eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

クロッカスで感じる春

2015-02-21 22:56:00 | 
こちらに来てから春が本当に待ち遠しく、2月になると春を感じる物を探すようになりました。

カーニバルが終わった途端、イースター用のお菓子やうさぎの飾り物が並ぶようになり、少なくともお店の中は春です。

では外はどうだろう・・・と思いながら歩いていると、クロッカスを見つけました。

ちょうど陽がさしていたので、あったかそうに見えますが、気温はまだ一桁です。

このクロッカスはヴィースバーデンのクアパークで見たんですが、まだまだ咲き始めで黄色だけでした。

でも嬉しい。

ちゃんと春がそこまで来てるんだ




そのうち池のそばを通りかかりました。 何やらカメラを構えているお姉さんがいて、振り返ると虹。

いつも噴水は出ているのですが、こんな風に虹が見えたのは初めてです。

あのお姉さんがいなかったら、見逃してしまうところでした。 ありがとう 




そう言えば、この近くのホテルの前に桜があったはず

去年も早く咲いていて、楽しませてくれたんだった。

今年は去年よりずっと寒いからまだかな・・・なんて思いながらも行ってみました。

するとこの通り、まだ2部咲きくらいですが、咲いていました。




やっぱり花っていいですね。

花が咲くと今まで寂しかった風景が急に華やかになって、それまでとは別の顔を見せてくれる気がします。

暗い冬ももうすぐ終わり(・・・のはず)。

これからは毎日春を見つけて楽しくなりそうです。









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変わったコスモスと青い蝶

2014-09-02 22:10:00 | 
久しぶりに植物園に行きました。

まず目についたのが立派な蓮。

近くで写真を撮っていた男性と高さが変わらなかったので、170センチ以上あります。

どアップで撮ってみました。 花びらの一枚ずつがとっても大きいです。 もちろん葉っぱも大きいので、カエルどころかイグアナでも楽々乗れそうです


寄せ植えも秋の配色。


今回は残念ながらリスちゃんに会えなかったのですが、代わりにこんな紫の蝶に会えました。


ベンチではトンボ君と相席。 ちょっとお邪魔します。
風の音と葉っぱや木の実が落ちる音を聞きながら、しばしまったりとします。

ふと目をやると秋の花の代表格、コスモスが咲いていました。

近寄ってみると、よく見るコスモス以外にこんな筒状の花びらの物が咲いていました。



帰ってきて調べると、これはパイドパーという種類のコスモスみたいです。

他にもこんな八重咲のコスモスが。 これはダブルクリックというらしいです。
花だけ見るとコスモスと気づきませんよね。

コスモスって、こんな種類もあったんだー。

ここにはありませんでしたが、一度見てみたいコスモスがあります。 それは「チョコレートコスモス」
画像はWikipediaよりお借りしました


色合いだけでなく、実際にチョコレートの香りがするのだそうです。

そんなに美味しそうな香りがするのなら、蜂だけでなくいろんな虫が集まってきそうな気がします。

この植物園には野菜やワイン用のぶどうを育てているスペースもあるのですが、今年はあまり生育が良くない様子でした。

やっぱり天候不順はいろんな影響がありますね。








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あんずの花は The Geisha

2014-02-15 17:48:00 | 
今年は暖かいのでそろそろクロッカスが咲いているかも?と思って、いつもの植物園( Botainischer Garten)に行ってみました。

さっそく目に入ったクロッカス。



春ですね ってまだ2月半ばですけど



来て良かった~と思いながら進んでいくと、今度はSchneeglöckchen(スノードロップ)が可愛い姿を見せてくれました。



ドイツ語の意味は雪の鈴。 可愛い名前ですね。

これは「冬の終わりを告げる花」とされているようですが、もう春だと思っていいのかな。



今度は桜と思った花。 近づいてみるとプレートにはPfirsich(桃)と書いてありました。
  


はっきり桃の花と認識して見たのは初めてです。 嬉しいな~ ひな祭りももうすぐですね。 






そのまた近くにはちょっとピンク色が濃い木が1本。 
  


なになに? これはAprikose(杏)かぁ・・・。 ん? 名前が The Geisha

いくら日本の木だからって“ゲイシャ”はどうかと思います・・・。 まったく何でもかんでもサムライとかゲイシャとか・・





杏も見たのは初めてですが、両方ともよく似てますね。 プレートがなかったら見分けが付きません。

この木からはほんのり良い香りがしました。



さらにもう一つ、今度はアーモンドの木です。 全体的にはまだ蕾がほとんどで寂しかったですが、部分的に咲いてるところもありました。
  




アーモンドに関しては去年わざわざ遠出してアーモンド並木を見に行ったので、懐かしいなぁと思いました。→過去記事 アーモンド並木

それぞれたった1本ずつの木だけど、こんなに身近でいろいろ見られるなんて思わなかったので大発見です。

しかも何もかもいっぺんに咲いています。

きっと植物も異例の暖かい冬に混乱しているんでしょうね



去年は春が遅くて、満開のアーモンドを見たのは4月半ば。

今年はこの調子だと、あと半月もすれば満開かもしれません。

こんなに早く咲いてしまって、4月になったらいったい何の花が咲くのだろうと心配になります。

植物園まで歩くとちょうどいい運動になるので、またちょくちょく行って花の様子を見てきます。





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蓮と睡蓮

2013-08-23 18:15:00 | 
先日マインツの植物園に行ってきました。→Botanischer Garten

そんなに大きくないだろうし大した事はないだろうと思っていたら、実際は広大な敷地で一度で全部は見て歩けませんでした。

ちょうど今は蓮や睡蓮の花が咲いています。



恥ずかしながら今回写真を撮っている間は蓮と睡蓮の違いを知らず、単なる呼び方の違いで同じ花なんだろうと思っていました。

ところが帰って調べてみるとこの2つはずいぶん違う花だったんですね。

簡単に違いを書いてみると

蓮 ・ハス科
  ・水面より上のほうに花を咲かせる
  ・葉っぱは円形で水をはじく
  ・地下茎は蓮根
  ・花は白か紅色

睡蓮 ・スイレン科
   ・花は水面に咲く
   ・葉っぱに切れ込みがある
   ・蓮根として食べられない
   ・花は白・黄・桃・紫
 
だそうです。

無意識に選んでとった写真を見てみると圧倒的に睡蓮の花が多かったので、私は蓮ではなく睡蓮の花が好きなんだと分かりました。

蓮の花の真ん中の部分(花托)蜂の巣状で、ちょっと気持ち悪いと思ってしまったんです。 

こちらはまだ咲いてないけど蓮だと思います。


そして葉っぱがこちら。 水を弾いて綺麗です。 
ここにアマガエルを乗せたいなぁ・・・。 そう言えばこっちでアマガエルなんて見たことないから、いないのかもしれません。


そしてこちらが睡蓮。


ピンクの花はありましたが、紫や黄色は見ませんでした。

この植物園はもちろん綺麗に整備されていますが、無料だし奥の方は森につながっているので近所の人の良いお散歩コースになっているようでした。
無料の綺麗なトイレもあります。←たいてい1回50セント払わなければいけないドイツでは、トイレは重要!  

花以外にも野菜や果物も作られています。

こちらはほおずき。

日本では観賞用ですが、こちらでは食用のほおずきがあって普通に果物として売られ、ケーキのトッピングになっていたりもします。
ちょっと酸っぱいですが、なかなか美味しいですよ。

ここで採れた物を販売する時があったら、蓮根も売ってくれるかもしれないので秋はまめにチェックしないと。

昔、子供の頃に一度だけ採れたての蓮根をもらって食べた事があるんですが、糸を引いてシャキシャキして本当に美味しかったんです。

蓮根は今も好きですが、あの味は格別で忘れられません。

また秋に楽しみができました




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花の絨毯

2013-06-11 23:00:00 | 

先日とても私好みの花の寄せ植えを見つけた。

MainzのSchillerplatzにある花壇。

このピンクと薄紫の組み合わせがなんとも言えず、一目見た時に「うわぁ~」と声を上げてしまった。

そばにはピンクの花をつけたマロニエの木。



この花壇を構成している花は何なの?と思い近寄ってみると、それは忘れな草だった。


忘れな草って青い花のイメージしかなかったけど、ピンクや白もあるらしい。

この花壇を作った人って、とてもセンスが良いと思う。

さらに見てみると赤いデイジー?も混じっている。


全体として見た時に出てこない色も中に入れることで、また一段と素敵になるんだろうな。

この花壇は私のお気に入り♪になり、数日後また立ち寄ったら・・・・あろうことか花壇の花は全部引っこ抜かれ、マロニエの花は枯れて全く違った光景になっていた



やはり花の命は短いのだ。



さらに後日、その花壇は赤・白・黄・紫のパンジーが色ごとに植えられた、ごく普通の花壇に生まれ変わっていた。

それはそれで綺麗なのだけど、あれを見たあとではつまらなく思えてしまった。

忘れな草の花壇がいったい何日間あったのか分からないが、出会えて良かった


さらに今日、ライン川沿いの土手に赤く染まった一角を発見した。


急いでバスを途中下車してみると、そこにはずっと見たかったケシの花がた~くさん。


まさに赤い絨毯だ。

そしてここにも遠目では分からない黄色いマーガレットと青い花が混じっていた。


ここは野生のままの花畑。
こんな光景がタダで見られるなんて、贅沢だな



感動もそこそこに、なぜか変なことを考えた。


ケシの花の歌と言えば・・・藤圭子の“夢は夜ひらく”かな。(←古)  「赤く咲くのはケシの花~


いや待てよ。ひなげしだったらアグネス・チャンか。    「おっかの上~ひなげしの花で~


よくもまぁこんなに極端に明暗が分かれる歌があったものだと思いながら、私の頭の中では圧倒的にアグネス・チャンが頑張って延々と歌っているのだった。       


おかげで今日のインパクト大賞は、ケシの花をしのいでアグネス・チャンになりつつある。

何を見てもすぐに余計なことを考えてしまうのは悪い癖だ。





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