小生が筋金入りのシャーロキアンだから言うわけじゃないけど、現在公開中の「シャーロック・ホームズ/シャドウゲーム」は本当に面白い!!
前に書いた「シャーロック・ホームズ」ネタ↓↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20111214
(ホームズとワトソン)
ガイ・リッチー監督とロバート・ダウニーjrの新解釈“だらしない”ホームズは、前作で世界中のシャーロキアンをアッと言わせましたが、今回は更にスケールアップしています。
ジュード・ロウ演じるドクター・ジョン・ワトソンも主役以上の大活躍で(ドイツ兵器工場は見もの)二人が主役の映画といえるでしょう。
原作の「最後の事件」(「回想のシャーロック・ホームズ」より)を拡大解釈し、19世紀末のロンドン、パリ、ドイツ、スイスが舞台と007なみのスケールの大きさです(実際、ボンドガールみたいなのも大活躍)。
シャーロキアンであれば、一番ワクワクする、宿敵モリアーティ教授との対決のお話し。
(モリアーティとホームズ)
原作者サー・アーサー・コナン・ドイルは本当は歴史ものの大作をを執筆したいのに、アルバイトで書いた「ホームズシリーズ」が大ヒット。
何時もで経っても、歴史もの執筆のメドがたたないため、ホームズを死なせて「ホームズシリーズ」を終わらせようと考えたわけ。
で、ホームズを殺すために用意したのが、数学と悪事の天才、ジェームズ・モリアーティ教授。
原作では陰湿で爬虫類っぽい暗い人間に描かれています。
↓↓これは、小生の家に飾ってあるシドニー・パジェットの「モリアーティの肖像画」
で、映画ではジャレッド・ハリス演じるこの悪の天才は、生気にあふれ、表向きは大学で精力的に働く陽性の人間として描かれています。
もちろん、裏ではワトソン夫妻を暗殺しようとしたり、ろくでもないことばっか企むんですけどね。
しかも、頭脳だけでなくホームズと同じボクシングの名手という設定がミソ。これがラストの伏線に・・・
J・ハリスのモリアーティ
実際、原作でのホームズは、ボクシングの達人であり、しかも日本の格闘技“バリツ”(?)という謎の東洋武術も身に付けた、まさにマーシャルアーツの達人として描かれています。
原作S・パジェット絵
前作から今作でもブルース・リーも真っ青な、華麗な格闘技がさく裂します。
いやー、しかしロバート・ダウニーjrは実に見事です。相当練習したんだろうなぁ。
んでもって、本映画にはシャーロキアンが涙する原作の有名キャラクターが揃い踏みするわけ。
ホームズの永遠の恋人アイリーン・アドラー(「ボヘミアの醜聞」)
ホームズの兄で政府の要人マイクロフト・ホームズ(「ギリシャ語通訳」「ブルースパーティントン設計書」)
ワトソンのフィアンセというか妻 メアリー・モースタン(「四つの署名」)
モリアーティー教授の右腕スナイパーセバスチャン・モラン大佐(「空家の冒険」)
まさに、ホームズ世界のきら星のごときオールスターです。
(中央:マイクロフト・ホームズ)
それにしても、このガイ・リッチー監督の細かいショットとスローモーションを巧みにつないでいく演出は、あのサム・ペキンパーの「ワイルド・バンチ」(1969年)を思い起こさせる映像美学で実に華麗です。
特に、ドイツの森を大砲と鉄砲の弾から逃げ惑うシーンは圧巻で、3Dなんぞ無くとも演出一つでこうも見事な映画が出来るんだという見本のようなものですね。
さて、ラストは原作通りスイスは「ライヘンバッハの滝」での決闘となるわけですが、なぜ二人一緒に落ちなければならないかという解釈が実に絶妙にして見事です。
題名の「シャドウゲーム」もここでやっと意味がわかるしかけ。
↓↓これも、小生の家に飾ってあるシドニー・パジェットの「ライヘンバッハの決闘」
映画中盤パリでモーツアルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」を鑑賞するモリアティーと爆弾テロを防ごうとするホームズ達との攻防を描くシーンがあります。
この歌劇の一番有名な死せる司令官が悪のドン・ジョバンニを地獄へ引きずり込むシーンを挿入することで、この滝での決闘の伏線としたことがわかり、その見事な脚本と演出にうならされるんですよね。
いやいや本当にお見事です!
さて、原作者コナン・ドイルはホームズの熱烈な愛読者達の圧力により、ホームズを復活させなければならくなってしまいました。それが「空家の冒険」(「シャーロック・ホームズの生還」より)なんですが、この映画でも原作通りちゃんと、セバスチャン・モラン大佐も生き残りますし、多分続編もあるでしょう。
いやー楽しみです!!
前に書いた「シャーロック・ホームズ」ネタ↓↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20111214
(ホームズとワトソン)
ガイ・リッチー監督とロバート・ダウニーjrの新解釈“だらしない”ホームズは、前作で世界中のシャーロキアンをアッと言わせましたが、今回は更にスケールアップしています。
ジュード・ロウ演じるドクター・ジョン・ワトソンも主役以上の大活躍で(ドイツ兵器工場は見もの)二人が主役の映画といえるでしょう。
原作の「最後の事件」(「回想のシャーロック・ホームズ」より)を拡大解釈し、19世紀末のロンドン、パリ、ドイツ、スイスが舞台と007なみのスケールの大きさです(実際、ボンドガールみたいなのも大活躍)。
シャーロキアンであれば、一番ワクワクする、宿敵モリアーティ教授との対決のお話し。
(モリアーティとホームズ)
原作者サー・アーサー・コナン・ドイルは本当は歴史ものの大作をを執筆したいのに、アルバイトで書いた「ホームズシリーズ」が大ヒット。
何時もで経っても、歴史もの執筆のメドがたたないため、ホームズを死なせて「ホームズシリーズ」を終わらせようと考えたわけ。
で、ホームズを殺すために用意したのが、数学と悪事の天才、ジェームズ・モリアーティ教授。
原作では陰湿で爬虫類っぽい暗い人間に描かれています。
↓↓これは、小生の家に飾ってあるシドニー・パジェットの「モリアーティの肖像画」
で、映画ではジャレッド・ハリス演じるこの悪の天才は、生気にあふれ、表向きは大学で精力的に働く陽性の人間として描かれています。
もちろん、裏ではワトソン夫妻を暗殺しようとしたり、ろくでもないことばっか企むんですけどね。
しかも、頭脳だけでなくホームズと同じボクシングの名手という設定がミソ。これがラストの伏線に・・・
J・ハリスのモリアーティ
実際、原作でのホームズは、ボクシングの達人であり、しかも日本の格闘技“バリツ”(?)という謎の東洋武術も身に付けた、まさにマーシャルアーツの達人として描かれています。
原作S・パジェット絵
前作から今作でもブルース・リーも真っ青な、華麗な格闘技がさく裂します。
いやー、しかしロバート・ダウニーjrは実に見事です。相当練習したんだろうなぁ。
んでもって、本映画にはシャーロキアンが涙する原作の有名キャラクターが揃い踏みするわけ。
ホームズの永遠の恋人アイリーン・アドラー(「ボヘミアの醜聞」)
ホームズの兄で政府の要人マイクロフト・ホームズ(「ギリシャ語通訳」「ブルースパーティントン設計書」)
ワトソンのフィアンセというか妻 メアリー・モースタン(「四つの署名」)
モリアーティー教授の右腕スナイパーセバスチャン・モラン大佐(「空家の冒険」)
まさに、ホームズ世界のきら星のごときオールスターです。
(中央:マイクロフト・ホームズ)
それにしても、このガイ・リッチー監督の細かいショットとスローモーションを巧みにつないでいく演出は、あのサム・ペキンパーの「ワイルド・バンチ」(1969年)を思い起こさせる映像美学で実に華麗です。
特に、ドイツの森を大砲と鉄砲の弾から逃げ惑うシーンは圧巻で、3Dなんぞ無くとも演出一つでこうも見事な映画が出来るんだという見本のようなものですね。
さて、ラストは原作通りスイスは「ライヘンバッハの滝」での決闘となるわけですが、なぜ二人一緒に落ちなければならないかという解釈が実に絶妙にして見事です。
題名の「シャドウゲーム」もここでやっと意味がわかるしかけ。
↓↓これも、小生の家に飾ってあるシドニー・パジェットの「ライヘンバッハの決闘」
映画中盤パリでモーツアルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」を鑑賞するモリアティーと爆弾テロを防ごうとするホームズ達との攻防を描くシーンがあります。
この歌劇の一番有名な死せる司令官が悪のドン・ジョバンニを地獄へ引きずり込むシーンを挿入することで、この滝での決闘の伏線としたことがわかり、その見事な脚本と演出にうならされるんですよね。
いやいや本当にお見事です!
さて、原作者コナン・ドイルはホームズの熱烈な愛読者達の圧力により、ホームズを復活させなければならくなってしまいました。それが「空家の冒険」(「シャーロック・ホームズの生還」より)なんですが、この映画でも原作通りちゃんと、セバスチャン・モラン大佐も生き残りますし、多分続編もあるでしょう。
いやー楽しみです!!
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