豊田市の小原地区(旧小原村)に咲く四季桜を見に出掛けた。去年の今頃はまだ満開にはほど遠く、11月末にあらためて出直したくらいだから、まだ少し早いだろうと思っていたのだが、今年は開花が早かったようで、もう既にちょうど見頃になっていた。雲一つない絶好の秋晴れで、青空をバックに咲く四季桜と紅葉の彩りが素晴らしかった。山の斜面に咲く満開の四季桜は壮観だ。この地区には、愛知県の天然記念物に指定されている樹齢100年余りの古木など、8000本の四季桜が植えられているという。
今週中頃は、夕焼けが綺麗な日が続いたようだが、あいにく用事があって夕日を撮り損ねた。これは先週末に撮った夕日だ。冬至の頃には、太陽は橋の左端あたりに沈むようになる。あと1ヶ月あまり経てば、秋も終わってまた寒い冬が来るのだろう。
矢田川河川敷は緑地公園化されていて、散策路にもなっているが、散策路に沿って所々に真っ赤な狂い咲きのボケの花が咲いている。生け垣のように綺麗に剪定されているので、公園として整備された時に植えられたものだろう。
よく散歩に行く近くの矢田川河川敷には、上流から種が流れてきて芽を出したのが大きくなったのではないかと思われるナンキンハゼ(南京黄櫨)の木が何本も生えている。その殆どがだいぶ色付いて赤くなってきた。ナンキンハゼは、字の如く中国原産だそうで、公園などで時々見掛けるが、紅葉が綺麗な木だ。形が面白い白い実は、冬になっても残っているのが多く、小鳥の格好の餌になっているようだ。