eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

姪が受け継いでくれた音楽

2015-03-31 23:02:00 | 四方山話
もうすぐイースターだというのに、毎日雹が降って変な天気が続きます。

学校の2週間のイースター休暇に伴って、いろんな事が止まるのがドイツ。

大人のドイツ語クラスも同じようにお休みになり、いつもの予定が無くなって私にとっては暇なだけの2週間です。


今日はドイツと関係ない話になってしまうのですが、よろしかったら聞いて下さい。

先日、高校生の頃を懐かしく思い出させてくれる出来事がありました。

姪っ子が私の母校に通うことになり、部活も同じ吹奏楽部に入るそうなのです。

その知らせを聞いて、叔母ちゃんとしてとても嬉しかったです。



私の高校生活は、部活一色と言っていいほどでした。

早朝から夕方まで練習に明け暮れ、夏は合宿にコンクール。

ステージでの演奏に加えてマーチングまでやっていたので、運動部顔負けのハードさでした。

私がやっていたのはクラリネットだったのですが、吹く時はマウスピースに下唇を巻いて歯を当ててくわえます。

長い時間吹いていると唇の内側が切れるように痛くて痛くて、紙を当ててしのいでいたのを思い出します。


朝練は学校の裏の土手でやったのですが、冬は風がビュービュー吹き付ける厳寒の場所だったので、指先にしもやけができました。

朝練を終えたらダッシュで教室へ。

1年の時は担任がチャイムと同時に全速力で教室まで走ってくる変な先生で、よく競争に負け、登校時間よりはるかに早く登校しているのに遅刻のハンコを押されたのが悔しかったです。

合宿に行けば男子が女子のお風呂を覗いたとか覗かないとか、変な虫に刺されて足が腫れ、次々に病院送りになったとか、いろんな逸話があります。

辛いこともあったけど、皆で音楽を作り上げる喜びを教えてもらいました。

あの感動は今でも忘れられません。



姪っ子がやっているのはテューバ。

あまり女の子がやらない大きな楽器ですが、中学の時に男子が3人しかいなかったので女子もどんな楽器でもやっていたみたいです。

一時帰国の際には、姪っ子とかなりマニアックな話ができて面白かったです。

もし日本にいたら、ステージママのように姪っ子のどんな演奏会にも出かけて行ったことでしょう。

姪っ子の高校生活が、キラキラした3年間になりますように。








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近況など

2015-03-26 21:56:00 | 日常
気がつけば長く更新していませんでした。

ご心配頂いた方には申し訳ありません。

特に体の具合が悪かったわけでも、忙しかったわけでもありません。

一旦は春が来た!と喜んだのですが、このところまた寒さが戻ったり、週末になると天気が崩れたりでどこにも行かず、ブログネタがなかったのです。

冬の間は「もう少し、もう少しの辛抱」と自分を励ましながらやり過ごしたのですが、実際に3月になって明るくなってもあまり気分が晴れません。

この週末にはもう夏時間になるというのに、イースターあたりはまた寒くなるとか

気候はどうしようもありませんが、早くお出かけを楽しみたいものです。



最近の面白かったことといえば、

バスタブに腰掛けながら歯を磨いていた夫が、手は動かしたまま寝ていたこととか、(どんだけ眠たいねん(´Д`))

私は朝起きたら毎日髪の同じ所がピコーンとはねて、鳥みたいになってることとかくらいでしょうか


こんな不定期更新のブログですが、生温く見守って頂けると幸いです。


出先で出会った猫ちゃんです。 この仔は話しかけると意外に低い声で「うにゃ~ん」とお返事してくれました。
        

        






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3.11検索で支援

2015-03-11 15:55:00 | 日常
今日は3月11日。

ドイツのニュースでも東日本大震災のことを取り上げています。

被害を受けた方々のために私は何もできていないけれど、今日私にもできる事がありました。

それはYahoo!検索で「3.11」と検索すること。

それだけで一人あたり10円がYahoo!検索から被災地の復興のために寄付されます。

少しでも多くの方に協力して頂ければと思います。








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教会でパイプオルガンを聞く日曜

2015-03-09 15:51:00 | 日常
ドイツでは頻繁に教会でコンサートが催されます。

オーケストラ・コンサート、コーラス、オルガン、ゴスペルなどその種類は様々ですが、中には無料で音楽に親しめるものもあります。

今回は日曜の昼間に無料のオルガンコンサートがあると聞いて、行ってきました。

場所はWiesbadenのLutherkirche。

ミサ以外自由に出入りできる教会が多い中、ここは珍しく夕方数時間しかオープンしていない教会で、入るのは今回が初めてです。

少し遅れて行ったので、入るとすぐにパイプオルガンの音が降ってきます。

曲目は初期バロックの曲ばかりで、知っている曲がなかったのですが、久しぶりに音に聞き入りました。

小さい音の時はふわふわと雲にのっているような軽い感じで、大きい音になるとお腹に響く重厚な音。

時にはトランペット、時にはクラリネットと、いろんな楽器の音も聞こえてきます。

残念ながら観客から演奏者が見えない所での演奏だったのですが、両手両足を使ってこんな演奏ができるなんて素晴らしいと思いました。

いつか演奏している所を間近で見てみたいものです。

3曲を演奏し、1時間位でコンサートが終了。

無料と言っても「寄付をお願いします」ということで、出口にはかごを持ったにこやかなお姉さんが立っていました

音楽をかじっているだけにいつも文句が多い夫ですが、今回は満足した模様。

なにせ無料なのが気に入ったようです。

夫を連れ出すのに良い口実ができました。

今度はまた別の教会の、無料コンサートに出かけようと思います





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