老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

東山魁夷  美術館

2015-07-02 16:12:02 | 俳句


    
この島 沙弥島にある東山魁夷美術館。

 香川県坂出市にある 東山魁夷せとうち美術館へ行く。
柿本人麻呂が「万葉集」に讃岐狭岑島(さみねしま)で岩の中の死人を見て詠んだとされる
歌は挽歌の傑昨として名高い。沙弥島の海岸には人麻呂岩と記念碑が立つ。その沙弥島に魁夷の美術館が立っている。
美術館の辺りには、万葉集にちなんだ、草花が植えられていて、四季折々の花を咲かせている。


 テーマ作品は   北欧ものがたり・静かな光のなかで
          北欧紀行 古き町にて   風景遍歴 ひとすじの道


  蒼い北欧の森や湖   ( 白夜光  白馬の森  みずうみ  等々)
  白い亰都    (修学院雪庭  北山初雪  年暮る  等々)
  橙色の日本の田舎  (大河内山荘   照紅葉  秋彩  等々)
魁夷の作品は、静かに 静かに どの作品もいつも心に染み込んでくる

今回のテーマーの作品は、 「その頃、私の心の中に聞こえている声があった」と
日常を断ち 、、、中略 もっと遠くへ___と考えた時、北欧が浮んだ。
1962年、魁夷は北欧4ケ国を巡るスケッチ旅行に旅立ち、北国での、心温まる人との出会い、追想と幻想を交えた作品の数々で、古き町を感動の旅巡りをしました。
魁夷の言葉はいつも誌的です。作品の題名に、はっとさせられる。
。絵の鑑賞が深まる。今日もそうだった。


美術館を囲む小さな森。径を歩いていると木洩れ日の斑がちらちらと宝石のようであった。

     🍒   木洩れ日を揺らし涼しき風抜ける 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 半夏雨 | トップ | ぼんぼん 作ろう »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿