 この街は戦禍を逃れているので古い建物がそのまま残っています。

キタキタキタキター!!(・∀・)  久しぶりの木組みの家。

右を見ると壁が黒いシックな木組みも。

向かいの木組みが窓ガラスに写っています。

上の方がせり出しています。 どうにもバランスが悪そうですが、この不安定さがある意味醍醐味だと思っています。


この街の名所といえば大聖堂。
  

こちらの大聖堂、マルク時代にはお札に描かれていたそうです。

しかし、去年からもう一つの観光名所ができました。  それがこちら。

一見新し目な木組みの家でなんてことないんですが、実はこれは世間をお騒がせした司教さんの家なんです。

航空写真ではこうなってます。(写真はお借りしました)
大聖堂の前の壁に囲われた広い部分全部が、41億円もかけたという司教さんの家。

この司教さん、金額をちゃんと申告せずこの家を建ててしかもファーストクラスで渡航するなどして世間の反感を買い、結局バチカンに出向いたうえ、資格停止処分を受けたのでした。

今年のカーニバルではこの司教さんを風刺した山車も出ていました。

この家の前には写真を撮るドイツ人多数

皆が口々に司教さんについて語り合っています。  そこで私も近くにいた人に話しかけ、しばらくお話させてもらいました。

その方に聞いた所、司教さんは今バイエルン州の修道院にいるそうです。

最近ドイツではカトリックから離れる人が多いのだそうで、この司教さんの事件がそれにまた拍車をかけたようです。

ドイツ人と語り合ったという満足感に浸りながら、また散策を再開


この木組みを路地から見るとこうなります。
下は普通に人が通れる広さなのに、上の方はほんの数センチしか離れていません。 窓越しに受け渡しができそうですね。

中にはこんなカラフルな装飾もありました。
  


ラベンダーグッズを売っているお店。  
このラベンダー色の自転車を見たドイツ人が一言、「Milkaの自転車だ!」

いやいやいや・・・

どうやらドイツ人にとって紫は全部Milkaチョコレートに見えるみたいです。

長くなるので続きは次回、「キングギドラのパン屋さん」で。





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ドイツのトイレ事情

2014-05-19 01:15:00 | 四方山話
先日あるお宅でトイレをお借りした所、初めて見るタイプだったのでお願いして写真を取らせて頂きました。

それがこちら。
なんと背もたれ・肘置き付きの陶器の便器です。

最初は「くみ取り式」とびっくりしましたが、こう見えてちゃんと水洗。

背もたれのタイル部分のボタンが水を流すボタンです。


そしてなんとオルゴール付きなんです。 オルゴールと言っても日本のように音を消すためではなくくつろぐための物。 いったいどれだけ優雅なトイレタイムなんでしょう。

手を洗う所も可愛いです。




こちらではトイレが有料なのは以前も書きましたが、排泄音が恥ずかしいという感覚は無いようで終わった後にだけ水を流します。

今考えると日本で排泄しながら水を流すというのは、とてももったいない話ですね。

そういう習慣は日本だけかもしれません。

そういえば、たいていの公衆トイレにはペーパータオルや乾燥機があるのでハンカチを持って歩かなくなりました。

このペータータオル、一人で2・3枚使う人が多くきちんと取れにくいので紙くずが床に散らばっていたりします。

エコなドイツにしてはこれはどうなんだろう・・・と疑問に思うポイントです。



以前通っていた語学学校ではトイレの個室の中に「じょうろ」がありました。

何故にじょうろがと思って見ていると、イスラム教の人が多かったのでじょうろに水を汲んで洗っていたんです。

おかげでいつも床が濡れていました


台湾に行った時はペーパーは流さないでゴミ箱に入れなければならなかったし、イタリアでは決まった時間を過ぎると個室内の電気が自動で消えてまっ暗になってしまうし、各国のトイレ事情はなかなか面白いです。

何と言っても一番快適なのは日本のトイレだと思います。

これはもう日本が誇れる部分ですね。

ウォシュレットや温かい便座が懐かしい・・・・





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Wormsぶらぶら

2014-05-07 16:43:00 | お出かけ(ライン川・モーゼル川流域)
前回の続きです。

ライン川沿いから街の中心部に戻る途中に見かけた、古い塔とその下を走る道路。


一部には城壁も残されていました。


市庁舎は結構モダン。


そしてここにも立派な大聖堂があります。


おっと、第2ドラゴン発見
大聖堂を背負って立つ凛々しいお姿です。

気づけば、あちこちにドラゴンがいます。
   

   
赤いドラゴンは銀行の前にいたのですが、1ユーロ硬貨を背負っています

何故こんなにドラゴンがいるのか?というと、この街がニーベルンゲンの歌の舞台で、ジークフリートが竜を退治したというお話によるみたいです。

ヴォルムスを拠点にニーベルンゲン=ジークフリート街道という観光街道もあるそうです。このお話に詳しい人には街道巡りも楽しいかもしれませんね。

ヴォルムスにはルターさんもいます。
これはここで帝国議会が開かれ、その時に宗教改革で有名なルターさんが召喚されたことによるみたいです。

今は市民の憩いの場になって、銅像の周りに座ってくつろいでいる人がたくさんいました。

木組みの家はほとんどありませんが、ドラゴン探しをしながらのんびりするにはいい所だと思います。



この日は電車に自転車を持ち込む人も大勢いました。 そして自分の自転車でぶどう畑の真ん中を走っています。
走る電車から撮ったので見難いですが、○で囲んだのがサイクリングを楽しむ親子です。

手前がぶどう畑、後ろにニョキニョキ見えるのは風力発電の風力タービンです。

じっと見ていると、渋滞している所もあるほどの混雑ぶり。

やはりドイツの自転車人気はすごいです。




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