前回・前々回の続きです。
旅行最終日はStuttgartから程近いEsslingen エスリンゲンという町に行きました。
ここには一度クリスマスマーケットの時に来て、今度は夏に来たいなと思っていたのです。
おりしも今回は“玉ねぎ祭り”が開催されていました。
まずは可愛らしい市庁舎を眺めます。
前回は気づかなかったのですが、市庁舎の時計は天文時計でした。
ちょっと針がかぶって見えにくいですが、Heilbronn同様、やはり蟹座の絵はザリガニです
市庁舎の奥のこんな木組みの家を眺めながら、このテントのカフェで遅めの朝食を摂りました。
Esslingenで有名なゼクト(発泡ワイン)屋さんもこんな立派な木組みの建物です。
前回は寒くてあまり町を堪能できなかったので、今回は高い所から町を眺めようと高台にあるこんな所に登ってみました。
上からの眺めです。 手前にワイン用のぶどう畑があります。
ここは幅の狭い階段をかなり登らなければいけない所で、途中から膝がガクガクしてくるしちょっとしんどかったです。
肝心の玉ねぎ祭りはというと、想像より小さい規模で屋台の数も少なかったです。
でもせっかくなのでツヴィーベルクーヘン(タマネギケーキ)を食べました。
タマネギケーキという名前ですが、甘いケーキではなくタマネギたっぷりのキッシュです。
これを買おうと屋台で待っていた時、お店のおばちゃんが男性ともめていました。
よく聞き取れなかったのですが、どうやら催促されていた模様。
おばちゃんはその男性が去った後、私に向かって
「みんな私にはよせーはよせー(早くしろ)って言うねん。でも私は一人やし、手も二本しかないっちゅうねん。できるわけ無いやろ?」とぼやきました。
「そうやそうや!おばちゃんは一人しかおらんねんし、そんなにはよ(早く)できひんって。」と答えると、ちょっと笑ってくれました。
何故こんなアジア人丸出しの私にぼやく?と不思議でしたが、国が違ってもぼやく内容は同じだなと思うとおかしくなりました。
タマネギケーキを食べた公園には秋桜が咲いていました。 今月2週めくらいから急に涼しく秋めいてきたドイツです。
まだ帰りの電車まで時間があったのでZacke ツァッケという珍しい乗り物に乗りに行きました。
これはアプト式トラムと呼ばれ、ギザギザのラックレールに歯車をかみ合わせて動く、ケーブルカーのような乗り物です。
車両の前にあるのは自転車を載せる台車です。
かなりの急勾配の所を走るので、下から自分の自転車をこれに乗せて運び、上から駆け下りてくる人が多いようです。
片道10分くらいの所を往復するだけなのですが、普通の家のすぐ目の前を通るし、途中かなり見晴らしの良い場所があるしでなかなか楽しかったです。
最初下りで乗ったのですが、「上りの方がきっと面白いよ。」という夫のために下車せず折り返し乗りました。
発車後3分。 「楽しいね~」と振り返ると、あろうことか夫は熟睡中
寝とんかーい ベタな突っ込みとともに手の甲で思い切り夫のおでこをはたいたのは言うまでもありません。
やっぱり優雅な大人旅は似合わない私達です
今回の旅でも聞いてもないのに「コインロッカー探しとんか?そのサイズならここが安いで。」と教えてくれる人や、小さいドーナツを3つ買おうとすると黙って6つ入れてくれる親切な人に出会いました。
普段見られないものを見、食べ、知らない人と触れ合えるから旅が大好きです。
これにて旅行記は終了です。
お付き合いありがとうございました。
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旅行最終日はStuttgartから程近いEsslingen エスリンゲンという町に行きました。
ここには一度クリスマスマーケットの時に来て、今度は夏に来たいなと思っていたのです。
おりしも今回は“玉ねぎ祭り”が開催されていました。
まずは可愛らしい市庁舎を眺めます。
前回は気づかなかったのですが、市庁舎の時計は天文時計でした。
ちょっと針がかぶって見えにくいですが、Heilbronn同様、やはり蟹座の絵はザリガニです
市庁舎の奥のこんな木組みの家を眺めながら、このテントのカフェで遅めの朝食を摂りました。
Esslingenで有名なゼクト(発泡ワイン)屋さんもこんな立派な木組みの建物です。
前回は寒くてあまり町を堪能できなかったので、今回は高い所から町を眺めようと高台にあるこんな所に登ってみました。
上からの眺めです。 手前にワイン用のぶどう畑があります。
ここは幅の狭い階段をかなり登らなければいけない所で、途中から膝がガクガクしてくるしちょっとしんどかったです。
肝心の玉ねぎ祭りはというと、想像より小さい規模で屋台の数も少なかったです。
でもせっかくなのでツヴィーベルクーヘン(タマネギケーキ)を食べました。
タマネギケーキという名前ですが、甘いケーキではなくタマネギたっぷりのキッシュです。
これを買おうと屋台で待っていた時、お店のおばちゃんが男性ともめていました。
よく聞き取れなかったのですが、どうやら催促されていた模様。
おばちゃんはその男性が去った後、私に向かって
「みんな私にはよせーはよせー(早くしろ)って言うねん。でも私は一人やし、手も二本しかないっちゅうねん。できるわけ無いやろ?」とぼやきました。
「そうやそうや!おばちゃんは一人しかおらんねんし、そんなにはよ(早く)できひんって。」と答えると、ちょっと笑ってくれました。
何故こんなアジア人丸出しの私にぼやく?と不思議でしたが、国が違ってもぼやく内容は同じだなと思うとおかしくなりました。
タマネギケーキを食べた公園には秋桜が咲いていました。 今月2週めくらいから急に涼しく秋めいてきたドイツです。
まだ帰りの電車まで時間があったのでZacke ツァッケという珍しい乗り物に乗りに行きました。
これはアプト式トラムと呼ばれ、ギザギザのラックレールに歯車をかみ合わせて動く、ケーブルカーのような乗り物です。
車両の前にあるのは自転車を載せる台車です。
かなりの急勾配の所を走るので、下から自分の自転車をこれに乗せて運び、上から駆け下りてくる人が多いようです。
片道10分くらいの所を往復するだけなのですが、普通の家のすぐ目の前を通るし、途中かなり見晴らしの良い場所があるしでなかなか楽しかったです。
最初下りで乗ったのですが、「上りの方がきっと面白いよ。」という夫のために下車せず折り返し乗りました。
発車後3分。 「楽しいね~」と振り返ると、あろうことか夫は熟睡中
寝とんかーい ベタな突っ込みとともに手の甲で思い切り夫のおでこをはたいたのは言うまでもありません。
やっぱり優雅な大人旅は似合わない私達です
今回の旅でも聞いてもないのに「コインロッカー探しとんか?そのサイズならここが安いで。」と教えてくれる人や、小さいドーナツを3つ買おうとすると黙って6つ入れてくれる親切な人に出会いました。
普段見られないものを見、食べ、知らない人と触れ合えるから旅が大好きです。
これにて旅行記は終了です。
お付き合いありがとうございました。
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