eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

冬の新兵器

2012-10-31 12:18:31 | 四方山話
冬時間になるのを見計らったように、先週末から急に寒くなった。
今年は秋がしっかりあって良いなぁと思っていたのに、いきなりの雪
1時間の時差と重なって体がついて行かない。

しかし、この冬私は新兵器を手に入れた



            
            39.99ユーロ。KARSTADTにて。


   
いわゆる電気アンカの変形型。
暖房をつけても足は冷たいままで、電気ストーブではストーブに面している部分だけが熱くなるので足全体に温まるものが欲しかった。

これも底の部分にだけ電熱線が通っているのだが、包まれているので全体的に温まる
低温やけどの心配も無さそうだが90分のタイマー付きで、ボアの部分は取り外して洗濯可能。

これからは足をこれに入れたまま、石像のように動かなくなってしまいそうで怖い






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ドイツのビックリ婚活

2012-10-26 10:01:40 | 四方山話
うちには週1回、無料のローカル新聞が届く。
                


普通の新聞は買っていないのでこれは貴重な情報源であり、分からないながらも一通り全部に目を通す。

いろんな記事がある中で、私のツボに入っているのは“恋人探し”のコーナー。
求人や不動産情報と同じページにさり気なく書かれているが、その内容はかなり面白い。



例えば・・・


33歳 若い王子
身長190センチ 痩せ型 スポーツマン ハンサム
今は深い眠りについている
僕を目覚めさせてくれる可愛いお姫様のキスを待ってま~す


おぉ・・・これは突っ込みどころ満載ではないか。

33歳→若くもないし
ハンサム→写真がないから言いたい放題
王子・お姫様→痛すぎる。そのまま一生眠ってておくれ


こんな広告を見て「私のキスで目覚めさせてあげるわ~」なんて連絡する女性がいるのだろうか?



驚く事には、半分くらいの人が連絡方法に電話を選択している。
普通に携帯や自宅の電話番号を載せているのである。

個人情報の取り扱いがうるさいこの時代に、こんな事で大丈夫なの?


広告も色々で、男性が男性を探していたり、60代・70代の人が余生を一緒に過ごすパートナーを探していたり。

この欄を見る度に、すごいなぁと感心したり心配になったりしてしまう私なのである。






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担当者のみぞ知る

2012-10-24 10:08:18 | 手続き
昨日、更新手続きをしていたVISAを受け取りに行った。
ドイツに来て最初は1年・次は2年間有効のVISAをもらったので今回が3度目である。

今までと違うのは昨年から電子滞在許可証(eAT)というものが導入され、パスポートとは別に携帯できるカード式になった。
今後はそのカードで個人認証が出来、買い物ができたりするようになるらしいのだが今のところあまりメリットは感じられない。
むしろ別になっている分、持ち歩くのに気を使う。

いろいろな人のブログで、手続きに時間がかかるので2ヶ月前には申請した方が良いと知った。
10月25日までのVISAだった私は8月中頃に電話をしてもらい、取れたアポは9月4日。
その時は必ず夫も同伴で、夫の所得証明や健康保険の証明・パスポートも持参するようにと言われた。

部屋に入る前に申請用の書類に記載する。
その項目は氏名・年齢から宗教・身長・眼の色まで事細かい。

手続きはスムーズに進み、私の指紋を取っている間に夫が料金(80ユーロ)を払いに行った。          

せっかく持って行ったドイツ語B1テストの証明書も何も言われないままだったので、こっちから聞いてみたら「あら、持ってるんだったらコピーするから貸して。」と言われた。

何かがおかしい・・・・

初めてVISAを貰いに来た時に「ドイツ語のインテグレーションコースに行って、テストに合格したら無期限滞在許可をあげる。」と言われたのに、今の対応ではテスト結果は何も関係ないという事では・・・。


釈然としないまま申請は終了し、受け取り期日の昨日を迎えた。

今回は1人でいいと言われたので行ってみたら、前回とは違う部屋で担当者も違う。
聞かれた事に答え、2箇所にサインしてあっさり終了。

渡されたカードを見ると、今回のVISAも2年間有効となっている。
たった2年・・・・やられた

そこで「いつ無期限の滞在許可を貰えるんですか?」と聞いてみると、「私は貴方の担当者じゃないから知らないわ。今日はただこのカードを渡すだけだもの。」と言われた

あの時聞いた話は空耳だったのだろうか。

2年後もまたこの手続きをするのかと思うと憂鬱になる。


うっかり申請が遅れて新しいVISAの発給が間に合わなかった場合、“今手続き中です”という証明の紙を書いてもらえるらしいのだが、これも当然有料。
新しいシステムになって損した気になるのは私だけだろうか。

一口にドイツに住んでると言っても、国籍や移住した理由・配偶者などそのパターンは本当に様々なので全て判断は担当者しだい。
意地の悪い担当者に当たると、幾度となく泣かされるハメになるのがドイツなのである。
そういう意味ではまだ私は恵まれているんだろうな。


ちなみに新しいVISAについてはこんなドイツ語のパンフレットを渡されるが
           

全部読んで理解するのは大変なので、私はこちらの日本語サイトを読んだ。





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かぼちゃのピロシキとシナモンロール

2012-10-23 08:41:47 | 料理
お料理教室で2種類のパンを習った。→Atelier Wabisabi

今回は「かぼちゃのピロシキ」と「シナモンロール」。
かぼちゃのピロシキとは、生地と具にかぼちゃのペーストを入れかぼちゃの形に仕上げた揚げパン。

具は何でもOKということだが、今回は玉ねぎ・キャベツ・ひき肉・ゆで卵を炒め塩コショウで味付ける。 

            


これを一次発酵が終わったこの生地に包む。 

            


包んだら糸でゆるく縛る。
      
            


生地が柔らかいのでクッキングペーパーを無理にはがさず、そのまま揚げる。(紙は勝手に剥がれる)

            



真ん中にかぼちゃの種を挿したら、かぼちゃのピロシキの出来上がり

            


少しの手間を加えるだけで、ピロシキがこんなにかわいく変身するなんて・・・。
やっぱり料理もアイデアとセンスが必要なんだなぁ。
そういう意味でも先生は凄い。



同時進行でシナモンロールも作る。
一次発酵が終わった生地を綿棒で伸ばし、上端を残してシナモンとカルダモンを混ぜたバターを塗り、くるくると巻いていく。
         
            



巻いた生地を6等分する時は、糸で切るとうまく切れる。

よく膨らんでぷっくりしたシナモンロールの出来上がり。

            



作った後は先生手作りの栗のスープ、ドライトマトのパン、かぼちゃのプリンとサラダをご馳走になった。

いつもながら、どれもこれも美味しい。
特にかぼちゃのプリンは卵を使っておらず、あっさりしていていくらでも食べられそうだった。

甘い物が苦手な夫にもピロシキは「これ、美味しいね」と好評だったし、シナモンロールはふわふわで、シナモンがきつすぎず私好みの仕上がりだった。


この生地を手が覚えているうちにまた作ってみよう。
今度はコーヒーロールもいいかな








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ドイツの“まるちゃん先生”

2012-10-20 12:24:39 | 友人
私にはとっても頼りになる“まるちゃん先生”という友人がいる。

彼女は隣り街Wiesbadenで回復整体の治療所を開いていて、私は昨年末に腰痛でお世話になって以来、治療が終了した今もお友達としてお付き合いさせてもらっている。

もともと腰痛持ちではなかった私だが、寒くなってから家にこもり変な姿勢でパソコンを眺める時間が長かったため体が歪み、腰が痛くなった。

ドイツで病院にかかるのは、言葉の問題とホームドクターに行ってから専門医へ紹介されるシステムと、その予約が何ヶ月も先になる事を考えると気が進まない。
折しも時期はクリスマス
そんな時期に開いている病院はない。

どうしよう・・・
このまま年が明けて病院が開くまで我慢するしかないのか・・・。

そうこうしているうちに顔を洗うのも苦痛になり、必死でネット検索した結果行き着いたのがまるちゃん先生のブログだった。

藁にもすがる思いで連絡を取ると年末の27日にも関わらず快く診察を引き受けて下さり、2日続けて治療してもらったら腰痛がすっかり楽になって安心して年が越せたのを覚えている。

回復整体というのはボキボキするわけではなく、優しく体を曲げたり揺らしたりしながら歪みを矯正してその結果痛みがなくなる治療法。
私は初めて受けた時から全く恐怖感はなかったし、まるちゃん先生の笑顔と優しい手が心地良かった。

今では少しでも体に違和感を感じたら、真っ先にまるちゃん先生の顔が浮かぶ。
まるで“駆け込み寺”のようだ。

ドイツに居る日本人の方で、体の痛みや不調を感じながらも病院にかかるのをためらっている方がいらっしゃったら、是非まるちゃん先生に診てもらうことをお薦めしたい。
体だけでなく、心も癒されること間違いなし。






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