前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

微笑む人がくれる幸せな時間

2018年09月06日 18時11分25秒 | わたしの思い
昨日災害の備えについて少し触れました。

またしても地震、地球は生きている。
時には人々の日々の営みを阻むこともある。

被害にあった方々が、日常を奪われる辛さを
考えると胸が痛みます。

夕方になると、詳しくはわかりませんが、
近くに知的障害者のグループホームがあるらしく、
わたしが座っている窓辺から見える坂道を
この夏は汗をかきかき急ぎ足で帰途につく姿を見かけます。

どんな仕事をしているのかはわかりませんが、
いつも充実した表情をしています。
わたしはせつなくも、幸せな気持ちになります。
きっとこの人は、一生懸命なのだろうな。
きっとこの人は、、きちんと今日の自分の仕事を終えたんだ。
きっとこの人がこれから帰る場所は、こころの落ち着く場所だ。

いつも笑みを湛えた人に幸せな気持ちをいただくので、
お返しに、おこがましくも彼の幸福を願います。
いつも微笑んでいる人は幸せになれると言いますよね。
わたしも口角をあげ微笑みます。

夕方、
色んな人が色んな一日を終えて家路につく。
また、夕方から始まる一日もある。
大きな世界、小さな世界、華やかな世界、
地味な世界、豊かな世界、貧しい世界、
楽しい世界、厳しい世界...色々な世界があるけれど、
一日は平等にどこかで終わる。

子供の頃は家に帰って母がいるのがうれしかった。

秋の日は暮れかかると早いですが、
わたしはこんな黄昏るときが好きです。
人の営みを強く感じる時間です。
それぞれに一生懸命に生きていることを。

わたしのちっぽけな一日も
微笑みながら終えることにしましょう。
これは夕方でなく、毎晩そう思うのですよ。