今年はトマトを3種類、プランターに植えた。
最初の頃は、不必要な脇芽を取り去り、充分栄養が行き渡るようにした。
花が咲き、実が着き、赤く染まる頃には、毎日の様に収穫出来て、こんなにトマトが有り難かったことはない。
多くもなく、少なくもなく、毎日収穫出来るのは有り難い。
多くもなく、少なくもなく、毎日収穫出来るのは有り難い。
その内、水やりと肥料は与えるものの、殆どほったらかしになり、トマトの枝は Amazonもとい密林のようになった。
脇芽から伸びた枝にも実が着き、実の大きさも疎らではあったが、売り物にするわけでもなく、自家消費なので気にはならなかった。
秋になっても、まだまだ花は咲いている。
過去に一度、家の中で鉢植えでトマトを育てた事があったが、冬でも充分育ち実を付けてくれる。姿形が悪くなっても、脇芽を育てると活性化する。
いつだったか、TVニュースでナントカ万博で温室に1本のトマトを巨木化して、葡萄棚と言ったらいいのか、大きな果樹と言ったら良いのか、育てて実を採取しているのを観た。
枝を切って水の張ったコップに入れても、根が出る。
随分と丈夫な植物である。これだから南米から世界中に広まったのだろう。
トマトが赤くなると、医者が青くなると言われる程、トマトは栄養価も高い。
毎年のように品種改良もされて、色とりどりのトマトが見られるようになった。来年は、どんなトマトに巡り会うだろうか。来年はどんなトマトを植えようか。楽しみは増すばかりである。
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