eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

Freilichtmuseum 野外民俗博物館 2

2013-06-19 16:30:00 | 博物館
前回の続き。

まずは素朴で気に入ったブリキの玩具をご紹介。
 
  


 
  


このワニの恐ろしげな目。 いかにもひ弱な「水玉馬」の細い足。ちゃんと合わさってない猫の顔・・・。

この玩具で子供たちはどんな想像をふくらませて遊んだのだろう。

お次は恐怖シリーズ

 
  




思わずブルっとなるこのお人形の目。黒いのも怖いけど、右端のちゃんと書いてあるのもこっちを見てるようで怖い。壁のポスターも全部怖い~


怖さもちょっと違ったバージョン。

 
    

ある家の中でハンガーが可愛いなと見ていると何やら視線を感じる。と、そこには謎の物体に書かれた青い目。

そして庭にも同じ青い目をした木の人形がいた。この方は右手がもげていて、それで包帯をしているのだ。

意味不明であるが、かなり印象に残った。


そして帰り道、ナーエ川の近くにキャンプ場があった。ここは大雨の被害がなかったらしく水が透明で綺麗だ。


そのまま通りすぎようとした瞬間、今度は“ずるそうな目”が飛び込んできた。
 
  
「このどんぐりは俺様のもの。絶対誰にも渡さねえぜ。」


このいかにも意地悪そうな顔がツボ。

普通なら可愛く作るはずなのに、どうしてこんな顔にしたんだろう。

このリスを見ただけで物語が一つ書けそうだ。



他の動物はほっこりする可愛さ。

 
  


この亀なんか連れて帰りたいくらいだった。



図らずしもこの記事のテーマは“目”になっていた。

どうも私は“目”に惹かれやすいらしい。

さて、今度はどこでどんな目に会えるだろう。





人気ブログランキングへ










Freilichtmuseum 野外民俗博物館 1

2013-06-17 20:45:00 | 博物館
快晴だった昨日、Bad Sobernheim バート・ゾーベルンハイム という所にある、野外民俗博物館に出かけた。→HP

ここはラインラント・プファルツ州の民俗博物館だが、おそらくどこの州にもこの類の物がある。

Mainzからは快速列車で45分。乗り換えの必要もなく、快適な電車の旅だ。

古い建物を移築して作られた博物館は、州内の各地域ごとに展示されている。

これはアイフェル地方。
芝生の上の白っぽいもしゃもしゃは羊たち

こちらはハンスリュック地方の家。



森の中からこんな家がのぞくと、グリム童話の世界に迷い込んだようだ。


暑そうな牛。
可愛いな~と見つめていたらじーっと見つめ返され、いつまでも目が合ったままで照れてしまった

まだ青いが、さくらんぼもたくさん生っていた。



建物の中はとても紹介しきれないのでほんの一部だけ。

こちらは昔の美容院。 やはりマネキンは恐ろしげ。
 
  


昔の小学校。 小さい黒板はノートの代わりかな?
 
  


今で言う、ポータブルトイレ。


そしてリネン類を展示している建物での事。

そこに入るとそれまで静かだった人も必ず爆笑する・・・そんな不思議な部屋があった。



そこで見たものは・・・


バーン
おけつ丸出しの女性の写真

なるほど、これには誰でも反応してしまう。

しかし、なぜお尻の部分を開けなくちゃいけなかったんだろう???  なぜ女性だけ???

こういうところに全く何の説明もなかったのが残念だ。

知りたきゃガイドツアーで回れって事なんだろう。

そういえば、中国では赤ちゃんの服のお尻がこんな風に開いているとTVで見た事がある。

赤ちゃんならまだしも、こんなんじゃお尻から風邪引いてしまうわ・・・と思ったのは私だけではないはず。


この写真は帽子が可愛いと思って撮ったのだが、この女性達もおけつ丸出しだったのだろうか?


心なしか、皆顔が怒っているのはそのせいか?

この帽子って、もしかしておけつの部分の余った布で作ったんじゃぁ・・・。そういえばパンツっぽく見えなくもないし・・・。


たった一枚の写真でいろいろ想像を膨らませる私だった。


次回に続く




人気ブログランキングへ

シュパイアー技術博物館 番外編

2013-04-16 23:15:00 | 博物館
昨日はシュパイアー技術博物館の正統派な楽しみ方をお伝えしたが、今日は私的邪道な楽しみ方を。

まず目につくのが展示物の横にいるマネキン。


このファッションとアンニュイな表情が素晴らしい。

こちらは、ずるそうな靴職人。


半笑いの顔が恐ろしい。


昔の映画のポスター。

     
       


石鹸と洗濯板。



昔の物ってどうしてこんなに素敵なんだろう・・・。

よくあるアジアごちゃ混ぜ編。



説明は人力車で横浜がどうのこうのと書いてあるのに、この女性の国籍は???

おいおいおい・・┐(´д`)┌


とても微笑ましかったのがこちらのお二人。



ペアルックで手をつないでとても楽しそうに見学されていた。

こんな風に歳を重ねても仲良くいられたらいいな。


シュパイアーの世界遺産、大聖堂。



ここは博物館から歩いて10分もかからない所にある。

横から見るとその大きさがうかがえる。



中に入るとひんやりして一気に10℃くらい気温が下がる気がする。

派手なステンドグラスはないが、落ち着ける場所だ。

教会の扉はトカゲ(ヤモリ?イモリ?)とイルカ。



まったく教会の知識のない私は、どこに行ってもお祈りもせずこういう物を見つけては写真を撮って満足している。

いつかそのうち罰が当たるだろうな・・・・





人気ブログランキングへ

シュパイアー技術博物館

2013-04-15 23:30:00 | 博物館
いきなり初夏を思わせる気温(22℃)になった日曜日、世界遺産のある街 Speyerシュパイアーの技術博物館に行った。→HP

MainzからSpeyer HbfはREで約1時間。駅から565番のバスで約10分で到着する。

正面入口には、いきなり3体の飛行機。



室内展示場は消防車や蒸気機関車、天井から吊り下げられた飛行機まで所狭しと並んでいて、まるでおもちゃ箱をひっくり返したようだ。




これは人間魚雷。



日本にも回天という特攻型の人間魚雷があったが、これはドイツ版。

3輪の車。フロントをパッカリ開けて入る。


丸くてちっこくて可愛い

屋外展示場にはボーイング747。



機体内部を見学できるので貨物室にも降りられるし




翼の上にも立てる。




ここの一番の目玉はBURANという旧ソビエトの宇宙船だ。



このBURANにも入ることができた。



そして欠かせないのはUボート。



中はとにかく狭くて息苦しい。



潜水艦だから仕方ないが、こんな中で更に死への恐怖にさらされていた兵士達の状況はどんなだっただろう・・・。


この展示物の凄さに、いつもはテンションの低い夫がかなり楽しんでいた。

周りを見渡すと子供のように目をキラキラさせてカメラ小僧になりきっている男性多数。

年齢や国に関係なく男性は乗り物好きなんだなぁ。


番外編に続く。




人気ブログランキングへ