
倉敷で句会があった。
早朝の電車で倉敷へ。
少し早めに着けば吟行もできる。
折りからの、秋の祭り。

江戸時代は天領として栄えた町である。
美観地区の主だった商家や古い屋敷には、代々家に伝わる、屏風を飾っている。
倉敷で超一流の大原邸の屏風に出会った。
凄い迫力で迫ってくる。
謂わずとも 「棟方志功」の作品であると解る。
人間でなくとも 鳥たちもこの檜をめがけて飛んでくる。
美術館に足を運んで作品に接することは多い。
しかし、この志功の 屏風絵 にはまいったな~。
近くに寄ると 木の精が乗り移ってくるかと思った。
これを観ただけで、倉敷を訪れたかいがあった。
🐇 小鳥呼び寄せて志功の御檜図