ヘクソカズラの花は長さ1㎝ほどの釣り鐘状で、花弁の先端が5つに裂けて平開している・・・と図鑑には書いてあるが、花弁は、最も多く見かける基本型の5裂だけでなく、次いで多い6裂のほかにも、稀に3裂や4裂、珍しい7裂もつい最近見つけた。蕾の時に何らかの物理的な刺激によって変化したのかもしれないが、ヘクソカズラの花には形や色の変異が多いらしいから、必ずしも外的要因だけでもなさそうだ。今月上中旬に見掛けた3裂から7裂まで分かれている花を順に載せてみたが、あってもよさそうに思われる8裂というのはまだ見ていない。

(同じ蔓に3裂と4裂の花が並んで咲いていた‼)




(同じ蔓に3裂と4裂の花が並んで咲いていた‼)


