原再登板？読売巨人にコンプライアンスはないのか？

「なりふり構わず」だけなら良いわ。けど、そこに醜聞の欠片が存在する「なりふり構わず」は「球界の盟主」とか「球界の紳士」を掲げる名門にはあってはならない。

原は巨人の表も裏も混乱に陥れて逃げ去った保身の張本人だ。その片割れをベンチに残した高橋監督の無知が今の巨人を作ってしまったといってよい。

原は大いに勘違いしていた。自分が育てたチームではない当時の強い巨人に将来を顧みずにＦＡ補強を重ねて何度かの優勝を体現した。世は複数回の優勝監督を名将と呼ぶ。

その「名将」は単なる張りぼてだったこと、言い換えれば、何もしないでも勝てるチームの監督であったことに今でも気付いているはずはないだろう。

それが原政権の表舞台。部隊の裏側は「酒池肉林」。原だからこその舞台裏。酒、女、博打の「何でもござれ」状態。取り締まるべき監督その人が１億円もの解決金で裏社会との取引。

野球賭博で数人の巨人選手が球界を追われた。これも原政権下で起こった裏の出来事。酒場での醜聞は坂本や長野や沢村といったレギュラーに囁かれる。阿部もまた同じ。週刊誌ネタが踊る。

そんな、ただれきった巨人をそのままにして現場を逃走したのが原ではなかったか。僅か４年前の出来事。もう執行猶予？拘置所を逃走した奴より罪は深いはずなのに？

原に功績などない。あるとすれば阿部や村田にバントさせたくらいだ。まあ、情けない。大阪桐蔭でもそんなことはしない。潔さの欠片もない証左だ。もうそんな野球は見たくない。

それ以上に、原が出てきて、またぞろ村田や斎藤が喜色満面になるのかと思ううと反吐が出る思いだ。こ奴らの無能が今の巨人を築いたというのにその反省がない。潔さの欠片もない。

「能無し」は現場だけではない。最大の能無しは、今では山口オーナー。そして読売幹部。ナベツネは別格の脳タリン。どうせ今回の人事案はナベツネー山口ラインよ。

彼らにはもう原しか持ち駒はないのだろう。松井に蹴っ飛ばされて「目が覚めた」かなと思ったけどまだ眠ったまま。もう目覚めることはないでしょう。没落の巨人をこの目で見てやろう。