まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

あの国は、国と呼べる代物ではないかもしれない。

2007年08月21日 | 隣国問題
なんだか、最近の中国は、すごいよなぁ。
アメリカと世界を半分にして「管理」し合おうとか、
正気の沙汰とは思えない申し入れを、アメリカと協議しようとしたり、
断られたりと、
「力」を認識し始めたよなぁ。

最近、この北京オリンピックが、あのナチのオリンピックになぞらえるような
発言が世界各国から言われるようになったのには驚くが、
依然、日本のマスコミは、そういうことには無頓着だよね。

例の「慰安婦」問題にしても、
結局、アメリカで決議案が採択された件について、
採択時に出席した議員が、400名いる議員の中で、
出席者が、わずか数名だったことも、
朝日も毎日も、教えてくれなかった。
これで採択されるんだから、システムがよくわかりません。

一方、中国問題で、スーダン・ダルフール問題では、
中国を問題ありとして、採択を行ったが、
そのアメリカの下院では、
なんと全員が参加している。
システムがよくわからないんだけど、
こういうの、日本では、全くスルーされてしまいます。

日中共同世論調査:中国の対日好感度上昇 「印象良い」学生の35%

 【北京・堀信一郎】北京大学と日本の非営利組織「言論NPO」などが17日、
  北京で記者会見し、3回目となる日中共同世論調査の結果を発表した。日本側
  と中国側が相手国をどう見ているかを調べるもので、過去2回に比べ今回は中
  国側の対日好感度が上昇した。

  中国側の調査は5月に実施され、北京や上海など1609人の市民と、北京大
  や清華大など1099人の大学生から回答を得た。日本側の調査は18歳以上
  の男女1000人が対象。

  中国側の調査では「日本に対する全体的な印象」について過去2回の調査より
  も多い大学生の35・3%、市民の24・4%が「良い」「比較的良い」と回
  答。「日中関係の現状」は大学生の8・2%が「とても良い」または「比較的
  良い」と答え、過去2回よりも増加した。

  「日本というと、何を思い浮かべるか」との問いでは、大学生は1位が
  「桜」、2位が「南京大虐殺」、3位が「靖国神社」。過去2回の調査では
  「南京大虐殺」が1位だった。市民では今回「日本の電器」「南京大虐殺」
  「桜」の順だった。北京大の李玉教授は「日本に対するイメージが初めて歴史
  ではなく、文化(桜)と経済(電器)のキーワードになった」と分析した。

もう忘れてしまったかもしれないが、
お隣の韓国では、学校教育の現場では、特に日本攻撃が凄まじく、
あらゆる学科で、「日本憎し」を教え込んでいた。
ネット上で、ヨーロッパの旅行者がとりあげたことで火がついたが、
駅の周辺から、構内にかけて、
小学生とか中学生?の「絵」の展示が紹介されていた。

日本でも、スーパーとか駅で、家族の肖像とか、遊園地とか、
ほのぼのとした展示が見受けられるが、
その時のテーマは、確か、「日本を攻撃」する、みたいなものだった。

考え付くあらゆる攻撃を日本にしかけるという絵の大群は、
常識的に見て、これが文明国家の教育として、
本当にやっていいことなんだろうかと、
いくら過去に事情があるとはいえ、
馬鹿馬鹿しいお国柄を感じたものだった。

それと同じように、中国でも、国家の指示により、
対日本教育は先鋭化しており、
その都度、政策やら方針によって、強くなったり、協調にすすんだり、
このインターネットでさえ、
「言論統制」が行われている国である。

国の方針を「徹底する」という仕組みは、随分綻んではいるものの、
簡単に強制収用をしてしまう国となっては、
我々がどんなにイメージを膨らませても、
とても理解できない。

そんな中で、この意識調査。
ほのぼのと、いやー変わったね、なんて、多分、思っているご年配の方も
多いとは思うんだが、
国の方針が、変わっただけで、
現に、市民のほうは、出遅れている。

日本を思い浮かべるとして「桜」ということらしいが、
超エリートの学生が、日本ときて「桜」はないだろう。
おかしい。
こういう調査であっても、鵜呑みにできない国が中国なんである。

今であったら、走らせてみたら、内装の設備備品を根こそぎ盗まれてしまった
日本の技術提供の「新幹線」であったり、
あまりにもの影響の大きさから、ゴールデンタイムにおいて、
日本の放映を禁じた「アニメ」だったり、
もしくは、ゲームだったり、
ほかに色々とありそうなもんだ。

ただ、あれだけの大きな国だ。
そろそろ、好きだ嫌いだなんて、言えなくなるくらい、
飲み込んでくる時がくるかもしれない。
それは、朝日にしても毎日にしても、
歓迎なのだろうか?



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2 コメント

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親中? (ぜん)
2007-08-21 22:27:06
朝日と毎日は、中国をどのように考えているんでしょう。
反日の国に親近感を持つことが、反体制とでも思っているんでしょうか?
国際感覚を疑いたくなります。

それよりもっと信用できないのが、当の中国ですね。
こういう国に対する好感度があがるというのも、不思議な気がします。
朝日や毎日の功績?でしょうか。
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Unknown (ぜんさんへ)
2007-08-23 13:45:27
返信送れて申し訳ございません。
昔、60年代だったかしら、ソ連とアメリカの冷戦時代、ソ連が急速に力をつけてきた際、今のおっさん連中は、軒並み、古本屋に駆け込んだそうです。
ええ、共産主義の本を、根こそぎ買いまくったという話です。

今の、朝日、毎日に購入した人が多かったかどうかわかりませんが、未だに、中国に「憧憬」を抱いている人たちが多いのは事実なようですね。

ある意味、中国は、だんだん怖い国に、なってきたように思います。
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