
映画『ある愛の詩』の概要
出会ってすぐ恋に落ちた資産家の息子オリバーと苦学生の、愛を貫いて結婚し、苦労を重ねる。ようやく生活が楽になった頃、ジェニーは白血病で余命宣告を受ける。フランシス・レイ作曲の物悲しいテーマ曲と、
“愛とは決して後悔しないこと”
というセリフがあまりにも有名な純愛ドラマの名作。
最近、この映画を観た。
1970年の作品と言うから驚き。
50年も前の作品だとは。
現在だと、ヒロインが、イタリア移民の娘だとか、上流社会出の名家の四世だと言う設定も成り立たないだろうが。。。。
主題歌は何かにつけ口づさむ事がある。
甘く切ない、映画にシーンを懐古することもある。
そんな映画を久しぶりに観た。
観ている間に主人公の若い二人より、オリバーの富豪の父親の事を思った。
結婚に反対をされた事が悲劇の主人公達の生き様の主題ではあるものの。
最後の方で、ジェニーの病気の治療費を父親にせびりに行く。
その前に、結婚を反対した事の呵責から、父親は誕生パーティーに招待をする
ことで折れて出た。
すげなく断りながら、金に困ると、父を頼る。
全く自己中の主人公。
哀しそうな父親の表情を観ていてたまらなかった。
最初に観た時は、若者の悲恋と音楽に酔ったけれど、今は親の立場で映画を鑑賞している老いた私は健全ではないかと思った次第。
礼宮御夫妻の苦労と哀しみを、この映画を観ながら同情もしたり、、、
🐶 同行や犬にも遍路の装束で
🐩 尖塔に光一すじ冴返る