朝、9時半に産業会館前からバスに乗り、新潟へ向けて出発する。第15回日沿道建設促進フォーラムに参加する為である。温海ICから一般道に降りて、日本海を見ながら国道7号線を南下する。
片側交互通行の箇所では、待たされずに順調に走る。この工事は、日本海の高波防止の為の工事である。国道7号線は、ちょっとした高波で通行止めになる道路なのである。ここが通行止めになると迂回路は遠く、不便を強いられている。
高速道路のミッシングリンク(繋がれていない道路)は、山形県の温海から新潟県の村上までの県境付近である。峠があり、狭い耕地は秋の色に染まっていた。
朝日まほろばの道の駅でトイレタイム。そのトイレでみかけたでかいスーイッチョン。ウマオイだろうと思われる。実はウマオイはトイレの壁(ブース)に逆さまにしがみついていた。それを横に回転させた為、脚のふんばりがおかしい。
朝日から高速に乗る。豊栄ICで降りて新潟市中央区に向かう。
これの写真は万代橋を渡っている途中である。橋の向こうは川に見えるが新潟港の一部でもある。
会場は西堀通りに面したイタリア軒。多分ホテルなのだと思う。
会議に入る前の腹ごしらえは、イタリア軒の小路を挟んで向かいの割烹「蛍」だった。ちょっと綺麗!
2002年の都市景観賞を貰った建物のようである。
アプローチも、店内も綺麗だった。部屋は掘りごたつ風の和室に通される。
ご飯は15穀米だそうだ。左上の器は山芋と昆布のトロロで、ご飯にかけると麦飯のように美味しかったそうだが、私はトロロはご飯にかけない派なのだ。食事はこの他にデザートとコーヒーがついた。
会場のイタリア軒に入る。このホテルのある西堀通りは寺町で、驚くほどの寺が並んでいた。
本会場は異国情緒たっぷりの壁画が張られていた。
いつものフォーラムでは各県からの意見発表4名と、記念講演に神戸製鋼ラグビー部総監督の平尾誠二氏の「ラグビーに学ぶリーダーシップと強い組織づくり」を拝聴することになる。平尾氏本人は自分の中学から高校時代のラグビーと恩師の話を中心に語られた。「理不尽な話」として毎日のように体罰される内容だったが、現在問題になっている桜ヶ丘高校の体罰にちょっとは触れた。氏の青春時代はなぐられるのが当たり前の頃だったので、その模様を面白おかしく聞くことにはなるのだが。同じように指導して行くには難しいのではと思う。
酒田-新潟市間は、鶴岡-温海が開通し、県境を除き村上から新潟市まで繋がった為に、所要時間が短くなったとはいえ、会場までに3時間かかった。日中だからなのだろう。
帰りの三面川では、魚釣り(鮎釣りにしては海に近い?)の人が随分といた。海側はもっと凄かった。
遠くにいくほど霞む山々は、本当に美しいかった。やがて夕焼けを浴び薔薇色に染まるようになる。
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