老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

四谷シモン人形館   ④

2024-07-19 10:41:34 | 老人日記
     

シモン氏の歌っている写真。
まるで女性歌手そのもの。
美しい。
声が聴けないのが残念だ。

唐十三さんがお亡くなりなっとのはつい最近の事だ。
この有名な劇団で女優として活躍をしていたらしい。

      
         (ルネ・マグリットの男)

人形館の玄関口。
このお人形に圧倒された。
まだ見ぬ人形館全般が想像ができぬ、フランケンシュタインのような顔のお人形だ。

美しく妖しいお人形が部屋を開くといるなんて、このお人形から想像が出来る?

      
         (少年)

可愛い少年のお人形。
洋服を着てネクタイを結び、少し昔の洋服だけれど、履いているブーツかして、洋館に住んでいるおすましのお坊ちゃまだ。

     
      

そして、齢の離れたお姉さま。
生意気そうな二人の会話が、もれ聴こえそう。

全体に洋服を着たお人形は三体。

      

そして、シモン氏とおぼしき胸像のお人形。
胸をはだけて、ものうげに老をかこっていると言えば叱られるかな。
何か意味があるなだろうけれど、あえてそれは私のような凡人が詮索をすることでないような、、、。

ただ、舞台で唄っている写真のシモン氏と同じ人だとはとは思えない。

着るものをまとったお人形はこれだけだ。 
      

     

そして、創作中のシモン氏の写真。

どこかで聞いたような?名前にも記憶が無く、人形作家だとも知らず。坂出方面に息子と遊びに行った。

何かの拍子でうろ覚えだったシモン氏の人形館を駅前の観光案内書で尋ねた。
受付にいた二人の男女、まったく知らないといっても過言では無い案内ぶり。
知らないのだ。

有るらしい場所は判ったが、まるで、、、、

道が無いような口ぶりで駐車場なんて無いような、、、お粗末な案内ぶりだった。

坂出に行って、見物する所が無いから、ふと思い出した人形館を訪ねたのが正直なところ。
案内人の無知さ加減、名前だけしってるような私、、、どっちもどっちだ。

しかし、何んとまあ、立派な建物に驚いた。

       

鎌田醤油の一角に大きな門扉。
ここを入るとシモンの館が、、、

期待以上、それ以上のシモン人形館である。













昨日のしりとり俳句。
     @    爪をきるしぐさ父似や蚊遣火    爪
     @    その中の紅い病葉拾ひけり    病
     @    みどり児の鼻ちょうちんや天花粉   鼻
     @    向日葵の迷路誰あれかゐませんか    向日葵
     @    青林檎よれよれジーンズ愛しをり    よれよれ
     @    街灯一基かはたれどきのプール    プール 
     @    尻もたげ空豆を干す尼御前     空 

しりとり俳句の楽しい事。
何が飛び出すか。
どれも経験を抽斗からつまみ出した。


     
コメント
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