噂に聞いていた大山の酒まつりに行ってきた。
JRでは臨時列車が出るという。
何十年ぶりかで各駅停車に乗る。
酒田からは羽前大山まで40分はかからなかった。結構速い。
しかし、酒田駅でPASMOもSUICAも使えなかったのは、ちとショック。
駅から酒蔵までは意外に近い。
長い行列が見えたので、最後尾は何処かと見回したら、角を曲がってまだ続いていた。
酒まつりのチケットは2種類あって、酒蔵を巡るコースと公民館で新酒を楽しむのに別れていた。
公民館を目指す。
市長を始めとする来賓の挨拶が終わり
東京都の二元中継で酒まつりは始まった。
折り詰めがついた。鶴岡市大山の「なな八」の料理だが、お品書きと折り詰めが逆さまである。本人は気が付かない。
蔵めぐりは4箇所だが、新酒は5箇所の蔵元から届いていた。
5本の内4本が吟醸かそれ以上、大山はしぼりたてで火入れしてなくピリピリする。
漬物は本長の品物で、どれもうまい。
美味しいのが見つかったら、帰りに買うとするルートなのだと思う。
5つの蔵元の新酒を飲み比べする都度に、一升瓶に入った仕込み水で口の中を中和させる。
じゃんけん大会など一通りの行事が終わって、そろそろ電車の時間かなと外へ出た。
大山の町は、犬まつりの時のように人々が歩き回っている。
日本酒のまつりなのに、若い人が多かった。
酒田でもこんな行事が出来ないだろうかと思っても、旧市内にある酒蔵は黒森や浜中など南の地域に移転、点在している。
残っているのは上喜元くらいか。町を歩いて蔵めぐりできるのは、大山のような町でしか見込めないのだとは思う。
大山の町と駅は、保安員も鉄道マンも特別に集めて、臨時のチケット売り場も出来て、ごった返ししていた。
電車は山手線並の混み具合になり、「もう少し詰めて!」と再三に渡り声がかかる。
おかげで6分遅れで羽前大山の駅を出発するも、次の鶴岡駅で大半が降りていった。
天気が崩れ、粉雪の舞い散る酒田の停車場に着いた。
駅前が改修されて、新たにガス灯が設置された。
駅前の「Q吉」で二次会となる。
「Q吉」さんとこは、酒田に日本一のレストランと映画館を作った佐藤久一さんのお孫さんだそうだ。
ここでも飲み比べである。
お土産に買った呑み比べセット
私はこれの味見はしていない。
地元で流れた大山酒まつりのニュース
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