巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

日本Sの広島の強さに来年も巨人は到底勝てないと・・・

2018-10-29 | プロ野球
思う。原がどんなに姑息な作戦で挑んだとしても、広島の強い壁を壊すことはできないだろう。それは、今の広島はかつての常勝巨人の強さに酷似しているからだ。

V9時代の巨人の強さは、今の広島のように走・攻・守が揃った上に長打が抜きん出ていた。長嶋・王はじめ、優れた選手を金で集めるのだから当然といえば当然の成り行き。

これでは日本のプロ野球の将来はないと各球団オーナー。その後のドラフトによる選手選考となった。紆余曲折があったものの、現行のドラフト制度に落ち着いているのは衆知の通り。

そのドラフトによる選手を育成して今の広島カープがある。これまでにも強い広島の時代はあった。けれども、今の広島の強さは群を抜いているように思う。

走・攻・守に投を加えて、いずれにも死角はないのだ。その上、ベンチのまとまりが他を圧倒する。1本のヒットでガラッと雰囲気が変わる。球場のファンもそれに同調する。

日本シリーズ第1戦はどちらも緊張して引き分けに終わった。そして第2戦。豪打のイメージがあるソフトバンクに隙を見せない広島が巧打と好投で先勝した。

果たして、この強い広島が来年弱くなるということは考えられない。おそらく、今後5年も6年もこの強さを維持することだろう。そんな広島に巨人は勝てるのだろうか。

監督が交代した程度の話ではない。若い選手のレベルアップを真剣に考えなければならない。FAやトレードや外国人選手による無差別の補強で強さを演出しても真の強さを誇る広島には立ち打ちできない。

高橋前監督時代の3年間を若い選手育成の3年間ととらえ、その継続を図るべきだ。あと数年、苦汁を舐めてでも純粋の巨人を築くべきだと思う。そうでなければ広島を越えられない。

「巨人は常に優勝を義務付けられている」などと寝迷いごとを行っている場合ではない。「自分たちだけがエリート」と考えているうちに広島に歯が立たなくなっているではないか。

「金だけが世の中」ではない。首領に悪をいただく部下たちは悲惨だ。巨人は監督交代ではなく、読売の「頭」が交代するべきなのだ。首領の頭が変われば巨人は生まれ変われる筈だ。巨人ファンだから言う。