eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

すぐそこのパレードをTVで見る6回目

2015-02-17 01:50:00 | カーニバル
今日はRosenmontag(薔薇の月曜日)です。

マインツといえば、盛大なカーニバルのパレードが行われることで有名な街。

ドイツに来たばかりの頃はパレードが楽しみで、友人と仮装して出かけたこともあったのですが、ここ2年はわざわざ遠出をしてアレマン地方のカーニバルに行っていました。

今年は夫が風邪をひいたこともあって、出かける計画を立てられないまま当日を迎えてしまいました

マインツのカーニバルは我が家からすぐの所を通るので歩いて見に行けるのですが、人の多さと寒さに怯んで今年はテレビで見ることに。

なんとかテレビ画面を写真に撮れないかと奮闘していたら、夫からiPhoneで画面キャプチャーをする方法を教えてもらい、挑戦してみました。

こういう山車がいくつも出て、乗っている人がお菓子やおもちゃなどを投げてくれます。 掛け声は 「ヘラーウ


だいたい山車に乗っているのはこういうおじさん達。


たまに子供もいますが、やっぱり子供は可愛いですね。


風刺物も多いです。


このお馬さん、真ん中と左のお馬さんは笑っているように見えます。 分かりにくいですが、ワンちゃんは靴を履いていますよ。




テレビカメラがあるのはメインの場所なので、常に紙吹雪が舞い、観客も多いので華やかです。


このアヒルさんがトリを飾ります。 今年は150以上の団体が参加していました。


近隣住民にとっては朝からうるさくて迷惑でもある薔薇の月曜日。

毎年割れたビール瓶が散乱していたり、所構わず用を足してしまう人がいたりでけっこう問題が多いのですが、今年は簡易トイレが激増していました。

最近の情勢もあって、パレードが中止になった街もあるそうです。

迷惑だと思う反面、参加している人の楽しそうな人々の顔を見てホッとした一日でした。

ちなみに現在は夕方の18時前。

パレード自体は15時過ぎに全て通り過ぎていったのですが、まだまだ外は賑やかです。

今夜は遅くまで「へラウ ヘラウ」うるさいだろうな・・・(^_^;)









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Gengenbach散策

2014-03-08 00:05:00 | カーニバル
前回・前々回の続きです。

パレードの後、少しだけ町を散策しました。 

反対側の塔と木組みの建物。
パレードがあったのが嘘のように静かで、ゴミひとつない景色がそこにありました。

Engelgasse 天使小路に続く壁には歴史が刻まれています。


そこで見た、何かを双眼鏡で見るカエルさん


このカエルさんが案内してくれたのはこちらのお店です。→Alte Werkstatt


店の周りには宝箱に入った本とゆったり座れる椅子。 この本はれっきとした売り物で、買った人はそばにある箱にお金を入れる仕組みです。
こういう無人販売が成り立つのがドイツの良いところです。

机に向かって仕事をするおじいさん。 この方はとても人気で、一緒に記念撮影をする人が絶えませんでした。


店の中にはカーニバルにちなんだグッズもありました。

ギョロッとした目の魔女が印象的。


これはパレードでも使われていたカスタネット。  鳴らすのにはコツがいりそうでした。


ミニチュア版の草履。 赤いぼんぼんが可愛いです。
他にもこのお店には可愛い物がたくさんあって、近くにあったら絶対通い詰めると思います。

他のお店で見た実際に履ける草履。  店が閉まっていて、残念ながらお値段が見えませんでした。 履き心地はどうなんでしょうね。


電車の時間があるのでここで散策は終了。 今回はパレード目的で来たけれど、次はまた違った季節に再訪したいと思わせてくれる町でした。

来年もまた地元から避難して、この地方のカーニバルを見に出かけようと思います。




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Gengenbachのカーニバル 2

2014-03-05 01:40:00 | カーニバル
前回の続きです。

同じうろこでも、フェルトの鮮やかなうろこを付けた方たちがやってきました。


手に持っている棒の先についてるのは豚の膀胱らしいです。 これを振り回して楽しそうにスキップしながら行進します。


わらのお化け


と、その親玉。 わらのお化けの後姿は“みのむし”みたいです


見るからに偉そうな悪魔。  こういう特別な人は1人しかいません。


舌がぺろり。


これは“犬の悪魔”だと後ろの人が言ってましたが、四角い口が可愛くて悪魔には見えませんね。


よく分からないけど、にこやかないたずらっ子。


明石屋さんまさんを彷彿とさせる、出っ歯のドミノ衣装の方たち。


こんなお面で近寄ってこられたら、誰でも笑顔になっちゃいます


この人もただ1人のキャラ。 天狗に似てるような、赤鬼のような・・・。


快くポーズをとって下さった皆さん。
左から2番目のピエロはSchalkさんで、ここのパレードの主要人物だそうです。 赤い帽子はBottさん。

こうしていろんな衣装の方が次々に登場し、2時間くらいでパレードが終了。

一応お菓子も投げてくれるのですが、ほとんどが飴で子供たちがもらっていました。

私たちがもらったのは小袋のマスタードとイースター用のペイントされたゆで卵。

そういえば、去年行った所では手作りのサンドイッチをくれた人もいました。

町によって配る物もそれぞれ違って、それもまた面白いです



次回は少し町で見た物を紹介します。








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Gengenbachのカーニバル 1

2014-03-04 00:45:00 | カーニバル
去年Rottweilロットヴァイルで見たカーニバルがとても良かったので、今年もまた伝統的なカーニバルを見に黒い森地方へ出かけてきました。(去年の記事はカテゴリー カーニバルでご覧下さい)

今回の行き先はGengenbachゲンゲンバッハ。

バラの月曜日の前日、日曜日の14時からパレードが始まります。

1時間近く早く着いたので会場あたりをぶらぶらしました。 

これがクリスマス時期には窓がアドベントカレンダーになることで有名な市庁舎。
今日はすっかりお祭り仕様です。

その前には大きなほうき。 約9メートルもあるそうで、カーニバル前に設置され終わると燃やされます。


なんだか運動会みたいな飾りつけ。 木組みの家も塔も青空に映えて素敵です。


窓にはこの町のカーニバルの主役たちの旗とほうきが取り付けられます。


ここのパレード観覧は有料。 一人2.5ユーロを支払うと引き換えにこんな札をもらいました。 年号も入っているので良い記念になります。


魔女のソーセージ屋台で腹ごしらえをする、出番待ちの魔女たち。


待ちに待ったパレードが始まりました。 先頭はやはり魔女。 ここの掛け声は「ナリー・ナロー」です。


魔女の持っているほうきは柄がぐにっと曲がっています。 履いているのはわらじ?


わらわらと魔女。 お面も微妙に違います。


次に登場したのはSpättlehanselシュペットレハンゼル。 なんと、この衣装には1200枚ものうろこのような布が付いているらしいです。
運動会のような飾り付けはこの布だったんですね。

一緒にパレードした赤ちゃんもこの衣装。 


こちらはAlt-Gengenbacherin 昔のゲンゲンバッハの女性。 映画にそのまま出られそうです。


子供の魔女。 頭が重そうだけど可愛いです。


見返り美人?




美女たちが魔女に囚われた


パレードはまだまだ続きますが、長くなるので続きは次回に。




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老女の?カーニバル

2014-02-27 22:40:00 | カーニバル
11月11日11時11分に開始となったカーニバル。→えるふて・えるふて

その後特にこれと言った催しはなく、今日からがやっと本格的なカーニバルの数日間。

そして来週月曜には一番盛り上がるRosenmontag(バラの月曜日)を迎えます。

今日はAltweiberfasnacht(老女のカーニバル)と呼ばれる日で、女性は何をしても良い日とされ、具体的には11時11分に男性のネクタイを切ったりします。

夫も毎年同僚にネクタイを切られるので、この日ばかりは傷んだネクタイを締めていきます。

去年も書いたのですが、あまり同僚に嫌われると切ってもらえないそうで、今年も無事に切られてホッとしました。
毎年真横にジョッキンとやられていたのですが、今年は違う人が切ったそうでネクタイだけ子供みたいになりました



私はその時間に町の中心部まで出かけてみたのですが、年配の女性に限らず仮装したたくさんの人に出会いました。

どうして老女のカーニバルと言うのか?とドイツ人に聞いてみましたが、分からないと言われてしまいました。

特に若い子がだめとか、男性がだめとかそういうわけではないようです。

ネクタイを切る以外に中心部では何か面白い事があるかと思ったのですが、単に仮装した人がステージ前に集まって音楽に乗って飲んだり踊ったりしているだけでした。



気合の入った仮装は本番でまたたくさん見られると思うので、今回は町の様子をちょっと写してきました。

劇場前にできた観覧席。  劇場もカーニバル用におめかししています。


お祭りといえばいろんな屋台が集まってきますが、風船屋さんも来ていました。


壁の絵が素敵なカフェの窓もカーニバル仕様。
ピエロがちょっと悲しそうな顔です。

移動式の絶叫マシン。  この手の物が移動式なんて、考えただけでも恐ろしいです


カーニバル用のジャム入りドーナツ。 いろんな種類がありますが、これはチョコドーナツにピエロの飾りが刺さってました。


クリスマス一色だった町がカーニバル色に変わり、また今年も大騒ぎの一日がやってきます。





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