角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

サッカーWカップを通じて、大手メディアに思うこと

2014-06-26 08:54:53 | 時事問題

 6月25日(水)は、4時50分に起床。

 何のためかと言えば・・・・・W杯日本戦観るためじゃありません。 出勤前に田んぼのまわりの雑草を刈るため。いわゆるクロ刈りというやつですな。作業しながら、今頃日本代表はどうなってっるべとか思いましたが、不謹慎を恐れず言えば、「まぁ事実上の消化試合(両チームにとって)なんだから、善戦してくれればそれでいい」という気持ちのの方が強かったです。そう思った方も多かったかもしれません。



 断っておきますが、小生はサッカーには全く門外漢の素人だし、評論などできるわけもありません。熱烈な日本代表サポーター及びサッカー通の方申し訳ありません。ただ、以下大手メディアの報道のありかた(特にテレビのバカ騒ぎ)についてちょっと書きたいだけです。
 
 さて、25日早朝は日本代表を応援したくなかったわけではなく、あのコートジボワール戦を見た時、ただ単に現実に目が覚めたように感じてしまったんですね。あれって単に調子が悪かっただけなのでしょうか?
 自分はなんとなく、これが日本の実力なんじゃないかと思えたし、普通に考えればFIFAランキングからいっても、今回の結果は妥当と言えるのでないでしょうか。つまり、日本いやアジア勢 全てはただ単にアジア枠のおかげで、このグループリーグに入れてもらってるのに過ぎないのではないかと。

 では、なぜ国民全体が浮かれたように、「グループリーグ」突破を当然のように考えるまでになったのでしょうか?

 小生は間違いなく、「大手メディア」による洗脳とは言わないですが、擦り込みや意図的な煽りがあったように思います。

 例えばテレビでも、このWカップ始まってから、NHK・民放問わず特集を組み、必要以上、実力以上に選手を持ちあげ、お涙ちょうだいの美談までこしらえて、お茶の間に垂れ流します。
 ある解説者などはベスト8も夢じゃないと予想し、本田選手など一部の選手にいたっては「世界一」を公言し、それをなんの批判もなく放送するワケ。いくらなんでも、これは自制を促す識者なり、OBあっても良かったと思うんですが、まぁそんな解説者はテレビに呼ばれるわけありません。 
 これはもう「スポーツ」というよりか「興業」であり、彼ら日本代表は言わば、スポーツチームではなくロックバンドかなにかにみえ、サポーターはいわゆるその信者たちと化してしまった感があります。
 従って識者、解説者といえども、彼らに苦言を呈することは、はばかられる雰囲気だったのではないでしょうか。
 スポンサーについた大企業の大金使った広告のことを考えれば、景気の良いことしゃべる解説者なり識者の方が良いに決まってるし、そこいら辺の大人の事情は充分察して余りあるのですが・・・・・このまま、代表選手らを持ちあげるばっかりの報道では、かえって強くなる逸材もダメになっちゃうんではないでしょうか?

 で、終わってみれば「ザック監督、采配ミス認める」とかって、手のひら返したような報道始まるでしょう。メディア自身の報道の在り方・及び責任について検証とかは何故されないのでしょうか?

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これって、今から70年前のあの「大東亜戦争」報道の時から、何にも変わってないんですね。


当時の朝・毎両新聞

 
 さて、自分昨年の12月30日の自身のブログで、次のように書いてます。

「あの「大東亜戦争」は一部の“いわゆる”A級戦犯や、暴走した軍部が起こしたものと言われていますが、それは違います。
 あの、どうしようもない弱肉強食の帝国主義が全世界を覆っていた時代、日本だけじゃなく欧米列強も狂っていたし、その中で日本が列強の植民地に落ちないようもがいていたことをまず理解する必要があります。
 そして、「戦争支持」の熱狂は日本国中に満ち満ちおり、国民により圧倒的に支持されてたんですね。そして何よりも、戦争を一番煽っていたのが「朝日新聞」や「東京日々新聞(現毎日)」などのマスコミです。従って、真の戦犯はこれらメディアと言えるのではないかとオラは思ってます。」

 当時、米国との戦争を煽る大手メディアは日本軍、特に帝国海軍「連合艦隊」を実力以上に、持ちあげ「米国恐るるに足らず」と論陣を張ります。すると、軍、特に何故か陸軍の若手将校を中心に「国民の負託にこたえて英米を撃つ」みたいな、一種の高揚感が軍及び日本中に蔓延し、また根拠もなくアメリカに勝てると思いこんでしまったわけです。そういう、軍を抑えるために、陸軍大将・東条英機が総理大臣に就任したんですね。結果的には東条内閣によって開戦しましたが、彼の内閣の第一の任務は「米国との戦争回避」だったわけです。しかし、メディア・国民の熱狂的な「開戦」の世論におされ、戦争回避の任務に東条は失敗したのです。開戦が決まった晩、東条の寝室からすすり泣く声が漏れていたことが娘さんの証言で明らかになっています。
 2012年12月公開の映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」にも、このメディアの煽りと企業・商人らの景気の関係について克明に描かれています。新聞社は日本軍を必要以上に持ちあげ、冷静な分析はせず、開戦の論陣を張ります。また、戦争景気で儲かる日本企業及びサラリーマン国民は大歓迎なワケ。で、散々戦争を煽った大手新聞社の主筆は戦後、手のひら返したように、全ての敗戦の責任を軍人に押し付けるんですがね。

 「国民を煽って、日本を戦争に引きづり込んだ張本人、悪魔・東条英機!!」

・・・・ってみたいにね。「そりゃおまえだろっ!!」って朝・毎新聞なんかにはいつも思うんですが、未だに、当時の自分たちの報道の在り方には「ほっかむり」して、自分たちだけ良い子になってるでしょう。ばれてんのにバカでないべか。

 ね、我が国大手メディア体質はなーんにも変わってないと思えるんですよね。

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話は、全く変わって・・・・・

それにしても、うちの田んぼ横にはワラビが生えてて、ワラビ取りよく来るんですが、缶ジュースの缶をなんで捨ててくの?

草刈りしてるとホント腹立つんですよね。


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