岡崎市北部にある「奥山田の枝垂れ桜」だ。地元では有名な桜のようで、満開の時期には、平日でも駐車場所に困るほどの人が訪れる。案内板には、“持統天皇お手植えの桜”だという伝承があると記されていたが、この桜自体はそれほどの樹齢を経ているようには見えないので、もしかしたら、その子孫なのかもしれない。いずれにせよ、岡崎市指定の天然記念物になっているエドヒガンザクラで、傘のように開いた樹形が美しい。
岡崎市北部にある「奥山田の枝垂れ桜」だ。地元では有名な桜のようで、満開の時期には、平日でも駐車場所に困るほどの人が訪れる。案内板には、“持統天皇お手植えの桜”だという伝承があると記されていたが、この桜自体はそれほどの樹齢を経ているようには見えないので、もしかしたら、その子孫なのかもしれない。いずれにせよ、岡崎市指定の天然記念物になっているエドヒガンザクラで、傘のように開いた樹形が美しい。
犬山市の圓明寺にある樹齢300年の枝垂れ桜だ。去年の桜見物は少し遠出をしたが、今年は近くにある一本桜をいくつか見てみようと思って、最初に見に出掛けた桜だ。一昨年もここを訪れているので2回目だが、圓明寺の桜は風格がある古木で、花が多く枝振りも良い見事な枝垂れ桜だと思う。撮った写真の整理ができてなかったので、ちょうど1週間前の画像が今日になってしまった。
先週、岐阜県中津川市のシデコブシ群落を見に行ったら、満開にはまだ時期尚早で、ようやく開花が始まった程度だったので、その帰りに土岐市の「陶史の森」に立ち寄ってみた。2月から3月にかけて暖かい日が続き、どの花も開花が早いだろうと思って出掛けたのだが、東濃地方ではどうも例年並みのようで、シデコブシもリンドウもようやく咲き始まったところであった。このところの急な花冷えで、この分では、「陶史の森」の散策路でハルリンドウが咲き誇るのはもう少し先になるかもしれない。
半世紀も前の話ながら、子供の頃には近くの林や川沿いの湿地には一面にリンドウの花がたくさん咲いていた記憶があり、紫色の可憐な花はそんなに珍しくもなかったのだが、自生地は次第に減ってしまい、今では都会から離れた保護された場所でしか見られなくなってしまったようだ。