選挙期間中、なんだりかんだり言えないのですが、まぁ海外ニュースならいいでしょう。
今週最大のしょうも無いニュース「米国格付け会社が日本国債ランクを格下げ」。
So what?(だから、それが何か?) ばかばかしいったらありゃしない。
こっれって、国の破綻(デフォルト)の確率ランクですよ。
まぁ、簡単に言えば、日本が与野党含めて消費増税先送りしたことに対して、「財政再建への本気度が足りない!!」 って、エラソーにこの赤毛人どもが、日本の内政上のことに口出してるわけですな。
ぶっちゃけ、こいつら(ムーデーズ、フィッチ) 「サブプライムローン債権」を最高ランクの格付けしてたにもかかわらず、ご存じリーマンショックでこの債権は暴落したでしょう。
その程度の分析力しかないヤツらの戯言(たわごと)なのに、なんで日本のメディアはこんなに大きく取り上げるんでしょうか?
しかも、ご丁寧に「韓国や中国より格付けが下」なんだって!!
オラ、これ見てしばらく爆笑してしまいましたよ!!
そもそも国債って、その国の通貨の信用度によって、金利が上下するんですが、何時から「ウオン」とかが国際通貨になったのでしょうか?
欧米に行ったことがある人なら解ると思いますが、「米ドル」や「ユーロ」って「円」とは両替(エキスチェンジ)できても、「元」「ウオン」だのって、いくらお願いしても替えてくれないんですな。
ファクトは・・・・
1.それでも、日本の国債金利は全世界で最低。
2.日本の国債は、全部自国通貨建てすなわち、円建て(コレ一番決定的)。
3.世界最大の対外純資産保有。
・・・ね、日本国債の金利が暴騰して、破綻したくとも破綻できないんですよ。
ニュースでも、国際的な紛争やらトラブルあると、必ず「円買い」が発生するでしょう。
その際、「比較的安全とされる、円を買う動きが広がっています」という解説結構聞くと思います。
例えばですが、中国や北朝鮮の大物が海外に亡命したとしましょう。で、彼らが、いくら「元」やら「ウオン」持っていても、買い物できないんですよ。子供銀行のニセ札と同じ扱いされるわけ。
でも「円」は違います。世界中で、喜んで両替してもらえるわけ。
なので、トラブル時、命からがら逃げる時、「円」を持ってたら生き延びることができるるわけ。それくらい「円」は最強なんです。
だいたいねぇ、米国債って中国から半分も買ってもらって、今や米国は中国に頭が上がらないでしょう。こんな如何わしい国債が日本よりもはるか上のトリプルAってどこをどう分析すればこんな結果になるのでしょう。まして、あんな不透明な中国債まで、日本の上・・・ばかばかしい。
断言してもいいですが、これらの格付けは、東京ドーム前にたむろしている競馬の予想屋よりも当らないでしょう。
繰り返しますが、彼らが最高ランクの格付けしてた債券がリーマンショックで暴落したという事実を踏まえたら、こんなどうでもいい分析なんかニュースにする方がおかしい。
もっと言えば、彼らは自分らで金利を上下させ、それで旨みを吸う、いやしいハゲタカだということを忘れてはいけません。
競馬の予想屋さん
ハゲタカさん