恐らくほとんどの人(小生を含む)が、この間までは、21世紀の現代に軍事力で他国に攻め入るなんてありえないと思っていたはず。まさに平和ボケ・・・
今回の「ウクライナ危機」はそういう意味で我々に、国際社会は未だに19世紀的な弱肉強食の現実が残っていることを教えてくれたと言えます。
改めて認識できたことは・・・
一人に権力が集中する独裁制国家が秩序を破壊する現実。
これは、閣議や合議制での決定を経ず、たった一人のリーダーが決断しちゃうとすぐ戦争になっちゃう。被害妄想などの正常な判断ができなくなると誰も止められない。
そして、それは・・ロシア、中国、北朝鮮・・全て日本の隣国です。
国土防衛に軍事依存している同盟国アメリカの相対的な国力の低下。
世界の警察を誇っていた米国も今は昔。本国の有権者も米兵が他国のために命を落とすことを極端に嫌っていることもポイント。大統領とて、それは無視できない。日本も例外ではありません。多分、尖閣諸島ごときで米軍は戦力を出しません。
エネルギー政策を夢物語で語ってはいけない。
原子力発電を止め、他国に依存度を深めるドイツが今一番欧州で足を引っ張っている。理想論をいう前に、エネルギー政策は現実的であるべき。商売のための開発はいいけれど「脱炭素」などという夢物語を見てはいけない。国の根幹をなすエネルギー政策は、石炭を含む「火力発電」と「原子力発電」のベストミックスで、経済と国民生活を支えるべき。
今こそ、日本の独立を守るため、リアルな国土防衛のあり方について、国民的な議論をするべきです。
北から
10年後、ロシアが北海道に戦術核を投下して進軍してくるかもしれない。
凍らない、すぐにでも太平洋に出られる港を持つことは、ロシアにとって、帝政時代からの悲願。
西から
10年後、北朝鮮が最先端技術開発したミサイルで、恫喝してくるかもしれない。
現実に過去彼らは、日本海から我が国土に侵入し、同胞を連れ去ったのです。
南から
そして。最も恐ろしいのが中国。台湾を落とし、尖閣諸島、石垣島、宮古島と南から北上し、それらの島々をミサイル要塞化して、制空権と制海権を取りにくるかもしれない。
もはや、9条がどうのとか、平和憲法がどうのとかという子供の議論をしている暇はありません。
政府は有事の際の心構えを持つよう、国民を啓蒙すべき時が来たような気がします。
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