eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

無期限滞在許可ゲット

2014-11-03 16:30:00 | 手続き
ドイツに住んで6年目にしてとうとう無期限の滞在許可をもらえました

無期限とは言ってもパスポートが切れる時には更新しなければいけないので、実質は無期限ではありません。

単に更新の頻度が下がるという程度ですが、2年毎に手続きをすることを思えば、やはり嬉しいものです。

私の次の更新は5年後。

その時にはまたいろいろ変わっているかと思いますが、今の時点での状況を覚書に書いていこうと思います。




ちなみに私の夫は日本人。在独歴25年で、すでに10年以上前から無期限滞在許可を持っています。

配偶者がドイツ国籍を持っている場合は、もっと早くもらえるらしいです。

前回の更新の様子はこちら。→担当者のみぞ知る

今回も滞在許可が切れる2ヶ月前に電話してアポを取ってもらいました。

その時に「今回は無期限滞在許可の申請になるから、事前に書類を揃えてできるだけ早く郵送して下さい。審査は私ではなく、上の者がします。OKが出たら無期限の滞在許可をあげます。」と言われました。

担当者が決めるものとばかり思っていましたが、システムが変わったようです。

必要な書類は夫の労働契約書、3ヶ月分の給与明細、年金の払込証明や家の賃貸契約書と再度インテグレーションコースの修了書でした。

手続きの当日には夫も同伴する必要があり、一緒に住んでいる(生計を共にしている)事の確認とサインを求められました。

これは私が無職で無収入だからだそうです。

今回も私の指紋をとっている間に夫が支払いに行ったのですが、機械が導入されていて、渡されたカードを入れると自動的に金額が表示されるシステムになっていました。

金額は135ユーロで、現金でもカードでも支払出来ました。

受け取りは1か月後。

その間にベルリンから暗証番号PINと3回間違えた場合の解除番号PUKが郵送されてきます。

前の滞在許可が切れてから受け取りまでに5日間あったのですが、その間は「もし何かあったら受け取りの予約表を見せるように。ダメなら私に電話してくれても構わないから。」と言われ、特に追加で証明書を貰う必要はなかったので助かりました。

そして受け取りの日、一人で行ったのでドキドキしていたのですが、答えたのはベルリンからPINの書いてある手紙が届いたかどうかとオンライン本人確認機能を使用するかどうかのみでした。

オンライン本人確認機能を使用しない場合は暗証番号を変更する必要もないので、指されるがまま3箇所にサインしてあっという間に終了。

晴れて無期限滞在許可をゲットできたのでした

やっとB1テストを頑張った報いがありました。これで今度から日本に一時帰国する時にはJRパスも使えます。

無事に終わった安心感と、達成感とで今はカードを見てはニヤニヤしています。

4月末にチューリップの気持ちになって空を見た写真です。 あぁ、青空が恋しい・・・

 





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担当者のみぞ知る

2012-10-24 10:08:18 | 手続き
昨日、更新手続きをしていたVISAを受け取りに行った。
ドイツに来て最初は1年・次は2年間有効のVISAをもらったので今回が3度目である。

今までと違うのは昨年から電子滞在許可証(eAT)というものが導入され、パスポートとは別に携帯できるカード式になった。
今後はそのカードで個人認証が出来、買い物ができたりするようになるらしいのだが今のところあまりメリットは感じられない。
むしろ別になっている分、持ち歩くのに気を使う。

いろいろな人のブログで、手続きに時間がかかるので2ヶ月前には申請した方が良いと知った。
10月25日までのVISAだった私は8月中頃に電話をしてもらい、取れたアポは9月4日。
その時は必ず夫も同伴で、夫の所得証明や健康保険の証明・パスポートも持参するようにと言われた。

部屋に入る前に申請用の書類に記載する。
その項目は氏名・年齢から宗教・身長・眼の色まで事細かい。

手続きはスムーズに進み、私の指紋を取っている間に夫が料金(80ユーロ)を払いに行った。          

せっかく持って行ったドイツ語B1テストの証明書も何も言われないままだったので、こっちから聞いてみたら「あら、持ってるんだったらコピーするから貸して。」と言われた。

何かがおかしい・・・・

初めてVISAを貰いに来た時に「ドイツ語のインテグレーションコースに行って、テストに合格したら無期限滞在許可をあげる。」と言われたのに、今の対応ではテスト結果は何も関係ないという事では・・・。


釈然としないまま申請は終了し、受け取り期日の昨日を迎えた。

今回は1人でいいと言われたので行ってみたら、前回とは違う部屋で担当者も違う。
聞かれた事に答え、2箇所にサインしてあっさり終了。

渡されたカードを見ると、今回のVISAも2年間有効となっている。
たった2年・・・・やられた

そこで「いつ無期限の滞在許可を貰えるんですか?」と聞いてみると、「私は貴方の担当者じゃないから知らないわ。今日はただこのカードを渡すだけだもの。」と言われた

あの時聞いた話は空耳だったのだろうか。

2年後もまたこの手続きをするのかと思うと憂鬱になる。


うっかり申請が遅れて新しいVISAの発給が間に合わなかった場合、“今手続き中です”という証明の紙を書いてもらえるらしいのだが、これも当然有料。
新しいシステムになって損した気になるのは私だけだろうか。

一口にドイツに住んでると言っても、国籍や移住した理由・配偶者などそのパターンは本当に様々なので全て判断は担当者しだい。
意地の悪い担当者に当たると、幾度となく泣かされるハメになるのがドイツなのである。
そういう意味ではまだ私は恵まれているんだろうな。


ちなみに新しいVISAについてはこんなドイツ語のパンフレットを渡されるが
           

全部読んで理解するのは大変なので、私はこちらの日本語サイトを読んだ。





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