eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

集めると楽しい2ユーロ記念硬貨

2015-08-31 23:13:00 | 四方山話
ドイツのお金は言わずと知れたユーロですが、その中でも私が好きなのが2ユーロコインです。

お金に好き嫌いと言うのも変な話ですが、好きなのは楽しみがあるから。

ちなみにドイツ発行の通常のコインはこれです。
このバージョンは見飽きていて何も嬉しくないのですが、たまに記念硬貨が紛れ込んでくるのです。

毎年各州が持ち回りで、その州の名所をデザインしたオリジナルのコインを出すんですね。

それも日本のように特別にしか手に入らないのではなく、ごく普通に流通させるのでスーパーでお釣りでもらって気付いたら財布の中にあったりします。

今集まっているのは5種類。 これは2007年 メクレンブルク・フォアポンメルン州のシュヴェリン城。

2008年 ハンブルクの聖ミヒャエル教会。

2012年 バイエルン州のノイシュヴァンシュタイン城。

2014年 ニーダーザクセン州の聖アンドリュー教会。

これは2015年のドイツ統一25周年記念コイン。 今年ばかりは州のコイン以外にこれも出ました。
「Wir sind ein Volk 我々は一つの国民だ」 という言葉と主に、ブランデンブルク門の前に集う人達をデザインしています。

この中で一番嬉しかったのはノイシュヴァンシュタイン城ですが、統一25周年コインも感慨深いものがありました。 これらはこんな小物入れに保管しています。


これ以外にバチカン・モナコ・サンマリノの3国で作られているコインはもともと数が少ないのでかなりなレア物らしく、未だにお目にかかったことがありません。

ドイツの記念コインでなくても発行国によって絵柄が違うので、ユーロコインは結構面白いです。

それにしても悔やまれるのは最初から集めなかったこと。

ドイツに来た時から置いておけばもっとあったのに、あぁもったいない・・・と言っても仕方がないので、手放したコインがまた回り回って私のもとに来てくれるよう祈っています


~追記~

後にゲットした記念コインは順次追加していきます。 2009年 ザールラント州のルートヴィヒ教会。


2010年 ブレーメン州のシティホール。


2011年 ノルトライン・ヴェストファーレン州 ケルン大聖堂。


2013年 オランダ 王位継承記念。


2015年 ユーロ旗30周年記念。

<番外編>
記念コインではありませんが・・・フィンランドのコインがクラウドベリーのお花で可愛いのでとってあります。






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他人に鍵を預けるドイツ

2015-08-30 21:42:00 | 四方山話
今日はドイツでびっくりした事のお話です。


ドイツではアパートの補修や点検などの日時を一方的に指定されることがあります。

もしその時に家にいられない人は、誰かに鍵を預けて自分の家に入ってもらうのです。


以前うちのアパートに窓枠の補修作業が入りました。

その時いきなり訪ねてきたのが下に住む女性。 

下の階に住んでいると言っても、その時が初対面でした。

「私はこの下に住む者なんだけど、うちの作業の日は休暇で家にいないのよ。あなた鍵を預かって、終わったらポストに入れておいてくれない?」

「は???いやいやいや・・・それは困ります。」

「なんで?簡単でしょ?鍵を預かってポストに入れるだけなんだから。」



いやいやいや・・・。

ただ上と下に住んでるというだけで、私のことを何にも知らないのに、そんな人を留守中の家に入れて平気なのか。




ぐいぐい迫られて困っていると、ちょうど誰かから電話が来て「預かってくれる人が見つかったからもういいわ。」と言って去って行かれましたが、冷や汗をかきました。

だって、もしその人が休暇から帰ってきて「何かがなくなった!!」とか言われたら嫌じゃないですか。

ポストに入れたはずの鍵が何かの拍子になくなるかもしれないし、そんな大変なこと引き受けられません!というか、日本ならよほど親しくしている人か親戚くらいにしか頼みませんよね。

家の作業でなくても、植物の水やりを気軽に頼む人も多いようですが、心配じゃないんでしょうかね。

それほど他人を信用しているのかな。



その話を夫にしていると、「個人宅だけじゃなくて会社もいい加減だよ。」と言うのです。

なんでも夫の会社には掃除婦として移民の女性が毎週来るのですが、曜日だけで時間を決めていないので、下手したら社員が全て退社した後にやってくるのだとか。

時間まで指定すると高くつくからという理由で鍵を預けて好きな時間に掃除できるようにしているらしいのですが、いくら高くなるといっても部外者に鍵を預けていつでも会社に入れる状況っておかしくないですか?

今までそれで何ともないのが不思議なくらい、そういう危機管理は甘いそうです。




住民は皆顔見知りという田舎ならまだ話は分かりますが、ここはそこそこ都会。

今後何年ドイツに住んでも、この習慣だけは馴染めそうにありません











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フランス、アルザスの民族衣装写真

2015-08-29 17:20:00 | お祭り
最近“フランスの民族衣装”というワードで検索し、私のブログに来てくださる方が多いです。

とにかく民族衣装好きで写真は沢山撮ったので、もし良かったらあの時載せられなかった写真を見て頂ければと思います。
以前の記事→おフランスの民族衣装パレード
















こちらは番外編、クロアチアの民族衣装を着たおば様方。 マインツのインターナショナルフェスティバルでお見かけし、声をかけて撮らせて頂きました。


今度は東欧の方に行ってみたいなぁ・・・







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朝焼け Morgenrot

2015-08-27 21:42:00 | 日常
今朝6時過ぎ、ふと窓の外を見るとこんな空が広がっていました。


吸い込まれるような空に見とれることしばし、急いでシャッターを切ったのですが、アップにするとまるで溶岩が流れているように見えませんか?


ほんの数分で色が変わり、全く違う空になっていました。

見られて良かった。

時々自然が見せてくれる美に感動します。

朝焼けはドイツ語でMorgenrot モルゲンロート。 また1つ好きなドイツ語が増えました。







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陽気なマスターのいるカフェ in Bensheim

2015-08-24 22:31:00 | お出かけ(フランクフルト周辺)
今日は私が“ドイツに来て一番たくさんお店の方と話した”というカフェです。

そのカフェがあるのはベルクシュトラーセの小さな町 Bensheim ベンスハイム。 ダルムシュタットとハイデルベルクの間にあります。

そのベンスハイムには例によって木組みの家が建ち並びます。

この時計がレトロで素敵です。

小さなドアは地下室への入り口かな? 壁から飛び出たフォルムが面白く、どんな楽しい所へ繋がっているんだろう?ってワクワクします。

木組みではないけど、タイル張りのような模様に惹きつけられます。


さて、ここが本題のカフェ。 Cafe Soleil

ここも木組みです。 カフェと言っても実態はエスプレッソバーのようで、あるのはいろんなコーヒーと日替わりのケーキのみです。この日はツヴェチケンクーヘン(プラムケーキ)でした。 カプチーノには必ずハートを書いてくれます。

顔を見ただけで好みのコーヒーが出てくる常連さんしか来ないような店で、一見さんのアジア人2人が珍しかったのでしょう。マスターが話しかけてくれました。
「韓国人ですか?」

「違います!」

「じゃあ、中国人?」

「それも違う!アジア人といえば・・・もう一声!」

「うーん・・・・・・・・・・・あ、日本人!」

「その通り

いつもそうですが、第一選択は中国人か韓国人。 一発で日本人と聞かれることは、ほぼありません

そこからなんだかんだと話し始め、忙しい店を一人で切り盛りしながら手品なんかも見せてくれるマスター。

そのうち他のお客さんまで会話に入って、ワイワイと盛り上がりました。

そのマスターがこの方。 こだわりのエスプレッソマシーンの前で、満面の笑みです。


カプチーノの後、別のコーヒーも飲んでみようとおすすめを聞いたら出してくれた“アフォガード”。バニラアイスにエスプレッソをかけてあります。


「これが美味しくなかったら、お代はいらないよ。」

「私はきっと美味しくないと思うわ。」・・・と言いながら飲んだアフォガードは、とても美味しかったです(笑)

「残念!美味しかったから払わなきゃ。」

「いいんだよ。サービス、サービス。(^_-)-☆」

なんて男前

ここに通えばこんなやりとりをしながらドイツ語が上達すること、間違いなしです。


ちなみにこちらのケーキは近所にあるパン屋さんのもので、そこで買ったブリオッシュとレーズンパンもふわっふわで美味しかったです。


この町がもっと近かったらこのカフェとパン屋さんの常連になるのになぁ・・・。

よくしてくださったマスターには感謝の意を伝え、握手し一緒に写真を撮ってお店を後にしました。

小さいお店ですが、もしベンスハイムを訪れる事があったら是非覗いてみてくださいね。 










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