貸してじゃなくて頂だい

昨日はその前夜から何となく気分が悪く、
寝れば治ると思っていましたが、
朝目覚めると更に気分が悪くて、
ムカムカしてお腹も痛く、
Toiletを行ったり来たり。

極めつけは熱まででてしまって、
病院も休みだし、辛かったぁ。
持っていた消炎、鎮痛の薬を飲んで熱が取れると
楽には成りましたが、今日も腸の痛みが残っています。

ここのところずっと不調でしたが、わたしはいつもこんな調子なので
そんなに気にもしませんでしたが、昨日はひどくなって、
こういうのを夏の疲れというのかなと、徹底的に横になって過ごしました。

今日は昨日やるはずだった仕事をのろのろやっていたら、
別の注文が入り、あー、あっ読みが間違っていた。
こんなことだ、うまくいかないものです。

うまく行こうがいくまいが、少しでも仕事があることは
ありがたいことです。
一人で生きると決めたからには、
お金は頼りになる存在です。人に迷惑をかけないためにも。

或る年上の独身女性が言いました。
すぐに誰かれ頼りにする人がいるけれど、
「困ったからお金頂だいって言ってくれる人なんてどこにもいないよ」と
まあ言わないし、言えないと思いますけれど、
その通りだなって思った。

そして、すぐに人に頼ろうとしてはダメだとも。
口ではみんな困ったらいつでも頼ってと言うし、
出来ることはしてくれるだろうし、こちらもするけど。

わたしもわたしの生き方として、
はじめから人に頼ろうとすることは性に合いません。
人頼みを前提に物事始める人がいますけど、
それはわたしの生き方とは違います。

お金を貸しても返してくれない人がいます。
まるで返す気がないみたいです。
返す気があれば毎月少しずつ返せる金額です。
それをしない。
「○○円貸してほしい」と言ったじゃない。貸してと。
「○○円頂だい」とは言ってないよね。

昔、サガンの本にお金を貸した男が、
「僕はこのお金を返さないと思うけど、
君に対する友人としての態度はずっと変わらない」
というようなことを言ったと書いてありました。
とんでもないやつだけど、少しいいよね。

お金を借りて、返さないものだから、寄り付かなくなったり、
返してと言われて、所謂逆切れとか、貸した方が小さくならなきゃ
いけない態度をとる人。そうゆうの良くないよ。

返せないなら、いつかは返せるよう努力し、
顔を見せ、少しでもと誠意を欠くべきではない。

人の関係は貸し借りではないでしょうが、
恩を受けた人には、こころを返せる自分でいたいと
常に思っています。

頼りたくないと思うのは、自分に返せることが少ないから
というのもあるわけですがね。

まあ、頂だいと言ってないなら返しなさい。