老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

神戸吟行  (2)

2015-11-12 10:15:24 | 俳句


昨日は国産初のジェット旅客機が、初飛行に成功したとのニュース。
国産旅客機の開発は戦後初のプロペラ旅客機「YS-11」以来半世紀ぶりである。
日本の航空機産業の発展に向けて、官民一体となり、期待をしている。
私が初めて、飛行機に乗ったのは、何十年昔のことだろう。
徳島空港から、大阪の伊丹空港まで、「YS11」で30分のフライトであった。

今は、本州に渡るには、瀬戸内海に、三本の大橋が架かり、しごく便利になった。


今朝の 姫 。庭の茂みを覗いている。何か、おるのかしら。
昨夜は一泊旅行に行って、一晩留守にした。
息子に様子を見に来てくれるように頼んであった。

玄関を開けて
「姫 姫」と声をかけると
「ニャン ニャン、ニャ、ニャ」
「ニャアー、ニャアー ニャアゴー、ニャアゴー」
「オカニャーオカニャー」
と声をからして二階から降りてきた。
「姫ちゃん、姫ちゃん」と声をかけ手を差し出す。
犬のように、身体ごし、跳びついてはこないけれど、出した手の平に頭を預けて、ころっと寝転んだ。
喉の下を指で撫で、頭を撫でてやる。ゴロゴロと喉をならす。なんと可愛いい仕草。


旅先で見た猫たち。
紐に縛られいるから、運動不足でどの子も丸々と太りすぎ。
しかし人なつっこく、どの子も私が頭を触っても逃げたり、怒ったりはしない。

       留守番の猫の空耳花八手

       柿花火崩れかけある藁の屋根

       懐手がうがうと走る地下鉄

       みな一期一会のマント冬帽子

       石橋阪大下のパン屋欅散る

       人混みは安心不安冬ぬくし

       まつ直ぐに走れば冬の鯖街道

       紅葉晴れ追い抜いて行く二階バス

       

       



       

       

       
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